昨年カトマンズに降り立ったとき、粉塵・砂煙と排気ガス、車とバイクのクラクションで、一刻も早くカトマンズを離れたいと思った。今回もそのつもりだった。
ところが、カトマンズに降り立てば、まず空港が閑散とし、前回びっくりした勝手に荷物を集めてチップをねだるなぞのオッサンもいなかった。そればかりではない。車のクラクションも許容範囲だった。なぜか・・・?もちろんそんなことは知らない。しかし、こう理解することにした。
先の選挙で与党が破れ、マオイストとよばれる元反政府ゲリラが圧勝した。そのおかげで王政は消滅し、新規政権が樹立する。ところが、マオイストさえ想像していなかったという選挙。それほど、これまでの政権はこの国を困窮に導いていた、らしい。
おかげで、町中は写真の通り停電につぐ停電。エネルギーは需要を供給が満たして折らず、夕方からローソク営業する店が数々。昨年は、単に街灯がともっていなかった(街灯はあるが、電気はついていなかった)だけだが、今回は、家の明かりもともっていなかった・・・。
また、ガソリンが恐ろしく高い。ウル覚えで間違った数字かもしれないが、確か、トレッキングの最中、船を動かす船外機のためにガソリンを買ったが、一リットルが500ルピーだったと思う。カトマンズでかったわけではなく、ナムチェバザール近くのクムジュンという村(シェルパの村)だったため、割り高ではあるが、日本よりもはるかに高かった!!!
500ルピー、日本円で千円程度だが、それがどれ程高いのか?
のちに詳しく説明するが、ポーターの日当だ。40,50キロの荷物を一日かついでやっと一リットルのガソリンの値段に匹敵。
カトマンズではもう少し安いとしても、そんな高価なガソリン(最近値上がったうえ、数量制限があるらしい)を購入できる人はわずかなものだし、そんな高価なガソリンだ、使い控えするだろう。
そんなことだとおもうが、ともかくネパールは政情不安と物価の高騰で大変な状況のようだったが、クラクションや排ガス・粉塵がすくなく、少しは快適な町になっていた。
カトマンズでは、ガソリンは、1リットル 80ルピーです。
日本円で約140円です。
去年はもっと安かったはずです。
ナムチェ・バザールという高地の特殊性を考えても、6倍以上というのは尋常ではないですね。
カトマンズでの日雇い肉体労働の日当が、
一日200ルピーから300ルピーです。
技術を持っていればそれよりは、いいようです。
今もガソリンは不足していますが、時間をかけて並べば、手に入るようです。
ご指摘ありがとうございます。
クムジュンでのガソリンがえらく高かったという印象がありました。カトマンズ価格を伺い(昨年11月にネパールに入ったときの理解では日本とあまり変らない価格だという印象でしたが、いまもそうなのですね)、本日プロジェクトの会計に40リットルの領収書をさがしてもらうようお願いしました。
私が知っているエベレスト街道の労働単価を本日の記事にかきました。またコメントいただけたら幸いです。