月別アーカイブ: 2008年9月

修羅場をくぐり抜けた

スリランカ 8月の半ばから今日までの間、私にとって月に行くことと同じくらいの難題を解決しなければならなかった。それが先日から何回もでてきたGRASSというソフトを覚え、それを教えるといういこと。今日、それが最後の日となり無事終えることができた。われながら、1月前までは「ほとんどゼロ」の状態だったことをよく、まとめられたと自分に「金メダル」を上げたい気持ちだ。

 受講生からお国のものをいただいた。いままでこの研修を毎年7年間つづけてきたが、こうして頂き物をいただいたのは初めてだ。スリランカの方からは、置物だと思うが、それをもらった。アルゼンチンの方からは「マテ」といわれるお茶と「クリスタル」で作られた小さな置物をもらった。

7e196331.jpg 実は、この「マテ」というお茶には興味があった。写真のように面白い形をしたコップに金属製の湾曲したストローがセットになっており、そのコップになみなみ茶葉を入れて、受講生が飲んでいたのに興味をもったからだ。はじめは「水タバコか?」と思った。が、それがお茶と知って、世界にはいろんなお茶があるものだと考え深げに見ていたのだ。それをいただいた。なんでもお湯は沸騰させてはいけなく、85度くらいのお湯でお茶を作るのがベストだそうだ。

 こうして年に1回、毎年行われる異国の人とのコミュニケーションは大変楽しいものだ。これからも、こうした修羅場を乗り越えつつ、自分のスキルアップと国際貢献にチャレンジできたらと思う。

バイクの衣装

エンジニア
毎日バイクに乗るようになると気になることがいろいろでてきた。まずは靴。原付のとき、雨の日は極力のることを避けてきたが、今回のバイクは雨でも果敢に挑みたくなる(たぶん、車に抜かされないからしぶきをかけられることがないからだと思う)。となると長靴が欲しい。一方、雨でない日はどうかというと、ズボンのすそがステップに引っかかるときがあり、ヒヤリとすることも何度かあった。この二つを解決する方法はないだろうか。もちろん、晴れの日でも長靴を履き、長靴の中にズボンをいれればいいのだが、それは・・・。である。たしかに私は、レッドウィングのアイリッシュセッターという編み上げのワークブツを持っている。確か、当時4・5万したようなまともなやつだ・。はじめはそれでバイクに乗ろうと思っていた。・・・が、のってみるとアキレス腱の部分の皮が分厚いために、クラッチを切るときにかなり負担があり、クラッチを切りにくい。したがって、レッドウィングはちょっと使えない。となると・・・、ここはエンジニアブーツしかあるまい。
ケビンコスナーのダンスウィズウルブスという映画があるが、そのときケビンコスナーがエンジニアブーツ(のようなもの)を履いて騎兵隊員となっていた戦闘シーンが印象深く、一度は履いてみたいとここ20年来思っていた。よーし、このさいだ、かっこ悪かろうがなんだろうが、同じハゲ仲間のケビンコスナーのようにエンジニアブーツを履いて騎兵隊員になりきろう!もちろん、ブーツはレッドウィングがチペワがいいが、要するに長靴の変わりだ。高額なお金は出せない。そこで1万円程度のエンジニアブーツ(ツルヤオリジナル)を購入した。格好は悪いが、自分的にはお気に入りだ。
B3
また、原付通勤を始めて以来、冬の寒さに燃えもするが、ひるみもする。いろいろ防寒を試したが、どうやらダウンジャケット・その他の化繊・綿類には防風機能はあまり望んではいけなそうだ。唯一、発泡スチロールは防風・防寒機能があるが、スチロールの服などないし・・・。となると、皮はどうだろう。一度は革ジャンを着てみたいと以前から思っていたので、これを機会に革ジャンを、しかも、B-3タイプの購入を考えた。それで一月くらい相場の変動を見ながらインターネットオークションで6千円でB-3タイプの革ジャンを今日ゲットできた。ちょっと冬場が楽しみだ。

あとはヘルメットが気になる。いまかぶっているヘルメットは頭と耳の部分を保護するジェット型といわれる4千円くらいでホームセンターで購入したもの。ところが先日、バイクでこけた話をしたが、あのとき実は顔面を明日アスファルトで打った。バイクは左側に倒れたのだが、私はバイクの右側につんのめり、顔面からアスファルトにぶつかった。おかげで頬と顎を打ちつけ、イテテテェとなった(もちろん、止まる寸前のスピードなので、単に打っただけで、出血はない)。あのとき、フルフェイスのヘルメットだったらなぁと思う。もちろん、そんな顔面を打ち付けるような事故はあってはならないし、頻繁にあることを前提に考えることも考えすぎだ。事故したときはしょうがない。骨折の一つもするだろうから、そのときついでに顔面の治療も・・・などと考えないでもないが、それはちょっと・・・。

