昨晩乗鞍についた。パソコンを持ってとも思ったが、目の調子はよくないので、仕事は一切忘れることにした。とった宿は一年半前ko大学との合宿で使ったところ。温泉がいい。今日明日は温泉・雪山三昧だ。
朝吹雪だったが行動開始のときには、小雪に変わった。景色はイマイチだったが冬の上高地の雰囲気はわかった。
月別アーカイブ: 2008年12月
別の峠越え
うーん、なかなか渋い・・・。
自分の性格上いつも思いが、なんでもっと行動する前に計画を立てないのかと・・・。あの大阪までのバイク行もそうだった・・・。行動して、問題にあたり、問題を解決し・・・。その場その場で問題を解決するから、全体を通すと非効率なところがある。いまやっている研究のようなものもその様相をていしてきた。
以前ヒマラヤの遠征でたとえるなら、日本からネパールのカトマンズに着いたところというところだが、いまはカトマンズからルクラにまさに飛び立とうとしている段階。あと一箇所だけ技術的に気になるところがある。さて、それをどう解決しようか。
現在までのところは動画の通りになった。山に樹を上、それに光をあてる。これまでとの違いが普通にはわからないが、技術的にはがんばった。樹を植えたソフトは、自作プログラム+GRASS,光を当てたのはCGソフト。2つのプロセスから作成した画像をぴっちり重ねる。これには少々てこずった。
昨晩は仕事納めはとっくに終わっているにもかかわらず、別のプログラムを作成しており、今日の午後4時、やっと試行錯誤しながら完成。さて、ルクラからトレッキング開始まではあと少し、あと少しだ!
12月30-1日は上高地・乗鞍のスキー・温泉でくつろぎ、1月3日・4日はもう氷河調査のための技術訓練にはいる。技術訓練といっても、先日オークションでそろえたボートと船外機の試運転。正月は「投稿論文」を一本書く予定にしているが、さてどうなることか・・・。
峠越え2
さて、年賀状も書き終わった。今日は、それに集中するために仕事を休みにした。
我が家はなるべく脱ストーブに努めている。お客さんがくるときにはストーブはつけるが、それ以外はコタツ。床暖房などもってのほかだ。人間寒くても生きていけるし、体も丈夫になる。・・・と信じている。
飯を食うと体が温かくなるが、日ごろ二食の私だが、今朝は年賀状書きに集中するために飯も食わなかった。その代わり、もらいもののケーキの残りを食った。この高カロリー食品を食べてしまったために昼も食べないことにした。しかし、3時ごろになると腹が減ってきた。腹が減ると寒さが身にしみてくる。この寒さを回避するための選択肢。その1、ストーブをつける。その2、飯を食う その3 風呂に入る その4 運動する。私はその4を選択した。金華山登山だ。ちょうど金華山をはさんで反対側にファックスをせねばならない(乗鞍のツアーの申し込み書類)。そこで、リュックに必要事項を書き込んだ書類を入れて、1980円の靴で金華山を往復。
金華山二往復と、届け物をするための3キロ(?)くらいのランニング。久しぶりの運動だ。
しかし、1980円の靴。ディスカウントショップで買った靴は、ジョギングにはよかったが、底が柔らかくて薄いために、恐竜の背びれのようなむき出しのチャート岩で足の裏が痛いこと、痛いこと。これは靴のせいだとおもうのだが、もしかしたら、山登りをしていなかったために、足の皮が薄くなったのかもしれない・・・。きっとそうだ。前はこんなに痛くなかったから。
これから冬休み期間だ。なるべく金華山登山をして足の裏を鍛えようと思う。
(鍛えてどうなるというものではないことはわかってはいるが・・・)
人生の初の快挙
今年は疲れた・・・。でも、やらねばならないことが沢山あって・・・。しかし、今年はちょっと違う。
職場が開学の頃は、年末年始でも職場は開いていた。私にとって正月休みこそ研究に使うことができる時間としてありがたかった。また卒論時期で地元に帰らない学生の指導もできた。しかし、数年前から状況が変ってきた。役所の論理というものだとおもう。数年前は31日、1日、2日だけは全館閉鎖させてほしい、ということで年中無休が終わった。理由は、防犯ベルがなれば、そのたびに正月呼び出されるので、その期間だけは勘弁してもらいたい。そういうことだった。しかし、ここ2・3年は全館閉鎖の期間が長くなり、今年は仕事納めから仕事はじめまで閉鎖。
私は時間を奪われた。勤務時間と出勤期間だけが仕事の役人たちには、この気持ち概念として理解できないだろう。またほかの教員は帰省するということでこの全館閉鎖についてなんとも感じないらしく、私の声は二年前から埋もれたまま・・・。
