マイ学

自分(My)のための自分の学問体系を私は勝手にMy学といってよろこんでいる。今日、勝手にMy学を大学生に半日お話した。話の切り出しはこうだ。

「みなさん、いま熱くなっているものがありますか」から始まって「私は熱い。昨日寝たのが午前3時。夢中になって・・・」から始まった「時代の変革点」の話だ。授業がおわったあとに「私の話の中で印象に残ったことをたずねたが」多くの学生さんが、私のMY学が印象深かったとコメントしてくれた。

 まだまだ、説得力があるわけではないが、今後もMy学を発展させ、それをいつかはまとめたい。

 今日は扱った「時代の変革点」の話で言いたかったのは、いま時代に必要な力は、「混沌とする情報のなかから自分に必要なことがらに気づき、問題を発見して、解決する力だ」。という話。それをいうことで、今日の私の話、眠気覚ましにメモをとるならメモをとればいいが、基本的にはメモを取るくらいなら私の話をきいて、その中から自分に必要なことがらに気づことに集中してほしい」というメッセージを伝えたかった。この話、いつかは筋道だてた文章にしてみたい。

 ところで、明日の東京主張、取りやめました。職場に来ています。・・・きっと・・・。もしも、今晩徹夜してしまった場合は午前中は有給をとりかもしれませんが、午後にはいます。

3 thoughts on “マイ学

  1. takejima

    引率されてきた大学の事務局の人からの感想をいただきました。今回、来年度以降の学生へのガイダンスで使うために授業のビデオ撮影をしていた彼は3時間の授業のうちの半分を聞いて席を退席されました。その彼からの感想です。このコメントうれしい限り、教員冥利につきます。
    ***
    先生が授業を通じて伝えようとされていることの、予兆のようなものだけを私は目撃したのでは?とすら思います。まさに植物を植え育てるように、森が育まれていくように、緻密に授業が構成されていたのではないか?と推測しています。先生の授業の1限部分しか拝見していないのですが、その中では先ほど話されていたことが別の箇所につながり、無関係と思われた事柄がふっと結びついたり、何気なさを装う背後に鋭利な知性の所業を垣間見るような瞬間の続く進行、それらを思うにまさに「これから」に立ち会えなかった悔しさを感じます。
    ガンダムやレッドクリフのお話も刺激的でした。優秀な身体性や戦闘力を持つ個が、集団の前に敗れていく姿は、ガンダムや三国志の終盤にも物語自身として用意されており、まさにそれこそ歴史という気がします。学生たちにとっても刺激的かつ触発されるものがあったのではないでしょうか? 前半だけしか体験していない私が想像で申し上げるのも失礼なのですがそんなことを感じておりました。
    しかし、仮面ライダーの背景の森の姿とは・・・ 考えたこともありませんでした。もう何十年も見ていませんが久しぶりに見てみたいです。

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  2. lee

    レッドクリフ見た?俺らは嫁にせかされ見に行きました。三國志を読んでないから何とも言えないとこもあるけど、映画としては、ハリウッドですね。単純明快。僕の好みではないです。全否定はしませんが、ふ~んが感想です。

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  3. takejima

    見ましたよ。レッドクリフ。
    ちょっと残念でした。中村シドウとトニーレオン、それと牛を盗まれた農民とのやり取りに思わず涙がでてしまったけれど(シドウが農民に対してヒザをついたら、彼の部下が皆ヒザをついたシーン)、その後のストーリーの貧弱なこと。また周ゆと孔明との人間関係の描き方も、私が知っている三国志、「NHK人形劇三国志」「横山光輝 三国志」「吉川英治 三国志」とは異なり、ちょっと別物を見ている気がしました。
    まぁLEEさんいうように、ハリウッドですね。エイベックスがスポンサー(?)になっているせいか、宣伝はうまいけれども、中身は、ちょっと残念でした。
    ちなみに、ガンダムとレッドクリフの話の文脈は
    ガンダムはリアル⇒でも残念なところがある。⇒ランバラルやシャーの描き方⇒敵を前にすると「俺いってくる」と突撃する。船を預かる大将のすることではない。そこがリアルでない。残念。しかし、レッドクリフの時代は「敵を前にすると大将は真っ先に突撃」そんな時代も確かにあった。・・・。現代はそんな感じの時代の転換期・・・という文脈でした。

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