7月21日から22日にかけて、3年前からやっている合宿授業をしてきた。場所は奥美濃のとあるスキー場。私の仕事で関係が深いスキー場で、スキー場の許可をもらって、測量withテントをしてきた。3年前は、乗鞍青年の家で、県職員のひとと一緒にリモートセンシングの合宿を行い、昨年は九州の林業事業体のかたと同じく乗鞍青年の家でGPS合宿を行ってきた。今年は、前述のとおり、学生4人で測量合宿だ。
ついたらすぐにテント村。このテント村でアナログ測量・デジタル測量の二つを決められた時間と精度でこなすという内容の合宿。美濃あたりでやったら脳みそが煮えてしまうので、こうした避暑地での合宿とした。
すべては事故もなく終わった。昼間の日差しは美濃とは変わらないが、朝晩は「寒い!!!」。寝袋をかぶっていないと寒かった。しかし、このスキー場、いままで聞いたことない動物の鳴き声が夜中こだます。夜3時半ごろ目を覚ますと多くで高速で回転する金属音がした。キーン、キーンと私の呼吸に合わせて静寂の夜に金属音がこだます。キーン・キーンの音はテントにゆっくりと近づく。UFOか?得意の妄想力全開。知らない間に寝てしまい、UFOの実体を暴くことはできなかった。きっと動物の鳴き声なんだと思うが、まだまだ自然にかんする知見がたらないと自覚。
夜飯は水炊き(つまり鍋)。下界ではこのくそ暑いが、標高1000mまでいけば、鍋をくっても平気な寒さだ。
帰りは、万が一のことが発生。現在、私が20年通い続けている亀尾島川の上流部の内が谷という地域でダム建設が始まっている。やがて水没するこの地域の自然を学生にも見てもらおうと、合宿の帰り、亀島川に降り立つ。すると不本意ながら、われわれ5人は足を滑らせ、冷たい川に落ちてしまった。幸い、皆が水中眼鏡と海パンで山の中を歩いていたため大事には至らなかった。万が一の備えをもって常に行動していてよかった・・・。
久しぶりのブログアップ拝見しました。声の主は「トラツグミ」ではないでしょうか?金属音的な声はこのあたりで「カネツキドリ」ともいわれており、私もかつて聞いたことがあります。一昨年、我が家のブルーベリーのヒヨドリ予防のネットにからまっていました、翌朝放しましたが。文献によると鵺(ぬえ=妖怪)の声と思われていたそうです。
ほう、トラツグミ。妖怪の声。
たしかに、妖怪のような恐ろしさを感じました。ちょっと調べてみます。ありがとうございました。