月別アーカイブ: 2008年12月

水陸空

数ヶ月前にゴムボートを買った。もちろん、自己能力を向上させるため。ヒマラヤでの水深測量技術練習がその目的だ。なにか私にしかできない技術があれば、どこかで人の役に立つことがあるだろう。自己投資した。しかし、ボートだけでは技術練習はできない。船外機が必要だ。一日、ヒマラヤでこぎ続けているわけにはいかないからだ。しかし、船外機のセレクションは迷いに迷った。電動にしようか、ガソリンにしようか。当初は9割がた電動にするつもりだった。なにしろ静かだ。風を切る音と水がボートに切られていくことがするだけで、自然との一体感があり爽快だからだ。ところが、いざ買う段階になりさらに調べてみると、そもそも電動は湖のブラックバス釣り用であり、ポイントをちょこまか移動することを前提に設計されているようで、長時間の航行では過電流でショートして壊れてしまうことがあるらしい。こうなると、しずかだということと、ソーラーパネルさえもって行けば持続可能なエンジンといえど、こまったものである。こっちは一日中航行することが必要だからだ。
そこで、切り替えて電動からガソリンエンジンにすることにした。オークションをみていると2万円台の草刈機の歯の変わりにスクリューがついた船外機もあるが、なやんだ挙句、今回ヒマラヤにもっていったものと同じホンダの2馬力を落札できた。

さて、空から測量(リモートセンシング)、陸から測量(GPSやその他システム)、そしてコンピュータ内部で測量に加え、水域からの測量の準備が整った。時間がどれだけあっても足らない・・・。この冬休み、あつい休みになりそうだ。

インストール2

 だめだった・・・。昨日これでよしっ!と思ったが、残念ながらそうはいかなかった。結局寝たのは3時。一つのソフトがインストールできなかった。それ以外はよかったのに・・・。
 家のインターネット回線ではファイルの試行錯誤のダウンロードに時間がかかるので、このつづきは数日後、職場のインターネット回線ですることにしよう。

 しかし、思い出すコンピュータを始めて使い始めた時のことを。まったく何がどうなっているのか分からないまま何度も試行錯誤しながら、全体像をつかんでいったときのことを。おかげで、いま、これまでlinuxを使うにあたりいつまでたっても分からなかったことが、まだまだ分からないことだらけだが、全体像が少しは分かった。OSが無料なことはもちろん、さまざまなソフトが無料のものが充実しているリナックス。今後にむけて大いに期待しながらも、試行錯誤の毎日がしばらく続きそうだ。産みの苦しみ。まさに。

傷だらけの天使(ドラマ)

  昨日の深夜、パソコンのOSインストールをしながら、その自動処理をしている時間でスカイパーフェクトTVで「傷だらけの天使」がやっていたので、思わず見てしまった。小学生のころ、たしか夕方4時ごろからやっていた(再放送か)、子供ながらにドキドキするエッチなシーンが時々でていたドラマだ。とにかくあの頃は、かっこいいとはあんな世界のことなのかと思っていたドラマだ。

 そんな懐かしさを思いドラマを見ていた。話の筋はもちろん、子供のころよりも理解力ができたのでよくわかる。なるほど、この登場人物の仕事はこういうことか。しかし、以外に変なところにきづいた。ある昼間のシーンで、ショウケンと清水豊がある女性とトラックにのって、どこかに移動するシーンがあった。トラックに乗る前に彼らはもめていたが、「いくぞ」と言って3人が車に乗り込む。そして車は出発して、よるある場所についた。3人は車から降りた。そのとき、私は昼間のシーンで使った車のナンバーと、夜のシーンで使った車のナンバーとが違っているのに気づいた。

 なるほど、このシーンの撮影には間が開いているなぁ。一日の間で二回借りたということだろうか、それとも日が違うのか。おそらく日が違うのだろう。もっと気を使えばよいのに・・・。

 しかし、最近よくそんな本筋とは違うところに目がいくことがおおい。先日のマイ学のコメントで仮面ライダーの話があった。あの話も「昔といまは森の見え方が違う。むかしはもっと広葉樹が多かった」そんな話をする文脈でのコメントだ。仮面ライダーの戦闘シーンや爆破はシーンは山の採石場でおこなわれることが多いが、戦いのシーンの背景をみると現在では考えられないくらいの山林の伐採や、広葉樹の森があることを話した。

 自分でも不思議だが、なぜ、本筋と違うところに目がいくのだろう。もっとも人生もそうか・・・。私の人生は・・・。どうでもいいことに、いつもこだわって大事なことを忘れてしまう。
 
 そう、あの車のナンバーが違っていたのに気づき、その後、いろいろ妄想にはしってしまったため、大事な物語の骨格を見失った・・・。

インストール

 山に木をはやす計画。やっとプログラム等の解決をした。22日に筑波にその件で武者修行にいくため、それまでに少々予備実験てきなことができたらとおもっている。それにまにあうよう大量データを扱うためのパソコンを用意した。ただしくは、パーツを買った。しめて12万円。その中には24インチのディスプレイも入っている。驚くほどパソコンはやすくなった。
 金曜日にパソコンを組み立てた。これまで眠っていた壊れたパソコンのケースだけをそのままに、あとはリニューアル。電源や電源スイッチなども交換した。必ずリニューアルオープンできると思い、マニュアルを見ながら部品をつなぐ。
 
 スイッチを入れた。動かない。・・・。しかし、この動きのなさは、あの部品がおかしいに違いない・・・。別のパソコンの部品と交換。スイッチを入れた。動かない。・・・。マニュアルをもう一度見直す。怪しい所を発見。一部の部品に電源がきていない(接続忘れ)。気を取り戻して再びスイッチ。起動。OSのインストール。失敗。再度挑戦・・・。

 そんなことで昨日は、パソコンの起動とOSのインストールまでは成功。しかし、GRASSのソフトやその他のソフトはことごとくエラー。挙句の果ては8Gのメモリを認識させるためのOSのオプションのインストールも失敗。

 今朝から、なんどOSのインストールをしなおしたことか。ウィンドウズのパソコンを始めて作ったときのように、なんども、なんどもインストールをしながら失敗する箇所を洗い出し、問題解決を目指す。

 午後10時半。やっと、なんとか理由は分からないがうまくいくような状態になった。そして現在、最後の(多分)インストールを最初からやり直している。

 大変な一日だった。

台湾という国

 今日は朝から山。学生との車の中での会話の一つ。

 私の中のイメージだが、台湾は韓国や香港のように背広を着た人たちが闊歩する。経済活動に精をだす。
 私の中のイメージだが、沖縄は南国の日差しが降り注ぎ、青い海が穏やかにさざなみ、潮騒が遠くで聞こえる。のんびり、ぽわーっとリゾートイメージ。
  
 しかし、おかしなことに北緯でいうと、台湾は沖縄よりも低緯度、つまり南にある。ということは沖縄よりも暖かい。しかし、イメージの世界では沖縄のほうが熱い!なんだろうこのイメージの違いは・・・。

 そんなことを話しながら車に乗っていた。なんだろう、このイメージの違いは・・・。 

 来週は沖縄よりも、台湾よりも南にあるフィリピンからお客がくる。これからフィリピンの方と一緒に仕事をするようになるなら、沖縄や台湾を飛び越えてもっと暖かい場所が身近になる。さぁ、どうなるか。

これだ!

c7a4fb9c.jpg 昨晩、というか今朝4時までやっていたが、細部の詰めがあまく完成できなかった。今朝も職場に来て、頭から湯気を出しながら、プログラムの修正をしていた。15時ごろ、やっと完成。これがやりたかった!!!

以前と何が違うのか?

 以前の山と樹木は、樹木の形が今回はスムーズになっている。そこが大きな違いだ。以前のものは山に木を植えなければ樹木はスムーズカーブを描くが、凸凹した地形の上に以前の樹木を生やすと、樹木の表面に地形の凸凹が反映されてしまう。それが問題だった。
 二つ目の違いは、樹木の形だ。以前のものは樹高をばらつかせると木の形が変っていた。樹木を大きくすれば木は尖り、樹木が小さいと木は緩やかなカーブになる。しかし、これは本物とは違う。大きかろうが、小さかろうが、樹木のカーブの形は同じ。その代わり樹冠のサイズが変る。これが一般的な考えかた。大きな木は樹冠のサイズが大きいし、小さな木は樹冠のサイズが小さい。以前は樹冠のサイズは樹木の高さに無関係だった。どんな高さの木も同じ樹冠の大きさ。これはリアルではない。

