月別アーカイブ: 2007年10月

気になる体重

df177824.JPG 1月から食事制限のダイエット。順調に減ってきた体重も3月のニュージーランド(ほぼ自炊)で満腹エブリデイ。そのため1月のはじめよりも体重が増えてしまった。そこで4月から運動+食事制限によって、この半年で7.5キロ(全体重の10%以上)くらい減らした。しかし、あまり人からやせたねぇ~とは言われないから、筋肉もついて順調なダイエットなんだろう。

 ところが、半年間毎日体重を量り続けてきたが、この週末のような外で過ごす日が要注意なことが、ほんわかと分かってきた。大体、外泊は「キャンプ」。それも昼間は体力勝負の活動をしている&人と一緒のことが多いため、いつもの自分の食事量とは外れた食事を取ってしまう。いつも外泊するたびに(キャンプ)体重が戻ってしまう・・・。今回も、寒さと体力温のため、初日にラフトの大会に顔をだしておよばれした夕飯も2人分を平らげてしまった。しかも、いつもは宗教上の理由で・・・などといいつつ人前では酒を飲まずにいるのだが、焚き火を前にすると思わず誰がいようが酒がすすみ飲みすぎてしまう・・・。おかげで調査の前よりも1キロ以上は太ってしまった・・・。

 しかも、今日はわけあってパソコンのハードディスクの復旧で時間を過ごし、分解・チェックなどをしていたため、金華山にいくタイミングを逸してしまった。なんとか運動をしなおして体重を目標の波に戻さなければ・・・。写真はハードディスク分解のために初めて買ったトルクドライバーといわれるドライバーです。やはりこんなマテリアルを所有する(今日買ってきた)のはなんだかいくつになっても楽しいものです。

 なお、カレー仙人のために一言。仙人もそんなHDDを分解する局面になったら(君はなりそうだから)ドライバーを入手したくなるとおもうけれど、そのときは、とりあえずT8という規格を購入したらよいと思います。私は一連のドライバーセットを一セットかいましたが、T10という規格以上で、結局T8のサイズを買いにもう一度走りましたから・・・。しかし、仙人のことだからそんなときはHDDを店屋にもっていってそれに合うのをちゃんと購入するから余計なお世話ですね・・・。うっかりさんなのは私だけか・・・。

避難

 今朝調査に合流した学生に、明日の天気は午前中は1時間に10mmの雨ですよと言われた。予定では昨日、今日でおおかたの調査を終えて、月曜日は雨でも昼までには終わるだろうと思っていた。ところが、スギの木の根本から枝が密生した林でまったく見通しが利かず、結局、ナタやノコで枝を切り落としながら測量をしていたため、どうやらあと2チームで丸一日がかりになりそうだ(それでも枝に苦戦し伸びる可能性あり)。そこで、携帯の天気予報サイトで明日の天気をチェックしてみた。6-12時の間だで90%の降水確率。これでは、作業効率が上がらない。ヒマラヤまでの時間を有意義に過ごすため、ここは勇気ある撤退をし、キャンプサイトを撤収してきた。

 さて、昨日と今日の林、鹿の糞が多いのは毎度のことだが、鹿一頭と思われる白骨が散乱、二つの角付きの頭蓋骨を学生が嬉しそうに拾ってきた。また山の中に、対と思われる鹿の角。これまた別の学生が嬉しそうにもって帰ってきた。

 森林の中をくまなく移動するので林の中の状況は100%よくわかる。おかげでマムシにも出会った。ところが僕らが斜面の下から上に向かって調査して移動するけれど、マムシ君もゆっくりと下から上に・・・。おいおい、後で、ワシらもそこ通るんですけれど・・・。などと棒で彼を突っついたりすれば眠れる獅子を起こすようなもの。静かに彼に迷惑にならないように移動に気をつける。そして、彼は岩陰にとぐろを巻いて静かになった。おいおい、君、そんなところにいつもいるんかい?私らよくそんな岩陰に注意せず、いつも山の中走ってたよ。これから気をつけよっ。

 しかし、残念。また日にちを見つけて出かけないと行けない・・・。職場から1時間30分の道のり。家からなら2時間10分の道のり。つまり往復4時間20分。日照時間の短い今は、なるべく長く調査の時間をとるように朝早くから調査を始めなければいけないが、秋のはじめの締め切り原稿等で、いまは夜型。朝早起きできない。調査の日の朝はとてもつらい・・・。そんな一日がまた近々やってくる。

森林調査 一日目

20327b9f.jpg朝から郡上市明宝村で森林調査です。かなり手強い林です。枝が密生し歩くのも大変です。そこを一本一本位置を気の遠くなる二千本はかります。連休中に終わらせたいけど無理かも。台風きてる?わからないけど不安。
鹿の泣くかなしい声が聞こえてきたけど、こっちも泣きたい…。
下界の八幡でラフトの全国大会。お呼びがかかってのぞいたら弁当もらった。風呂もよばれた。今戻って焚き火中。寒い 寒い…

