月別アーカイブ: 2008年7月

長良川

picture3 月・火と出張。水曜日は近所のNPOから頼まれて子供たちをゴムボートに乗せて川下り。毎年一回くらいこんなことがある。

picture2 毎年のことだが、子供たちの適応力には驚嘆する。おそらくプールでしか泳いだことがない子供たち。足のつくところでしかおよいだことのない子供たち。最初は、ゴムボートから川に飛び込むことを怖がる。ところが、一人の子供がボートから川に飛び込み歓声をあげると、うずうずしだし、おそるおそる川に飛び込む。最初は怖いなどといっていた彼ら彼女らは、ボートよりも川に流されていたほうがあっというまに楽しくなってしまうらしく、なかなかボートに上がろうとしない。
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仙台 その2

 月曜・火曜と仙台に行ってきた。涼しい街だった。岐阜から片道4時間半。以外に近い街だった。

 20年近く前の仙台の印象はもっと小さな町のイメージだった。駅前に歩道が大きな通りがあるのを覚えているが、あとはあまり街という印象はない。その前年に沖縄で知り合った同世代の友人(僕が沖縄徒歩一周しおわった日に、彼は沖縄いりしてママチャリで沖縄一周をはじめようとしていた)の下宿が確か、青葉区だったとおもうが、彼の友達の軽で連れて行ってもらった青葉区は低層住宅の街だったように記憶している。いやー、でかい街だった。名古屋と同じくらいでは・・・。野球チームもサッカーチームもそれはできるわい。そう思った。

 ところで、仙台には大学の同級生のM氏が環境省の役人として赴任している。今回の仕事でご一緒したM氏を知る同業者がいた。彼がいうには、彼はこのエリアのナンバー1か2の役職で、突然行って会えるような人ではないという。彼とはいまでは年賀状のやり取りだけだが、せっかくの機会だと思い名詞をおいてくるだけだと思って役所に顔を出した。彼はヒゲなんかをはやしていたが、まったく変らない風体。一緒に長良川を川下りしたころのままだった。こんな自分でも、なんだか懐かしい気持ちで楽しい気分になった。この気持ちはなんだろう。身の回りの仕組みが比較的単純で毎日を楽しめた若かったころにタイムスリップした一時の清涼感か。それとも、20年近くあっていなかった友人とお互い元気でいたことを喜ぶ気持ちなのだろうか。もしも清涼感で楽しい思いを感じたなら、まだ修行が足りない・・・。もしも元気でいたことを喜ぶのだったなら、それは嬉しい新しい感情の誕生で、喜ばしいことだ。
 彼と再会したからといって、オフィシャルな自分の人生には影響はない。もちろんプライベートでもこれから何か始まるというわけでもない。しかし、古き友人に再会することで考えもつかなかった「こんな感情」が沸き起こるのかと、自分のDNAに仕組まれていた(ただしくはそうではないが)現象に驚いた。

わりに豊作

9b10234b. ナスもいくつも花がさいている。ピーマンももうじき収穫できそうなのが数個ある。トウモロコシもそろそろ穂がでてきそうな状態になってきた。
 さて、今日ははじめての「オクラ」の収穫だ。このオクラ、苗屋からかってきたときは2株が1つのポットの中にあったが、間引きが気の毒と、2株をベランダに一株、畑に一株、それぞれ分けて植えた。畑に植えたオクラを今日2本収穫した。一方、ベランダに植えたオクラは、収穫どころか、丈の小さいままで、いまにも枯れそうだ。また、ベランダではゴーヤも植えたが、茎は細々として花は咲くけれどとても身ができる状態ではない。どうも、オクラとゴーヤはベランダの日照量では足りないのではないだろうか。ベランダで生育可能なのは、これまでの実績からピーマン、プチトマト、ナス、パセリくらいか・・・。

