月別アーカイブ: 2009年1月

まいったぁ・・・。

radio 夜な夜なコンピュータを動かし、3キロ×3キロの山に木を植えた。木のサイズは4種類、地形の起伏は傾斜0度の大地から平均傾斜50度くらいのところまで。これまでのいろんな問題を解決してきたため、もう、キーボートをおして家に帰れば朝には出来ている。そうなった。そして昨晩は午前0時に職場を出たが、木を植えた20種類の山に光を当てて、衛星からのシミュレーション画像を作成。あさ8時半に職場についてたら、ちょうど20枚目の画像ができあがったところだった。まぁ順調。順調。コンピュータもフル活躍していて、いい感じ。

そう思って次のステップに入ろうとしたら、大きな問題にあたった。光を当てたCGの処理に問題があったのだ。レイトレーシングというCGの技法をつかっているのだが、それでは満足な結果が得られない。この方法で一枚の画像をつくるのに30分。割と時間がかかる。しかし、それでも不足だったのだ。

となると、レイトレーシングから別のもっと高級な方法であるラジオシティ法を採用しなければ・・・。そんなことどうしたらいいのか・・・。5時間格闘のすえ、マスターした。・・・が・・・。時間がレイトレーシングの数十倍かかる・・・。つまり一晩に一枚しかできない。これはまいった。終わらない。

とりあえず普通に入手できる最高速のPCなはずなのに・・・。もうこれは、使えるコンピュータを複数台並列させて処理するしかない。思わぬ出来事に、呆然・・・。

上と下の画像とあまり変らないようだが、大きく違うのだ。
下がラジオシティー法によるもの。

raytracing

LINUX

先日、報告したとおり研究もヒマラヤトレッキングにたとえれば「ルクラからイムジャに向かって歩き始めた」状態だ。ここ二日は職場から帰る前に、キーボートのエンターキーを押して、朝になってデータをチェックする、そんな毎日が始まった(かみに見える)。だが、実際はなにが問題なのか、まだ調査中だが、一日中、コンピュータを走らせていると調子が悪いことが起きている。せっかくの一晩の処理もゼロにななる、または、結局手作業でいちいち、長い処理を確認しているという具合に調子がわる。

このままだと今後、帰る前にキーボートをたたいても、深夜のずいぶん早いうちに終わってしまい、せっかくの深夜処理も十分活用できない。もうすこしうまくコンピュータを動かせないだろうか。そんなことで、職場のコンピュータを家から動かせないか?telnetという機能を使えばできるが、はたしてリナックスで設定できるだろうか・・・。

もちろん、職場のコンピュータは外部に直接つながせてもらえないので、それは無理だ。しかし、技術の勉強だけはしておこう。そう思い、職場のコンピュータを職場の別のコンピュータから操作する技術を試行錯誤していた。

苦難につぐ、苦難・・・。telnetはダメだったが、sshはうまくいった。ftpもなんとかできた・・・。

なんとか、別のコンピュータから処理させるコンピュータを動かすことができそうだということが分かった。そして、なんとか、出来た。

あとは、家かどこかにコンピュータを置くだけになった。
これによって、どこにいようがコンピュータ処理を続けられるようになった。家からでも、出張先からでも・・・。ウィンドウズではなくてLinuxだからなんとかこんなことが出来るのだろう。

華氏

 今日の職場の帰り道、電光表示される温度は摂氏ゼロ度。昨日の帰り道は摂氏-2度。もちろんバイクだ。バイク通勤していると、一度、二度の違いが体に直接跳ね返る。38度の夏から、28度の晩夏になり、18度の秋になり、8度の冬になる。

 昨日の-2度。ふーん、という感じだが、考えてみると8度から10度さがったところが-2度。なんだこの分かりにくさ・・・。もしも-8ならば、直感的に8から10下がったとおもうのだが、-2なのだ。ゼロから鏡面のように数直線が対象になっている。なんとわかりにくい・・・。
 
 しかし、このおっさんになって、ハタと考えなければわからないこの難解な概念を、中学生のとき間違えずにマスターできたものだ。うーん、わかりにくい・・・。むかし、ここに登場する大学で数学を専攻していた「カレー仙人」が、ときどき『なんだマイナスってやぁ~(三河弁)。すげぇ~変』といっていたが、このことなのか・・・。

 そんな中、いままで華氏という温度のものさしがややこしいと考えていたが、華氏0度は摂氏-17.8度。つまり地球上の多くのところでは365日が華氏0度以上なわけだ。となると季節を頭で考えようとしたときには、摂氏よりも華氏のほうが便利だ。これまで、なんてややこしい・・・とおもっていたが、なかなか華氏もやるではないか。
個人的には絶対温度が好きだが、日常生活は華氏で考えたほうが便利かもしれない。

