昨日の船の操船・魚群探知機の取り扱いについての第二段。湖底測量(地図作り)のファーストステップ。理論的には魚群探知機にはGPSをつんでいるから、魚群探知機場所の緯度経度が分かりその位置の深さも分かることになっている。だから、その情報をパソコンで取り込めれば湖底測量は完了。しかし、細かいことをいうと、それはそれでマニアックなことが必要だ。そこで、湖底測量のファーストステップは、魚群探知機の情報をパソコンに取り込みそれを加工することと課題を設定した。そして昨日チャレンジ。
結果、本当にやりたいところはジェットスキーや釣り人がいたりして邪魔をしては悪いと思い、少々小さいエリアで練習することになった。急峻ながけ下の淵。こんなところは、そこそこ深いが崖のせいでGPS衛星からの情報が届かず、仮に届いたとしても質の悪い電波でGPSの示す位置はあまりよくない。そんな影響もあったのか、出来上がった図はとんでもない良く分からない情報になった。けれど出発までの二週間。なんとかなるだろうと思った。万一に備えてハンダゴテをつかった工作も行った。
今日、日曜日はKO大学のF先生に東京で打ち合わせをするからと呼ばれ、朝から東京に行ってきた。KO大学・NHK・H海道大学・民間企業で、今回ヒマラヤで行う調査の打ち合わせをしてきた。H海道大学の先生はその地域に足しげく通い四季を通じて現地の状況を良くご存知なのでいろいろなアドバイスをいただいた。聞けば聞くほど危ない話が・・・。ガケ(モレーン)が崩れてくる・・・。氷河が崩れてくる・・・。測量計画を再度考え直さなければ。
ところで折角東京に行くので、今回ヒマラヤで唯一自由時間が許されてる夜の楽しみに、天体少年だった私はヒマラヤの夜空を少しだけまじめに取ろうと思う。そこで、東京にくついでによってみたいお店があった。高級望遠鏡をうっている「タカハシ」とうメーカーのショップだ。
高い望遠鏡は手が届かないが、ポータブル赤道儀というのなら出血するが、手が届きそう。小学校・中学校・高校と星や宇宙に心惹かれた幼心がいまもくすぶっている。少々、出血だが、買おう!普通の人が見たら、これでどうやって星の写真をとるの?と思う代物だが、要するに星の動きに合わせてモーターでカメラも動かす道具。高校のころ、そんなタイプの道具が3,5万円くらいで売っていたが、穴があくほど見ていたが、もちろん手が届くはずもない。今回はその倍もしない値段だった。さて、ヒマラヤの現地で夜空を見せて、月なんかがでてないこの前のような夜空を見せてくれ!(しかし、春の星座はあまり知らない・・・どうしよう・・・大丈夫かなぁ)。