今年は疲れた・・・。でも、やらねばならないことが沢山あって・・・。しかし、今年はちょっと違う。
職場が開学の頃は、年末年始でも職場は開いていた。私にとって正月休みこそ研究に使うことができる時間としてありがたかった。また卒論時期で地元に帰らない学生の指導もできた。しかし、数年前から状況が変ってきた。役所の論理というものだとおもう。数年前は31日、1日、2日だけは全館閉鎖させてほしい、ということで年中無休が終わった。理由は、防犯ベルがなれば、そのたびに正月呼び出されるので、その期間だけは勘弁してもらいたい。そういうことだった。しかし、ここ2・3年は全館閉鎖の期間が長くなり、今年は仕事納めから仕事はじめまで閉鎖。
私は時間を奪われた。勤務時間と出勤期間だけが仕事の役人たちには、この気持ち概念として理解できないだろう。またほかの教員は帰省するということでこの全館閉鎖についてなんとも感じないらしく、私の声は二年前から埋もれたまま・・・。
今年は早々と商売道具を持って帰ってきた。家に主力パソコンを移動させたのだ。一方、今年はヒマラヤと夏のGRASS,その後の研究で疲れた。リフレッシュもしたい。また最近乗鞍の温泉やスキー場が穴場なのも再認識。そこで、いま学校が閉鎖した30・31・1日に乗鞍に行くことにした。温泉につかりながら、上高地へのスノーシューズツアーとスキー。ちょっとがんばったご褒美だ。
しかし、問題なのは年賀状だ。
私の年賀状のポリシーは年賀状は”会わなくなった”人に出すということだ。会う可能性のある職場の人・友人などにはださない。自分の一年をハガキにまとめ、ご無沙汰していますが、私はこんな感じでやっています、というご挨拶のつもりだ。この賀状書き、いつも年末のドタバタの中やっている。しかし、今年はドタバタすると乗鞍に行けない。そこで年賀状を早く片付けないと・・・。
自分の一年をハガキ一枚に凝縮するというのは、私にとって夏ごろから意識する・・・。ようするに自分の一年を搾り出すだけで力尽きてしまうので、個別のメッセージはほとんど入れられない。その代わり、宛名は手書きだ。書きながら「住所」からその地を想像したり、送り主の顔を思い出したり、送り主と私との関係を思い出したりして、気持ちを入れてはいる。
なんと、この年賀状の宛名書き、いま終わって郵便局に出しに行ってきた。人生初の快挙。年賀状を1月1日に届くようにかけたのは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはすごいことだ。