月別アーカイブ: 2008年12月

三回目のダッチオーブン

鍋ふた 先週まるこげになったローストチキン。失敗したら成功するまでシツコク食いさがりたい。だから毎週末は、ローストチキンの魔術師になるまでチャレンジを続ける。さて、今日はそのローストチキンの日。

 この一週間、ダッチオーブンについて考えた。ダッチオーブンがダッチオーブンである理由はなにか?ダッチオーブンでなければできないことは何か?食品に火を通すということはどいういうことか・・・。いろいろ考えて、シュミレーション。その結果、「きっとこうすればいいだろう」というローストチキンづくりの仮説ができた。(もっともローストチキンというものを食べたことはないので、答えをしらないものを求め続ける無茶なところがあるが・・・)。

 そのためには火力の制御が重要だ。そう思う。だから火力の制御ができるように家のコンロでトライだ。これで成功すれば来週は焚き火でのチャレンジする。コンロの火も焚き火の火に近い状態にするために「豆炭」に火をつけてふたにのせる。上から下からローストする。

 待つこと25分。出来上がり。ローストチキンのときにでた肉汁・野菜汁をオリーブオイルに混ぜてツナをいため、ミズナをいため、パスタを絡め、シチューのもとを砕いてまぶす。

 ローストチキン+パスタの出来上がり。

 これは、うまい!!!!!!!!!久々の改心のでき。来週は焚き火でチャレンジだ。

出来上がり

最近、おかしなこと

 このところ、ちょっと気になることがある。人ごみの中での出来事だ。同じようなことが何度かあるので、気がついた。なんなんだ、この私を取り巻く状況は・・・。

 結論はこうだ。最近人ごみの中で、人とすれ違うとき、私の顔を凝視しながらすれ違う人がときおりいることだ。名古屋の地下街をあるくとき、映画館のあるショッピングモールをぶらぶらしているとき・・・。なぜか、私の目を見つめながらすれ違うのだ。まるでウィンドウショッピングをしながら歩いている人のように、ショーケースの品に目をやりつつ(私)、体は歩き続ける・・・。あの感じだ。

 はじめは、私の顔に何がついているのかと、顔に手をやりなでてみた。とくに、米粒がついているだとか、鼻くそがついているだとかはない。というか、なさそうだ。また、私の目を見るといっても、すれ違う人は私に「怒りの目」でも「笑いの目」でもなく、「まじめな目」で私を凝視してすれ違っていくのだ。もちろん、言葉を発することはない。なんだ、これはぁぁぁ。まるで初めて外国人を見た江戸時代の日本人のように。私と目が合っても、目をそむけることはない。表情も変えず凝視!

 これが若い女性だったなら、もしかしたら、どこかのカッコイイ人に似ているとかいうことで私を通りすぎるのに見つめるのか?と悪い気分はしない。もしくは、ときどきそっち系の人(怖い組織の人々)のように、私を「恐い系の人」かと思うかたもいらっしゃるので、その手の方に睨まれるのなら、こちらが目をそらして恭順の意を示したい気分である。一方、お坊さんにも間違われることがあるので、「おっ、坊さんだ」と間違われるのなら、手でも合わせて祈ってあげたい。

 ところが、私を凝視するのは年端も行かない子供が多い。3-7歳くらい。親の手を握りながら歩いているときに、私とすれ違い、私の目を表情も変えずに見つめるのだ。「なんやぁ~、このおっさん。デコとアゴが反対こじゃないか。不思議やなぁ~」のように・・・。まぁ、確かにデコよりもアゴのほうが毛が多いときもある。なんだか地球外生物として見られているような感触だ。もしくは、子供には見える何かが私の背後にあり、その背後のものをしょっている私が、私が始めてみた黒人のときの驚きと同じくらいの驚きをもって見つめているのだろうか・・・。わからない・・・。なんだ、この子供に凝視されるのは・・・。わからない。

 そんなとき、私は子供と目が合えば、ウインクするようにしている。

本日

 昨夜寝たのは午前2時過ぎ。このところ就寝時刻が遅く睡眠時間が少ない。今日は11時から開くパソコンショップでパソコンパーツを購入しようと思っていたので、これ幸いと、午前中休みを取ることにした。昼から職場に行く。

