ネパールにいったとき、カトマンズの登山道具での物価は日本並みだった。いろんな国情の国からきているのに、よく買うことができるものだと思った。日本で目出帽を買い忘れ現地調達をと思ったが、値段が高いので我慢することにした。
その後、カトマンズからエベレスト街道に飛び、ナムチェバザールに降り立った。ナムチェバザールでも登山道具屋は沢山あった。フリースの手袋とフリースの目出帽を買った。フリースの目出帽は「パタゴニア」製だ。値段は700円。めちゃくちゃ安いと感じた。結局使わずにすんだが、暖かいので、たまの原付通勤で使っている。また先週・先々週の乗鞍でも必需品であり(先々週は持っていかなかったが)私はよい買い物をしたと喜んでいる。この喜びに拍車をかける事実を先週の乗鞍で発見した。
上の写真のパタゴニアのロゴと、他に持っているパタゴニア製品のロゴとを比べると、目出帽のロゴの山の形が違う、色の順番も違う。つまりニセモノ。そりゃ安いわけだ。でも、逆にレアなものを手にした満足感がある。そんな話を近くにいた人に話したら(彼らもホモサピエンス・パタゴニアン)、こんな話を聞いた。知り合いの一人がネパールで「ノースフェースとパタゴニアのリバーシブル」のジャケットを発見したので「買い」だと思ってお土産に買ってきたとのこと。確かにお土産になる。平地での服は山での服とは違って、機能はとりだてて必要ないから、このお土産は僕も欲しくなった。もし、次回ネパールに行くことがあれば是非捜してこようと思う。