仙台

今日は仙台にきた。岐阜から四時間ちょっと。驚くほど近かった。20年前は愛知から歩きだし、雨の日電車、晴れの日歩きでここまで25日かかったのに…。あのときは途中郡山を通った。その晩、猪苗代湖畔のたんぼの畦道で野宿した。よる目覚めると蛍の雲の中だった。あれから20年。いまでも蛍は健在だろうか。

長良川花火大会

 昨日は長良川花火大会。今年で、この家でおそらく5回目の花火大会。今回は友人を招いての花火大会となった。
 さて、昨日とは一転して今日は曇りで風がある。ここ2日は夜も寝られるほどの涼しさになってきた。寝苦しい熱帯夜は好きではないが、寝苦しい夜がなくなってしまうと、過ぎ去っていく夏の予感に、寂しい気持ちがこみ上げてくる。もう、夏は終わってしまうのか・・・?

動画は自宅ベランダからの花火の眺め。

板取川

 3日前は亀尾島川の内が谷。2日前は、カヌー部の活動ということで長良川。昨日は夕方カヌー部で長良川だったが、そのまえの昼休みに食事を川でとることにして、長良川の支流、板取川に行ってきた。午前6時ごろに職場に来て、朝から学生と測量実習をおこない、美濃のうだる暑さで汗かき、午後からはコンピュータを相手にそのデータ処理をするため、とりあえず汗を流してスッキリするためだ。

 昼休みの一時間だったが、体は冷えた。学生もつかのまの清涼でリフレッシュできたようだった。

 ことしの長良川の鮎や板取の鮎は去年、一昨年よりも多いようだ。釣り人に言わせると様々だが、泳いで川を観察している限り、魚はここ数年で一番多い。

朝の収穫

01a22c9e.jpg 昨日で前期の集中講義もおわり、あとは9月末まで研究のために時間を取る余裕ができた。そんな目出度い日の始まりの今日は、有給休暇で休みにした。

 tossanやyamasanのアドバイスのおかげで、トウモロコシも復活し、なすびも花を咲かせ、農場も活況をていしてきた。今朝、早起きして農場の草をむしってきたが、畝の溝が少々しめっており、昨夜は雨でも降ったのか?と思わせる。

 さて、農場の収穫だが、今日は農場初めて依頼の最大のホワイトミニ(ミニダイコン)の収穫だ。また、今期初のトマトの収穫。朝飯のついでにホワイトミニとトマトを食べてみたが、トマトは甘く味が濃かった。ホワイトミニは相変わらず、ほのかに辛い。朝収穫して30分も立たない朝食の食卓に上げる贅沢は、お金もかからず楽しいものだと実感した。

合宿実習

テント 7月21日から22日にかけて、3年前からやっている合宿授業をしてきた。場所は奥美濃のとあるスキー場。私の仕事で関係が深いスキー場で、スキー場の許可をもらって、測量withテントをしてきた。3年前は、乗鞍青年の家で、県職員のひとと一緒にリモートセンシングの合宿を行い、昨年は九州の林業事業体のかたと同じく乗鞍青年の家でGPS合宿を行ってきた。今年は、前述のとおり、学生4人で測量合宿だ。

 ついたらすぐにテント村。このテント村でアナログ測量・デジタル測量の二つを決められた時間と精度でこなすという内容の合宿。美濃あたりでやったら脳みそが煮えてしまうので、こうした避暑地での合宿とした。

meshi すべては事故もなく終わった。昼間の日差しは美濃とは変わらないが、朝晩は「寒い!!!」。寝袋をかぶっていないと寒かった。しかし、このスキー場、いままで聞いたことない動物の鳴き声が夜中こだます。夜3時半ごろ目を覚ますと多くで高速で回転する金属音がした。キーン、キーンと私の呼吸に合わせて静寂の夜に金属音がこだます。キーン・キーンの音はテントにゆっくりと近づく。UFOか?得意の妄想力全開。知らない間に寝てしまい、UFOの実体を暴くことはできなかった。きっと動物の鳴き声なんだと思うが、まだまだ自然にかんする知見がたらないと自覚。