 先日、プログラミング⇒大量データ処理ソフト⇒GRASS⇒CGの流れで、やっと来た到達地点。目標地点を目の前にした「あと一歩」というところで、無理やりゴールインもありえるが、「ゴール以後」「今後の拡張性」を考え、体制を立て直すために撤退した。現在、スタート地点に戻り振り出し。再びプログラムを書いている。しかし、一昨日午前3時までトライしても完成しなかったところが、昨日ある方との別件の電話で、ついでに私の問題を尋ねてみた(彼はプログラムのプロ)。すると[malloc]という関数で解決できるという話を聞きいた。そんなものは知らなかったが、調べ、チャレンジし、問題が解決できた。世の中、恐ろしい時代になったものだ。昔なら、入門⇒実習⇒実践というようにレベルアップしたテキストでゼロから学習しないと到達できなかったことも、いまではピンポイントである問題を解決できるようになった。PCとインターネットとそれを利用する人間社会とはすごいものになった。かつての世と学習スタイルが大きく変わった時代の転換期。それが今。それが午前二時。

 今朝、プログラムの最終仕上げをしようとしているが、さらにまた「いいことを思いついた」ので、なかなかすぐにゴールにいけるというわけにはいかない。現在の問題が解決できたら・・・というゴールのイメージだけが先行する。”早くこの先を見たい”という気持ちで寝る間も惜しい。

マイ学

自分(My)のための自分の学問体系を私は勝手にMy学といってよろこんでいる。今日、勝手にMy学を大学生に半日お話した。話の切り出しはこうだ。

「みなさん、いま熱くなっているものがありますか」から始まって「私は熱い。昨日寝たのが午前3時。夢中になって・・・」から始まった「時代の変革点」の話だ。授業がおわったあとに「私の話の中で印象に残ったことをたずねたが」多くの学生さんが、私のMY学が印象深かったとコメントしてくれた。

 まだまだ、説得力があるわけではないが、今後もMy学を発展させ、それをいつかはまとめたい。

 今日は扱った「時代の変革点」の話で言いたかったのは、いま時代に必要な力は、「混沌とする情報のなかから自分に必要なことがらに気づき、問題を発見して、解決する力だ」。という話。それをいうことで、今日の私の話、眠気覚ましにメモをとるならメモをとればいいが、基本的にはメモを取るくらいなら私の話をきいて、その中から自分に必要なことがらに気づことに集中してほしい」というメッセージを伝えたかった。この話、いつかは筋道だてた文章にしてみたい。

 ところで、明日の東京主張、取りやめました。職場に来ています。・・・きっと・・・。もしも、今晩徹夜してしまった場合は午前中は有給をとりかもしれませんが、午後にはいます。

妥協は許さない

 早々と明日の授業の準備を終えた。話の詳細は帰ってからにするとして、授業の準備をしながら、解決しなければならないCGの問題を考えていた。そして思いついた。まずいっ!いままでよりももっといい方法があった・・・。改善点は研究の原点となるプログラミングだ。しかし、プログラミングはあまり得意ではない。できれば、すでに作ったプログラムのままで解決する方法を見つけたいのだが、どう考えても、今日思いついた方法のほうがイイ! となると・・・。
 現在のプログラムの方法では、ある現象に対する対処に過ぎない。予期せぬ現象が今後起きてくる可能性がある。そのことを考えると、ここは根本的にスタート地点に戻るべきだ。そうだ。俺は妥協を許さないタイプだ。とにかく理想を追求。できるときに最善を尽くせば、後悔はない。

 確か「斉藤孝」の『段取り力』を読んだときに松下幸之助の引用だったと思うが、「原価を5%、10%抑えようという課題をこなすとき、5%、10%を目指すから苦しいんや。思いきって原価を半分にしようと思えば5%、10%なんて難なくクリアできる。そもそも多少原価を抑えようと思えば現状を改良することで確かにクリアできるけんど、50%の原価を抑えようとしたなら根本的なところから替えんといかん。そうやって発想することで大きく飛躍できる」。大体そんなようなことが書いてあった。

 そうや、ワイに必要なのは改良ではなく、よりよいものを作るために根本から見直しだ。ワイはやるでぇーーー、といいつつ目の前の課題クリアに呆然と立ち尽くす。いつになったら研究本題に入るのだろう・・・。