 こんな問題があったので、一気にゼロからプログラムを書き換えた。プログラムは以前よりも複雑な数学的なことを考えないといけない。しかし、おかげでだいぶすっきりした。これを機会にいままで4つの別のプログラムで森林のいろんな形を表現しようとしたけれど、それらが一本にまとまった。しかも効用はそれだけではない。これまでの考え方だと、データの処理量が莫大になるので、一つ市販のソフトウェアを使いデータの整理をしてから出ないと使えなかったが、今回はそのソフトを使う必要がなく、はじめから整理された情報を作るようになった。

 チョョロまかすことなく、真っ向勝負してよかった。めでたし、めでたし。
 山完成

刷新

6e46741d.jpg 地獄の底から復活した!ある不具合から研究に行き詰まり、悪戦苦闘してきた。先ほど光明を見た。もうこれ以上のできばえはない!!!思いつく問題もない。連立方程式を解くまではよかったが、もっとそれ以上に難しい問題があった。ところが、それも、考え続ければ糸口は見える!その信念のおかげで妙案を思いつき、ここ2日、スケッチブックに絵を描き、数式を書き、プログラムのフローを考えた。その結果、生還。

 しかし、当初は無理だと思ったことも、やはり悩み苦しめば解決できるということを実感。22日に今やっている研究の真似事の方向性について筑波の同業者に話を聞きに行くが、そのときまでには、なにかカタチができそうだ。

 これでプログラムの各パーツの問題点は解決できたので、いまから、それらのパーツを組み合わせた最終形にチャレンジする。

雨の古城山(こじょうざん)

 昼から小雨。のち割と雨・・・。冷たい雨が音を立てずに窓ガラスを流れ、ストーブの上のヤカンの音だけが静かに静寂を破る。
 
 ・・・とは真逆。冷たい雨をよけるカッパは古城山登山で蒸れ、体は雨と汗で濡れる。今日は、GPSをつかった実習で雨をおして古城山に登ってきた。毎年の悩み。「GPSを使うと出てくる不具合とその対処にかんする理屈」を先に説明すべきか、それとも「まずは使ってみて、そこで出てきた不具合とその対処をあとから理屈で説明すべきか・・・」。対象によって切り替えてはいるが、毎年、うーん、もう少し改善の方法があったなぉ~、そう思うことばかりだ。
 今日は、思い切って「とにかく使おう」からはじめた。もちろん、雨の中、実際の使用は次週にして、今日は教室で理屈を・・・とも思ったが、雨の中そとに出たいという学生の声が多かった。エイヤァ!雨の中に突入だ。

 途中、終業時間の4時半に間に戻れそうもなくなったので、途中で引き返そうと思った。(雨だし・・・と思いながら)。そしていったん「退却命令」を出したが「えーーーっ、ここまできて戻るんですか?」と叫んだあと「今日バイトあるやつ」--「バイトあるやついないので、頂上まで行きましょう!」と学生にいざなわれた。
 
 学生は元気だ。たくましい。今日は昼から夕方6時まで雨に濡れる。風邪をひくわけにはいかないので今日は早々とかえることにしよう。
 
 明日は名古屋に出張してます。

 

またいつものように・・・

e552ce32.jpg またやってしまった。先日大阪にいくとき、まぁ「日本語が読めて日常会話」ができれば道に迷わず大阪にいけるだろうと思って出かけた。地図も持たずに。結局えらい目にあった。また同じ失敗をしている。もっとも慣れっこになってしまい、笑うしかないが・・・。

 先日、山に木を植えるプログラムを書いていたが、ちょっと引っかかっていたことがあるものの、まぁなんとかなるだろう。あれと、あれを組み合わせれば問題は解決できる。そう思って、昨晩、山に木を植えるプログラムを書いた。今朝、職場にきて、先ほどらい「まぁなんとかなるだろう、あれと、あれ・・・」をしてみたら、結構渋いぃーーーー。これは大変だ。

 それで結局、「ここまで出来れば素敵」だが、それを実現する手段に思いが及ばず避けてきた「それ」を組み込まないといけなくなった。さきほど、「それ」を実現する手段についてとくと考えてみた。すると、どうやらそのため、2つの直線、2つの放物線、2つの指数曲線の交わる点を見つけるため連立方程式をとかねばならなくなった。なんだよぉ、連立方程式を解けば問題は解決しとったんか・・・。それならはじめからまじめにやっとけば今日が無駄にならなかったのに。まるで大阪に出かけたときのいい加減な状態のスタートを思い出す。懲りないやっちゃ、アホちゃうか!