しかしながら、いまのバイクにフルフェイスはファッション的に似合わないだろうという気も大いにする。さて、10000が1を前提に日ごろの生活を組み立てるか、それとも9999を前提に日ごろの生活を組み立てるか、それらによる足し算と引き算を考えながら悩む毎日だ。

あと二週間

41516e6b.jpg10月に入ると後期の授業が始まる。授業が始まると集中して研究する時間の余裕がなくなるばかりか、研究のために必要な知識や技術の吸収も難しくなる。なんとか、あと2週間で冬休みまでのネタを溜め込みたい。まるで、冬眠をするためにせっせとドングリを拾う熊のようである。厚い皮下脂肪をつけることで、なんとか栄養補給のない期間を乗り切りたい。そんな感じだ。

それで、火曜日・水曜日小牧の航測会社にいって押しかけ技術研修をしてもらってきた。八月・九月のGRASSといい、今回の研鑽といい、この夏は本当に休む時間もなかった。おかげで疲労が蓄積されているのだろうか、珍しく、日中睡魔に襲われることがある。もちろん、乗り切るが・・・。火曜日はバイクにのっていても眠くて仕方なかった。微妙なのだが、これはこのところ生活がきついのか、それともバイクでの遠乗りが精神を疲れさせるのか・・・。答えはいまのところ分らない。

それに輪をかけて生活がしんどくなっているのは、明日のJICAの研修(GRASSの研修の最後)だ。しかも、担当するフィールドワークだが、雨っぽい。最後のひとふん張り。そのため、昨晩10時45分から12時まで走ってきたあと、3時までかかって資料を作っていた。

あとしばらくタイトな日々が続きそうだ。

スキル アップ

 この職場の問題点の一つは、学生が卒業すると、その学生が身に着けた技術が伝承されないことだ。つまり、大学や大学院のように4年生と3年生が空間をなにかテーマを共有するだとか、大学院生と学部生がテーマを共有することがないために、学生が覚えたことが次の世代に継承されない。それによるこの学校としての(私への)不利益は、いつも学生が行う研究はゼロリセットになるために、成果が蓄積されないことだ。したがって、学生を制御することとなる私も深みのあることはできない。
 しかし、それでは困る。したがって、通常の大学のように「教員」はお金をとってきて、学生に指針と示し、適切なアドバイスをしながらことを進めるわけにはいかない。「教員」自ら手を動かさないことには(しがてって最新技術を知っているだけではだめで、使いこなることができなければいけない)、研究の深みを持たすことはできない。

 GRASSの研修の終わりが見えたあと、しかも、前期の授業と後期の授業との狭間のこのき間は、冬休みまでの間に自分が進展するための、「自分に技術の蓄積をする」残された短いチャンスだ。

 そこで、今週は小牧の航測会社にいって、押しかけ技術研修をお願いすることにしている。いそいそと、今朝、バイクで小牧まで行って来た。
 
 木・金は職場で用事があるので、この火曜日・水曜日が勝負である。なんとかこの2日(残る一日)で自分のスキルアップを計り、先日のGRASSと併用して冬休みまでの期間の題材をこの二日間で吸収したい。

遠乗り(?)

今日、学生のじいちゃんが、竹細工をやっているということで、教えを請うため恵那の岩村に行って来た。もちろん、バイク。下道。片道二時間半。給油は2回した。
37km/l (676km 3.86l)
41km/l (798km 2.96l)
初の40km/l越え。

この調子なら、一度東京までバイクで出張してみたい。

☆私の燃費?
土曜日、金華山登山のあと、金華山ドライブコースランニング(8km)
日曜日、いつものランニングコース(11.5km)
月曜日、雨・・・。

体重を減らすために基本的に毎日走りたいのだが、なんだか台風がやってきているのか雨が多い週になりそうだ。

新たなチャレンジ

ファン 今回のGRASSというソフトはWindowsではなく、LINUXというOSで動く。今回の研修を通して脱WINDOWSの道筋が見えてきた。

 以前からLinuxには興味があったが、いまいち奥が深すぎて自分には敷居がたかかった。だからとても浅いところで中途半端。そのため日々の仕事に使えるレベルには到達できなかった。しかし、この研修の準備をすることで「死中に活」。さまざまな光明を発見することができた。研修が一段落した(正確には来週の金曜日にまだあるが)今は、それぞれ個別に光明の見えたところを攻めてみようと思う。

 そこで、登場するのが3月にゼロからLinuxを勉強しようとオークションで購入したPCだ。一万円。しかしながら、ヒマラヤやら何やらで食べ終わったお菓子の缶のような状態だった。それを今日から復活させようと思う。そこで以前から、ときどきPCが動くときに大きな音がするので、その音の原因を調べるためにPCのふたを開けて、音の原因を調べはじめた。このでかいファンの固定する力なのか、部品が曲がっているのか、それともグリスが足りないのか・・・。音の原因、それは知らん。