そんなことしている時間はないハズだが・・・

 昨晩。深夜、夜露でぬれた帰り道。バイクが刻むエンジン音をBGMに、ヘルメットがきる風を友に、進行方向に野生の眼を向けつつ、理性の頭はうまくいかなかった山の影に思いをはせていた。トコトコトコ・・・。
 気温は2度、今年一番の寒い夜。宇宙と連続したこの地球から眺める夜空は冴え、頭も冴え(?)てくる。うー、寒いぃぃぃ・・・。今日は手袋と袖の間から冷たい空気がもぐりこみ、脇の下まで攻めて来る。こりゃぁ風をひかずに家まで帰り着けるかなぁ。トコトコトコ・・・。
 どんなに困難な状況でも考え続ければ光明は見えてくるもの。これが私の信条。昨日の職場で考えていたことのどこが間違っていたのか、何をどう改善すればいいのか・・・。深夜一人の帰り道。

 おかげで、道中、昨日のうまくいかないことの一つの理由が思い当たった。家ではそれを試す時間がなかったので、今朝、学生と午前中穴掘りをして、握力がなくなった右手に鞭打ち、昨日の思い当たった理由をもとに改善してみた。やっぱりこれだ!これで一つクリア。

 ところが、もう一つの問題、木がうまくいかないもにについては、思い当たることはあるが、再現するのに時間がかかる。今日は我慢だ。

 明日は一日、よその大学生に対しての授業がある。その準備をしなければならないが、夢中になることがある幸せを実感しつつ、明日の修羅場に思いを馳せる。
 したの写真は、山のサイズを大きくしたら(一キロ×一キロ)、木がよくわからなくなった図。たぶん、原因はあれだ!しかし、いまはそんなこと考えている時間の余裕はない!・・・ハズだが、頭から離れない。時間がほしいぃぃぃ。お金で時間が買えるなら買いたい!
dameya

今週の予定

このブログ本来の目的。
火曜日 午後 授業
水曜日
木曜日 終日授業
金曜日 東京(予定)
です。

なお、いまのところ12月には
12月19日 乗鞍高原
12月22日 つくば
という予定があります。
また、12月の半ばにはフィリピンから3日ほどお客がきて対応します(予定については調整中)。

一念発起

1466cf86.jpgさて、またいつもと同じ毎日が始まる。今日からは最後の峠であるパソコン作りだ。パソコンショップのインターネットを見ながら価格調査をし、最近のパソコンは安くなったと実感している。私がパソコンを購入した当時はパソコンは少なくとも30万ださないとまともなものが買えないというくらいの感覚だった。ところがいまはどうだろう。30万といわず5万円、6万円で普通に買えるし、10万円も出せば、最低限のパーツでそろえた最新のPCが買える。もちろん、いまも20万、30万のPCもあるがそれは豪華なパーツをそろえた最新のPC。

私の狙いは、最低限のパーツの最新PCで、一部にだけこだわりを持ったPCが必要だと思っている。予算、13・4万。たしかにある。メモリ16ギガ計画だったが、どうやら4ギガのメモリは入手が困難なため、普通に買えるパーツでそろえるには8ギガのメモリがやっとのようだ。それでも予算内にごろごろある。そう、私のこだわりはメモリの量なのだ。予算に余裕があるので、ケースにも拘りたい。

・・・。いろいろ考えていた。5日くらい妄想して楽しんだ。結果、4年ほど前に電源が不安定になったPCがそのままにしてある。そのPCの部品を総入れ替えして修理して使うことにする。これまでそのままほったらかしていたのは理由がある。どうも動作不安定になったのは電源もしくは電源のスイッチに問題があるからだと踏んでおり、電源の交換(8千円から1.5万)とそのリスク(電源には問題がなかったばあい、ただ購入したというだけに終わる)、スイッチの不具合箇所の発見のためのテスターをつかった調査。これらが面倒だったからだ。

しかし、限られたお金。今回は自分の労働を使うことでお金の出費を抑えよう。そうすればいいことがあるではないか!(と自分を鼓舞し・・・)。

そう、困難に立ち向かうことで、また自分の技量がアップする。この自分の技量はお金を出して買えるものではない。お金を節約してお金で変えないものを得ようと思う。成功しないリスクはあるが・・・。まぁそのリスクは受け入れよう。

などと無理やり思い込むようにしてパソコンのパーツをこの一週間で物色することにしよう。ちなみに、できればそれらの不要なパーツを、インターネットオークションで販売することにもチャレンジしてみたい。これまた初チャレンジである。