11時15分登頂

 凛と締まった漆黒の天空に、まばゆく光る天の川。その銀河を悠然と泳ぐ白鳥、琴、ワシ。今年の乗鞍高原、夏の大三角形。あんあに猛々(たけだけ)しかった夏の星座が今日は西の空でずぶ濡れになり羽をぬらして弱弱しい。変わりに東から、まばゆいスバルが昇っていた(光りは冬ほどキュンとくる輝きではなかったが)。今日、金華山からの下山途中、岐阜市の夜景を見渡す小高い岩に立ち、空を見上げて季節の移り変わりを星座で実感した。久しぶりに今日は星が出ていた。秋雨前線で曇りがちで、しばらくの間星が見えなかった。うーん、と妙に感心して物思いにふけりながら家路を急ぐ、午後11時30分。

 気分よく小高い岩から降りて、また樹林の小道に入ったら、現実が待っていた。1mごとにくもの巣に引っかかるのだ。せっかくのいい気分もクモの巣だらけで、興ざめだ。

 しかも、「オバボタル」。今日はビデオに収めようとビデオを持って登ったが、まったく役に立たない。光が淡すぎてビデオに写らないし、ナイトモードにしたらモニターがまぶしすぎて目がくらみホタルの光がわからない。しかも、草が明るく写りすぎ、かりにホタルが写っていてもホタルの輝きは打ち消される・・・。残念・・・。次回は、EOSのデジカメを三脚で撮りなんとかオバボタルを記録しようと思う。

 ところが、明日から月曜日まで学生を連れてキャンプしながらの森林調査。金華山からすくなくとも2日間遠ざかる。ホタルさん、まだ数日持ちこたえてね。

 ちなみに今日は先日の丸太に加え、ペットボトル2リットルを加えた12キロの夜登山でした。

斉藤・織田ホタル

 昨日、命名した斉藤・織田ボタルが頭から離れず、えっ、もしかして新種!?などとわくわくしていた。インターネットで「夜光虫」だとか「ほたる」だとか「芋虫」、「光」「秋」などと検索していた。どうもよく分らん・・・。新種の期待高まる!

 そこで、職場の、こーいった虫や鳥に詳しい同僚に「昨日、よる山の中で光るホタルのような明かりを放つ、芋虫をみた」といってたずねてみた。すると、彼は「あー、それはきっと『オバボタル』ってやつだとおもうよ。この時期といのがちょっとふしぎだけれど、ホタルはホタルでも幼虫のうちに光って、成虫になると光らなくなるやつだよ」と教えてくれた。

 インターネットで、オバボタルをしらべてみた。たしかに、体長1cmくらいで光る幼虫、秋まで光っているということだった。成虫は夏に飛んでいるようなので、きっと幼虫からサナギになる過程で冬をこすのだな。ホタルといったら、源氏ボタルと平家ボタルの二種類だけかとおもったけれど、どうやら日本には36種類(だったけなぁ)のホタルがいて、光らないホタルもいると。そうか!山で確かにホタルににたむしだなぁ~と思う虫がいたけれど、あいつらはホタル!だったんだ。

 昨夜のホタルでホタルへの理解深まりました。

追伸:
今日も無意味登山をしようとおもったが、家に着くなり雨が降ってきた。山登りの変わりに、スクワットをして登山の代わりにした。

新 金華山物語開始

2b65814c.jpg よせばいいのに・・・。新金華山物語をはじめることにした。実は望遠鏡を買うための目標だとかいって、夏に金華山を30往復することにしたが、それには、大きな背景があった。この秋、ヒマラヤへの調査に誘われていたのだ。当初、そんな20日も仕事を休めないのでと、あきらめていたのだが、ヒマラヤもエベレスト山麓ということで、なんとかいけたらと環境を整えていた。そしたら職場の理解もあり、昨日どうやら、今月下旬エベレスト山麓(5000~6000m)の氷河の調査(地球温暖化にともなう氷河の後退に関する調査研究)に参加できることになった。というわけで、これまでは可能性は低いかもしれないけれど、参加可能になったときに十分働ける備えをするために、金華山に夏に登っていた。苦しみながら・・・。しかし、おかげで山登りはだいぶ楽になった。しかし、問題がないわけではない。

 金華山に登るとき、第一回目は水筒500ml一本リュックに入れていた。しかし、2日目から、水だって我慢すれば飲まずにすむことを発見。しかも、どうしても水が飲みたければ山頂に水道もある。だから、金華山登山は空身(からみ)でやっていた。しかし、今回の調査は調査地まで歩いて一週間かかる。しかも標高は2800~6000mの移動。これを空身で行くわけにはいかない。相応の荷物を担いでいないといけない。

 というわけで、金華山物語第一章はとにかく30往復がテーマであったが、今日から出発までの約一月は「体に負荷をかける」をテーマにして、金華山登山を再スタートさせることにした。

 そこで思いついたのは、無意味に荷物を背負って山に登ることである。昨年、今年ニュージーランドのトンガリロクロッシングにチャレンジしようとしていた。結局、2年連続悪天候に阻まれこのトレッキングはできなかった。しかし、そのトレッキングで「水を2リットル」つまり2キロの水を担ぐことに尻込みしたという恥ずかしい経験がある。が、今回のヒマラヤはそんなことはいっていられない。空気は薄い、高山病の心配、2キロで尻込みしているような体力では生還できない。そこで、写真のように丸太を担いで無意味に山に登ることにする。今日は10キロ(背負子を含め)であったが、出発前までにはなんとか20キロくらいを担いで登るように徐々にオモリを増やしていけたらと思う。