 -2度の美濃と8度の伊豆、18度の沖縄といわれたときのイメージがマイナスが入ったとたんにわかりにくくなる。

1月26日

 明日は、午後から岐阜で話をすることを頼まれていますので、職場にはおりません。午前中もその準備であわてているかもしれません。アポをいれていただければ、対応できますので、よろしくお願いします。

ここまできたか

2298409d.jpg職場近くのイオンでしか見たことがないが、とうとうカップラーメンの中身だけ、という商品が最近でたようだ。つまり、カップラーメンのカップがない。チキンラーメンのようにどんぶりにお湯を注ぐだけのラーメン。これでは”カップ”ラーメンではなく、ただのラーメンだ。・・・が、リュックの中に入れていくこともでき、軽量で小さいから便利ではある。

しかし、以前から私は試しに「普通のインスタントラーメン」にお湯をいれて、食べるということをしている。職場でどうしても腹がへったとき。ラーメンを鍋で煮たものと味が違うが、食べれないことはない。これと、カップラーメンの中身だけとどう違うのだろう・・・?

確かに、このラーメンが出る前に、カップラーメンの容器に浸透してナフタレンだかなんだかの臭いがついたという話があったが、そのための対策ということか。それとも普通のドンブリでは、100度のお湯もラーメンを入れて、しかも、3分もたてばさめるので十分に加熱できないところ、今回の詰め替え用カップラーメンの中身では、劇的な技術の向上で70度くらいでも、あの保温機能がついた発泡スチロールと同じような味になるということか(普通のラーメンをゆでないで湯で伸ばして食べてみる私としては調理温度によって食感と味がかわると思っている)。

まぁ、省資源ということでは快挙だとおもうが、それよりもペットボトルの飲料販売ではなく、マイボトルへの量り売りをしてほしい。職場の私の部屋には、コーラ・ゼロカロリーのボトルが転がっている・・・。

ルクラスタート

 長かった道のりだが、どうやらカトマンズからルクラには無事到着して、いまイムジャへのトレッキングをスタートさせたようだ。おそらく、ナムチェバザールで地図もかって道も迷わないようにして・・・。そんな状態に私の研究の真似事もなった。11月の中旬から始め、いまやっと軌道にのった。まったく何のことはないように見えるが、自分の中ではエライコトを始めることが出来たという実感。

夏のGRASSの研修で自分がスキルアップしていなければ、”アイデア”はあってもそれを形にするということまではいかなかった。GRASSの処理も快調のようで、GRASSなしでは何日かかるかわからない処理も(おそらく途中であきらめるか、むしろあまりに高い山過ぎてあきらめていた)、昨晩、キーボートのENTERキーをおして、今日職場にきたら、出来ていた。まるで、寝ておきたらサンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくおいてくれたときの感じだ。

動画は、同じ地形、同じ木の間隔のところに高さのバラつきがないものから高さのバラつきがあるもに変化させている。この微妙な変化が『大事なネタ』となる。・・・あんまり違いはないかもしれないけれど、いまはそのナゾときで胸ときめかせている。

原稿提出

うーー、頭が痛い・・・。頭が痛い・・・。特効薬はバファリンではない。特効薬は・・・。知っている・・・。ちゃんと準備して締め切り前までに原稿を準備すればいいのだ。私の頭痛の原因は原稿の締め切りだ。

自分の能力以下のことをしていれば、別に苦しむこともない。しかし、私がいけないのは能力以上のことに挑もうとすることだ。まるでスピッツがトラに向かって噛み付くような・・・。勝ち目はない。しかし、なんとかは死ななきゃ治らない。まぁ一生このアホな性格と同居するしか生きる手はない。

3月の末に森林学会というものがあり、そこでテーマ別シンポジウムがいくつも設定され、シンポジウムの主催者から発表の指令を受けた。くるもの拒まず。名誉なことだ。もう一月以上まえから、その発表の講演集に記載する原稿の締め切りが本日だという認識は知っていた。しかし、いまいち焦点が定まらない。なにを話そうか・・・。そんなことを考えていたらあっという間に今週月曜日を迎えた。そろそろやばいと思っていた、ちょうどそのとき、シンポジウムの主催者から「原稿を締め切りまでにちゃんと提出しろよ」という確認メールが来た。あーー、もうこれで「知らなかった」ではこの危機を乗り越えられない。