今年は早々と商売道具を持って帰ってきた。家に主力パソコンを移動させたのだ。一方、今年はヒマラヤと夏のGRASS,その後の研究で疲れた。リフレッシュもしたい。また最近乗鞍の温泉やスキー場が穴場なのも再認識。そこで、いま学校が閉鎖した30・31・1日に乗鞍に行くことにした。温泉につかりながら、上高地へのスノーシューズツアーとスキー。ちょっとがんばったご褒美だ。
しかし、問題なのは年賀状だ。
私の年賀状のポリシーは年賀状は”会わなくなった”人に出すということだ。会う可能性のある職場の人・友人などにはださない。自分の一年をハガキにまとめ、ご無沙汰していますが、私はこんな感じでやっています、というご挨拶のつもりだ。この賀状書き、いつも年末のドタバタの中やっている。しかし、今年はドタバタすると乗鞍に行けない。そこで年賀状を早く片付けないと・・・。
自分の一年をハガキ一枚に凝縮するというのは、私にとって夏ごろから意識する・・・。ようするに自分の一年を搾り出すだけで力尽きてしまうので、個別のメッセージはほとんど入れられない。その代わり、宛名は手書きだ。書きながら「住所」からその地を想像したり、送り主の顔を思い出したり、送り主と私との関係を思い出したりして、気持ちを入れてはいる。
なんと、この年賀状の宛名書き、いま終わって郵便局に出しに行ってきた。人生初の快挙。年賀状を1月1日に届くようにかけたのは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはすごいことだ。
大掃除
先日、パソコンを組み立てた。ケースはかつて使っていたパソコンを再利用したが電源は交換の必要があった。そこで清音の電源を購入した。すると、思ったより静か。そこでほかにもあるパソコンの電源をすべて清音にすべく電源交換した。
家のパソコンはすでに清音にしたが、家自体が静かなのでパソコンの音が少しは気になる。うーん、でも静かになったんだろうなぁ・・・。そして今日は職場のパソコンの電源入れ替えを行った。パソコンはすでに4年ほど使っている。久しぶりに本格的にケースを開けてみたらエライ埃だ。このケース分解していると、よく作られたケースだと実感。楽しくなって、すべてのファンを交換して清音ファンにすることにした。CPUのファンも交換だ!
1万円で中古でかったパソコンは電源を入れるといきなり恐ろしいファンの回転音がした。そこでCPUのヒートシンクに激しく詰まった埃をとったら、静かになった。今回もCPUファンのヒートシンクも掃除だ!またCPUとヒートシンクファンの間に挟まっているグリスもカサカサだ。これも交換だ。
というわけで、なんとか再びこのパソコンも最前線に活躍させよう!冷却、HDDの入れる場所もたくさんある。サーバーとして使ってみようか。
さて、今週で職場は終わるが、明日もあさってもメインは掃除だ!
餃子勝負?
もう知り合って20年の方がいる。私が大学生の頃、長良川で頻繁に遊んでくれた人だ。いまでは、自然体験活動の会社の専務で、ちょっと前まではニュージーランド支店のマネージャー、現在は四国支店のマネージャーをしている。彼にはニュージーランドでもお世話になった。そのとき、異国で聞いた餃子キングというオークランドにある店。日本人が見よう見真似でチャレンジする餃子専門店だ。面白いのは、チーズ入り餃子で「ピザ風味」・・・という具合にどう見てもバッタものの餃子が売りの店だということ。私も餃子にはそこそここだわりがある。そんな話を彼にしたところ岐阜駅の近くに「餃子」専門の店がある、一度いってみたらと言われていた。そのまま2年間、そのことを忘れていた。
彼に先日乗鞍であった。そして、餃子の店のことをたずねたら、今度行こう!ということになり、昨日行ってきた。たしかに餃子専門店。餃子しかない。
70を超える主人、餃子一筋50年。どうやら命を削って餃子を作っているとのこと。4人で出かけたが、4人で10人前を頼む。写真の量は1.5人前。餃子の皮は厚く、もちもちと弾力があり、餃子のたれもうまかった。聞けば、餃子、餃子の皮、ラー油、たれ、油・・・。餃子にまつわるものすべて自分で拘って作っているということだった。予約しないと食べれなく、しかも、休みも「仕込みの日」は店を閉めるということで、行く前には必ず電話を入れないとだめ。しかも、1月の予約はすでに一杯だとか・・・。
70をすぎ、今年奥さんに先立たれたご主人は、自分いつ、終わるかわからないから、くるときには電話してねと、寂しげに微笑んだ。
筑波