 ところが、そんな無意味なオモリを背負っての登山。どう考えても変態である。すれ違うひとが「首をかしげ」、あの人、頭おかしいのではないか・・・などとおもうにち違いない。どう考えても恥ずかしい。そこで、人目につかないよう、夜登山をさっきしてきた。

 今日の収穫は2つあった。一つはライトアップされた岐阜城は11時に消灯であるが、その瞬間を現場で立ち会ったことである。下からみていたら、ブレーカーが落ちるように「バチッ」っといってライトが消えるような気がしていたが、実際はなんの音もしなかった。またライトが光っているうちは秋の虫がないているが、ライトが消える瞬間は秋の虫が一瞬息を呑むように静寂ができるのかとおもったが、そんなことはお構いなしに、虫の音は続いていた。さらに、誰かが消しているのかな、消した後ロープウェイで降りてくるのかな、などと思っていたが、タイマーで消えているようだった。(でもそのタイマー、どうも3分遅れている)これが収穫1。

 二つ目の収穫は金華山の下のほうまで降りてきて、町の光が時おり木々を通して登山道にもれてくるようになってきたとき、斜面で光る物体を発見したことだ。あかりは、ちょうど蛍のような光だった。この季節に蛍はいないが・・・。と思い考えてみた。きっと葉の上の水滴が街の光でたまたま光っているのだろうと思い、水滴を確認しようとライトを近づける。水滴はみえない。気のせいかとおもいライトをけしてしばらく暗闇を見ていると、やっぱり蛍の光。これは何だろう?光はゆっくり動く。光は明かりを増減させている。なんじゃコイツは?落ち武者の魂か・・・。それにしてはやけに小さい人魂だ・・・。他の光も近くで発見。ライトを近づけて調べてみたら、どうやら、テントウムシの幼虫のようなかっこをした体調1.5cmくらいの芋虫だった。その芋虫が光っていたのだ。下山途中、あちこちにその芋虫がいた。初めて見た!この虫の名前なんだろう。下山途中、仮の名前をつけてみた。源氏ボタル、平家ボタルを改変し岐阜城にちなみ「斉藤・織田ボタル」。

秋の足音

栗
 晴れている日はなるべく25キロの距離の原付通勤を心がけている。大きな荷物がない限り、いつもポコポコ時速40キロ。いけないことだが、この原付古い車なので出せば80キロでてしまう。しかし、40キロ。それ以上になるとエンジンが吼えてうるさい。そのため楽しい気分ではなくなるのだ。

虹
 さて、本日別の理由で40キロ走行になる。これまで、どんなに暑くても、バイクで転倒したりすると半そででは大怪我をするから、上着を着ていた。もちろん、暑い太陽光線で服は脱ぎたくなるが、血だらけになることを避けて長袖、手袋。実際、大学生のとき通行量の激しい産業道路を走行中、後輪がウンコのような柔らかなものを踏んだようにスリップ。そのまま走り続けたら、どんどん後輪が揺れ、状況が把握できなかった。けれどそのうち改善するだろうと走り続けたら、態勢を維持できなくなり転倒。うしろからトラックがビュンビュンくるなか私は一人原付で転倒し、頭・右肩・右ひじの三点をアスファルトでこすりながら血だらけになった経験がある。いまもそのアザが残っている・・・。もうそんな経験はごめんである。たとえ暑くとも、だから長袖なのだ。

 ところが、今日。今日は思わず長袖のボタンとファスナーをしめ、襟元もしっかり風邪が入らないように対処した。なんたって、風が冷たくなってきたのだ。40キロ以上出すと寒さが倍増・・・。
 それもそうか。季節はめぐり田んぼは稲刈りが終わり、稲穂をやく焚き火の匂い。栗の実が道路に落ちてたり・・・。
桂

 写真は職場で見つけた秋・虹・紅葉中継(桂の木はちょっと色気づいてきたが他はまだ)です。

動画編集

 ビデオを撮って、映像をきったり貼ったりするのがアドビのAfter Effectというソフトだと思った。張り切ってアマゾンでマニュアルを買った。そいつにまずは目を通そうと思い風呂で(もちろんお湯)パラパラみてみたら、どうもAfter Effectは動画の合成やモザイクかけたり・・・が得意なソフトで映像を切ったり貼ったりするためのソフトではなさそうだ。ショック・・・。すごい高いソフトだったのに・・・。あまり意味がなかったようだ。

 どうやらアドビの切ったり貼ったりソフトはPremiereというソフトのようだ。なんとかそいつをマスターしいずれブログに動画を載せようと思う。
 
 今日は明後日の後援で使う資料でパワーポイントにパソコン画面の動画を組み込もうと奮闘中。

 夢は豆CMでもつくってインターネットで公開すること。請うご期待。