GIS秋の陣

750b86ad.jpg さて、秋の陣で存分に戦うためには、気が散る要素を取り除く以外にもう一つ私にとって重要なことがある。それはイスだ。オークションで12000円で落札した中古のイスが今日やってきた。

 そのイスと最初にであったのは、いまから10年前。私がKO大学に一年間常駐したときのことだ。KO大学のその研究室は、最新設備がととのった情報処理施設の塔という感じの場所。もちろん、オフィスは近未来的。そんなオフィスで一年過ごした。そのオフィスはいまの私にいろんなものをもたらせてくれた。技術や知識は於いておいて、机とイスの大切さを思い知らせてくれたのだ。朝から深夜までそのオフィスに張り付いて毎日過ごした。もちろん、その間コンピュータを前にだ。しかし驚いたことに、KO大学のイスはどれだけ座っていても疲れない。どこも痛くもならない。すばらしいイスだった。この世に、こんなイスがあるのを初めて体験した瞬間だった。

 スイスのGeroflex社のイス。Geroflex33というモデルだ。それ以来、今の職場にきても学校からあてがわれるイスを拒否して、自前でGeroflex33を購入した。職場と家用に2脚購入した。一脚、4・5万のものであった。確かにその価値はある。その後、いまのオフィスではさらにすぐれたイスを購入したが、いまでもGeroflex33はお気に入りだ。しかし、気軽に買える金額ではない。だからオークション。

 今日、そのイスが来た。さて、準備は出来た。GIS秋の陣へ出陣だ。

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