 しかし、いまから近所のPCショップにいってきて、なんとかこの1万円PCを復活させたい。(もちろんいまでも動くので、ただしくは復活ではないが、快適にさせたい)。

3回目の給油

本日5.17リットル給油(メーター 532.7KM 前回からの走行距離185キロ)燃費、35.7キロ(名古屋にいくと燃費が落ちるということか・・・。たしかに今朝の一宮から小牧ではよく交差点でとまったり、とろとろの中途半端な走行を何回もした)

夏の終わり

夕暮れ 一時はどうなることかと思った今週月曜日から今日までのGRASSというGISソフトウェアの研修も今日の午前中に無事終わった。昨日が山だった。
 昨日、研修が終わったときには、受講生の達成感が伝わり、安堵の気持ちと自分も達成感を感じられた。研修は名古屋大学で行っていたので、月曜日から毎朝名古屋に行っていた。そこで、昨日は帰りに栄によって所要を足したついでに、コーヒーショップのようなお店で一杯だけグラスサイズの生ビールを注文し、一人乾杯。久々の感慨に暑くなった心をクールダウンさせた。
 
 さて、今日は昨日と比べると少し心は楽だ。ゴールは射程圏内。八月半ばからの集中もここで開放できる。やっと人間らしい生活が・・・。そう思うと楽しくなってきて、今朝はバイクで名古屋大学まで行ってきた。二時間前に出発した。なぜなら名古屋大学よりも遠い平針でバイクを購入し、バイクを持って帰ったときは一時間半だったからだ。まぁ30分大目に見ておけばいいだろう。そう思ったのだ。ところが、小牧あたりで既にあと45分しかない。いろいろ考えると遅刻だ・・・。そこで、エイヤッと高速にはじめて乗った。バイクの慣らし運転中。高速走行は控えなければならないが、時速80キロまでと誓い、名古屋高速に入った。しかし、なんと生身の体で80キロは恐ろしいものか。目の前を過ぎる壁などを見ながら、この速度でぶち当たったら、「イテェ~」じゃぁすまんぞ・・・。

 高速をつかったおかげで小牧から15分もかからず大学に到着。

 こうしてバイクで名古屋に行った理由はいくつかあった。張り詰めたテンションを開放するためが第一。もう一つは今日の午後、名古屋の「漫画喫茶」なんかで漫画を読んだり、バイクのヘルメットの店を探したりと、午後のアクティビティーを楽しく過ごすためでもある。

 しかし、結局私は、講義がおわったら、何処へもよる勇気もなく一直線に家に帰った。そして、精神を開放するために何をやったか。
①先週、研修の準備でみれなかった「篤姫」のビデオをみて泣いた。
②ガソリンをバイクに給油するため、また大回りに金華山のドライブコースをバイクで走った。
③先日こけた道で、こけた理由とその解決策を考えるため、こけた場所を再度走行した。
④そして、ブロックを担いで夕暮れの金華山に登った。
⑤250円のプレミアビールを2本買い、一本飲んだらソファーで寝てしまった。
以上。

 明日からまた新しい挑戦が始まる。それは何か?④にあるようにブロックを担いだ金華山のような・・・。自分でも何か分らない。自分を動かす衝動はいったいなんだろう。何かに追われるように・・・。休息すればいいのに・・・。

 しかし、知っている。何に追われているのか・・・。「メタボ」である。今月の月末には人間ドック。昨年せっかく、胆嚢以外はパーフェクトになった体も、その後のヒマラヤ二回と、この夏で、ぼろぼろに近くなった気がしている。なんとかそれまでに体重を二キロ減らしたい!!!
 新たな挑戦の始まりだ。

こけた このUターンでこけました。

とうもろこし初収穫

80915440.jpg 現在、午前2時半である。まだ仕事中。もしかしたら既にカレー仙人は目覚めているか・・・。

 さて、こんな時間ブログ書きなどせずに早く寝れば良いのに、寝れる目処が立たないので気分転換にブログを書くことにした。

 昨日寝たのは午前4時。起きたのは8時半。一度も外にでることなく午後4時までパソコンを前に続けて座っていた。正直、気分転換が必要だ。そうおもい、バイクにのって農場に行って来た。わざわざ、農場とは反対側の金華山ドライブコースを経由して。なにもカーブを攻めにいったわけではない。森林浴のつもりだ。

 さて農場。このところほったらかしになっていたので、草むしりと収穫で気分転換を図る。やっと実ったとうもろこし。8月9日の嵐、植え付けの活着。いろいろあったが、なんとか無農薬でこの日を迎えた。4つほど収穫できるかとおもったものがあったので取ってきた。しかし、3本はまだ早かった。

 珍しいとうもろこし。甘くない。ゆでても硬い。味は豆のようだ。いまは超安い焼酎を飲みながら酔拳状態でとうもろこしをむしりながら仕事をしている。

 ところで、今日、農場からもどる家の直前で、ほぼ曲がりながら止まるとき自作自演でバイクでこけた。ガーーン。バイクのシフトペダルがまがってもーた。酒の量も増えるワイ!!!