 夜飯は水炊き(つまり鍋)。下界ではこのくそ暑いが、標高1000mまでいけば、鍋をくっても平気な寒さだ。

 帰りは、万が一のことが発生。現在、私が20年通い続けている亀尾島川の上流部の内が谷という地域でダム建設が始まっている。やがて水没するこの地域の自然を学生にも見てもらおうと、合宿の帰り、亀島川に降り立つ。すると不本意ながら、われわれ5人は足を滑らせ、冷たい川に落ちてしまった。幸い、皆が水中眼鏡と海パンで山の中を歩いていたため大事には至らなかった。万が一の備えをもって常に行動していてよかった・・・。

トウモロコシについて思うこと

fb94bd8d.jpg 自分で作物を育て始めると、職場と家との往復も、自然と畑が気になる。意外にトウモロコシは自家農園では人気が高いことも良くわかった。子供のころ実家で栽培していなかったため、あまりトウモロコシを捕らえる目が育っていなかったからなのか。

 さて先日、元気に早起きして、草むしりついでに断腸の思いで、トウモロコシの間引きをしてきた。少ない養分、水資源を一本に集中させるためだ。せっかく、芽がでてかっ着していたが、残念・・・。まことに苦しい思いをした。

 ところが、その日の午後、N大学に行く用事がありN大学農学部の農場横を通り過ぎたときの出来事だ(写真)。N大学のトウモロコシは一箇所から数本の茎がでている。つまり、間引きしていない!なんてことだ。私の間引きは無意味だったということか!?いやそんなことはない。草むしりしていた数十分の間でも私が間引いたトウモロコシの茎から水が上がってきていたではないか。梅雨も上がれば激しい水の争奪戦になり間引きをしていなければ共倒れだ。・・・のはずだ。きっと、大学の特殊事業で何かの実験をしているのだろう。トウモロコシは一箇所一本!私は、見たものを忘れることにした。

 しかし、昨日これまで普通に素通りしてきた通勤路のトウモロコシの根元に目をやると、多くのトウモロコシは一箇所一本であるが、ときどき、一箇所に数本、N大学のように生えているものがある。・・・。・・・。・・・ということは・・・。やはり私の間引きは不要だったのか。

 一箇所一本、一箇所数本、そうなる違いは理解できる。種を一個づつまいたか、それとも数個まとめて播いたか(私はインターネットでしらべたら3~4を一緒に植えろと書いてあった)、その違いに間違いない。問題はその後、間引きが必要かどうかだ。私は草取りの経験から間引きしたが、それはもしかしたら不要なのかも・・・。そんなとき、そういえば、自分のトウモロコシで比較実験できるように、一箇所だけ間引きの強度を弱め、二本一緒に生やしているのを思い出した。さて、どう結論できるだろう。

 ところで、今朝は早起きして草むしりしてきた。本当に草むしりが必要なのかと思いながら・・・。そして、今日もミニダイコンを収穫してきた。気づいてみたら、ミニダイコン、完全無農薬栽培だ!しかも、肥料は家の生ゴミからつくったコンポスト肥料。おっと、無農薬なうえに有機栽培。すごい・・・。

償い 完了

 やはり宣言しておくと、自分にゲキが入り、昨日思い立った償いを行うことができた。朝、6時12分に出かけ、7時4分に戻ってきた。
 途中、すごい人にあった。上半身裸で山から下りてきたのだ。当然、男性であるが年齢は70オーバー。すごいのは、彼の上半身は仮面ライダーのように腹筋は割れており、胸もプロレス選手なみなこと。体系的には水泳の北島康介だ。すごい・・・。朝からすごいものを拝見した。あそこまで・・・とは思うが、彼に敬意を表したい。