月別アーカイブ: 2008年2月

雪崩事故防止講習会

beacon 先週の水曜日の夜から出張していた。水曜日の夜乗鞍に向かい、木曜日は松本で宿泊し、金曜日は東京で宿泊。土曜日に帰ってきた。久しぶりの出張だった。水曜日の夜乗鞍で宿泊し、翌日、雪崩れ事故防止講習会に参加した。大学生の頃、大学山岳部の門を叩いたが、私はロッククライミングだけをしたかったため、入部を断られた。なぜ、ロッククライミングだけをしたかったかというと、冬山は寒いし、雪崩が怖かったからである。ところが最近、雪崩の匂いのするところにいくことがときにあるため、雪崩を恐れ、雪崩により臆病になるために、雪崩を知ろうとこの講習会に行ってきた。
 近年は、ビーコンという装備がある。ビーコンの電源を入れ、山に入る。万一、雪崩にあって埋まったとしても、外部に向かってビーコンの場所を発信するため、捜索する人間はそのビーコンの電波をたよりに埋まっている人を探す。そんな道具の取り扱いの講習会が乗鞍であったのだ。写真はビーコンの取り扱いの実習シーン。

zonde またゾンデ(英名 プロブ)という道具もある。初めて知ったこの道具。なんのことはない、雪のうえから棒でつっつき、雪のしたに埋まっている人を探すというものである。そういえば、テレビで観たことある。下にいてつつかれる人はさぞかし痛かろうと思うが、窒息死、圧死よりもつつかれる痛さのほうがましか・・・。なかには頬を貫通するほどこの棒を突っ込まれたケースもあるそうだ。イタタタタ・・・。

ngiht 夜は夜で座学講習。雪崩事故のビデオやスライドを見ながら、各事故の検証をした。
 いやー、しかし、寒かった。指先、足先、凍りそう。

金華山の土器 続編6

瓦 今日は本当なら森林調査。しかし、朝から雨。雨の急斜面は滑りやすく怪我を回避するため調査は中止にした。そこで、昼、森林調査の変わりに金華山+αのトレーニングをすることにした。今日は家→山頂→岩戸公園→ドライブコース、前回はこれで1時間20分。ちょっと短いので今日は更にドライブコース→金華橋→尚ちゃんロード→家にした。この雨のなか登山を始めた。しかし、いるものだ、雨の中、登山する人々・・・。物好きが多い・・・。そんなことを思いながら山頂に近づく。すると目の前に飛び込んでくる戦国時代の遺品(?)。今日も拾ってしまった・・・。

土器 土器と瓦。なんでこうも発見するのだろう。走っている間考えていた。きっとこーゆーことだろう。ここは山頂。洪水や山崩れなんかが起きることはない山頂。遺品が埋もれることはなく、たとえ埋もれたとしても、土壌がない分浅い。だからほらなくても遺品がでてくる。一方、平地の遺跡は数百年の間の洪水山崩れで深く埋もれる。そんなことではないだろう。

 さて予測。きっと金華山山頂を調査すればザクザクとなにかが出てくるのでは・・・。そう思う。

森林調査

調査2 職場の裏山、演習林の資源調査を今日からはじめています。学生さんにアルバイトをお願いし、また土日、土日と調査です。卒論の実験も終わりましたので、この調査をすることができるようになったわけです。しかし、正月以来、ほとんど土日も出勤です。役所の都合で、この調査は休日出勤にカウントしてもらえないし、もちろん手当てもないし・・・。全面ボランティア。
 まぁ、金華山を無意味に登り体をトレーニングするよりも、ハードな山登りを心がければ、このボランティア森林調査もなんとか前向きに考えられるかなぁと思って山の中を走っています。