今日、私のやっている「入魂」の方向性について評価してもらうため、その道の専門家に武者修行に出かけた。東大⇒北大(修士)⇒京大(博士)⇒アメリカ⇒筑波というキャリアの彼は、ハッキリものをいってくれるし、なにしろ技量と知識が格段に高い。「こんなのは、ナンセンス」と彼なら言ってくれる。どうせナンセンスなら、実働を始める前に言われたほうがいい。
そこで今日、私の研究の背景から彼にプレゼンテーションした。19歳の冒険の日々から話し始め、私がもった問題意識とそれを解決するためのこれまでの取り組み、そして現在の研究の焦点。私が50分独演したが、話すたびに「はぁはぁ」とリズミカルな相槌をうってくれる彼。はやく話を切り上げたいのかとどきどきしながら話し続けた。
話し終わると、彼は「まったく私の問題意識を理解」しており、またこの問題意識kの方向性は、多くの人々が考え始めており、リモートセンシングの今後の方向性だと思う、とコメントをくれた。
また、私がこの問題に取り組み始めながらも「考えてもいなかった」キーワードを6つほど与えてくれた。一方、以前私が考えた「竹島法」を使っていてくれたということで、まことに驚きだった。
いろんな意味で、今日、筑波は冷たい雨だったが、私の心には太陽がサンサンと輝き始めた。
乗鞍冬シーズン到来
木曜日の夜に職場を出て、乗鞍高原スキー場に行ってきた。GPS講習を開催するためだ。当初は雪道を想像していたが、平湯トンネル、安房トンネルあたりで雪があったくらいで、乗鞍高原を縦断する道路もほとんど雪はなかった。今年はいまのところ雪が少ないそうだ。
しかし、この乗鞍高原スキー場、恐ろしいほど閑散としている。それを受けて、周りのペンション群も軒並み廃業しているところも多いと聞く。乗鞍高原スキー場は、いま雪もすくないために、なんとリフト券が2000円だそうだ。驚きの値段。また近くにある「いがやスキー場」はナイターの貸切があり、その料金が3万円かそれくらだそうだ。困窮具合が伺える。
確かに、東海北陸自動車道ができ、奥美濃地方のスキー場へのアクセスがよくなった。高速を降りたら、数十分でスキー場という立地だ。一方、乗鞍高原スキー場は陸の孤島。アクセスには時間がかかる。しかし、私にとっては3時間程度で家からスキー場。まぁ許容範囲。しかも、温泉も多い。飛騨牛の地域も横断。奥美濃地方のスキー場と比べてあまりある魅力がある。ようし、今年はときどき乗鞍に出かけてみよう。
さて、土曜日。明日は雨かもしれない。そこで、ローストチキン道場のマイ卒業検定。焚き火をつかったチキン。以前失敗した、あの焚き火。前回のホームキッチンでのローストチキンで得られたノウハウを焚き火で使った。その結果、卒業検定合格!としたい。
明日以降の動き
明日は、午前授業、午後会議。そののち乗鞍に出かけます。なので、不在とおもってください。
金曜日は乗鞍でGPS講習です。
土曜日・日曜日の行動はまだ決めておりません(そのまま乗鞍にいるかも?)。
月曜日は筑波に出張しますので不在です。
火曜日、水曜日は筑波の出張次第で、どうしようか未定です。
御用の方はアポをお願いします。アポ次第では土曜日・日曜日、または火曜日・水曜日できる限り対応する予定です。
ということで、まことに申し訳ありませんが
木曜日の夜のゼミは中止ということでよろしくお願いします。
フィリピン
月曜日からフィリピンからのお客が来ている。彼は、N大学・E大学の同窓で同じ指導教官についていた留学生だ。年齢は私と同じ42歳。おどろきは18歳になる娘がいるということ・・・。さておき。N大学では入れ違いであったこともなかったが、E大学では一年一緒だった。しかし、あまり深い話はしたことない。理由は私は普段、山の中にいたし、彼とのコミュニケーションは英語である必要があったため、必要にせまられるコミュニケーション以外はしなかったためだ。
さて今回、彼はその後日本語をマスターしたようで、電話では英語だったが、あったら日本語で話しかけてきた。そこで私は聞いた。「日本語での会話がいいか、それとも英語の会話がいいか?」彼は言った。どっちでもいいよ。そこで私はいった。英語でやろう。英語を使う機会がないから、英語を使わせてくれ。しかし、奇妙な英語を話すかもしれないが、わからなかったら聞き返してくれ。
昨日から英語のみ。なんとか一対一なら問題なさそう。だからいろいろ学生時代聞けかなった彼の話、また話せなかった私の話をだいぶできた。そして人間関係ができてきたら「共同研究」の話になった。そして、彼はいった。「一緒にやらんか」。もちろん、イエス。もしもその研究をすることになれば、また、仕事で「初めての土地」に行くことになるかも。また私の妄想が始まる・・・。