そして月曜日・・・ときはなにもなく流れる。

火曜日、家にかえって無理やり原稿を書き上げるぞと気合を入れようとしていたが(まるでバンジージャンプをしようとするときのように)、締め切りは迫るが気持ちが充実してこない・・・。しかし、その日が火曜日だとわかり(締め切り前日だと、いつのまにか曜日を間違えていた)、なにもせずに安心して床についた。

水曜日、明日が締め切りだ。授業はない。朝からねじり鉢巻状態。しかし、何をしゃべろうか、アイデアがでてこない。まるで、朝おしっこをしてきたので、健康診断でおしっこが出ないような・・・。振り絞っても、一滴もなにも出てこない。

しかたないので気分転換にガソリンを入れにいったり、買い物に行ったりして、頭をリセットし続けていた。そして、なにかよくわからないが、苦しみのキーワードがいくつか出てきた。そして家に帰った。
するとためして合点。ダイエット特集だ。原稿書きはこれを見てから・・・。
そして、9時半に、苦しみのキーワードを見ながら文章を書き始めた。たかだかA4一枚なのだが、「焦点」と「論理」が・・・。これは徹夜か?と覚悟したが、気がつけば12時半には書けていた。
そして、夜の手紙が大胆になるように、夜に書いた文章が妄想文章になりがちなので、今朝朝一で、昨晩夢うつつで気になっていた場所を修正し、提出を終えた。これで頭痛から開放か!と思いきや、月曜日にたのまれている講演をどのように組み立てようか、新たな頭痛の種が!一難さってまた一難。

フルフェイス ヘルメット

 このところ、微妙な体調だった。なにが問題だったのか、久しぶりに少々風邪を引いた。昨日、調子も上がってきたので、仕事始め以来バイクで職場に。そとは寒い。帰りの気温はゼロ度。まぁしかし、厚い皮のジャンバーと皮のズボンとブーツで、その寒さも「チクチクと痛気持ちいい」程度。しかも9月に新調したフルフェイスのヘルメット。例年なら顔に風除け、唇にリップをたんまりと塗らないと齢を重ねた私の唇はすぐにカサカサとなり治るのに4・5日かかっていた。ところがフルフェイスのヘルメットはその点すばらしい。ヘルメット全体が風除けなため、特別な風除けもリップも不要だ。すばらしい!・・・しかし、いいことばかりではない。これが最近私を悩ませている。

 問題は信号でとまったときに発生する。信号にとまったときにヘルメットの内側が吐息で曇り、信号待ちが長いときなどは前が曇って見えない。危険だ。まだ外気温が6・7度の頃は、そんなときはヘルメットのシールドを上げて(透明のめがねの部分)信号待ちをし、信号が変ったらすばやくシールドを下ろし、曇るのを回避していた。しかし最近はそうはいかない。外気温があまりに寒く、私の持っている手袋では25キロの通勤路を走り終えるときには、再起不能なくらい指先が冷たくなり、我慢も限界になる。そこで寒さ対策に、「カッコ悪い」などといって強がるよりも実利をとり、最近は農協のカブでの集金オバハンや自転車の中年過ぎたオバハンがしているようなハンドカバーを愛車に取り付けている。問題は、その左手のカバーだ。
 そのカバーはすでに数年前、原付通勤のころから使っている。今年、そいつを押入れから探しだしたら、左手カバーの取り付け紐がない。まぁ風除けだから・・・と、取り付け紐をつけないで不安定なまま取り付けている。カバーの本質は風除けだ。風邪をよけることと、紐で取り付けることは別次元と判断しているからだ。

 信号待ちでシールドを開け、走り出したらシールドを下げれば問題ない。しかし、左手(右手はアクセルなので運転中、とくに加速中にハンドルから手をはなしシールドに手をもっていくわけにはいかない)をはなしたとき、取り付け紐のない左手カバーが手に引っかかって落下する可能性がある。したがって、左手はカバーから出せない。しかも前述のように右手もハンドルから離せない。・・・それで、信号待ちでシールドが曇るのだ。

 いくつか対策を試みた。プールめがねの曇り止め。結果、大して効果がなかった。しかし、いろいろ考えてみると、信号でとまったときに息をとめれば吐息もでないので、曇らない。そこで、信号では息をとめることした。

 一人で長距離運転をしているとき、退屈しのぎに、トンネルに入ったら入り口から息を止めて出口まで息を止める無意味なことを日ごろからしている私。(トンネルの中が空気が悪いので、エアコンが効かなかった私の昔の車人生で覚えた遊び)。信号待ちでの息止めくらいなんのことはない。ところがこれにも問題があって少々困ってはいる。

 長い信号待ちをしたとき、信号が青になったら、深い深呼吸をしてしまう。ハァハァと・・・。そのときシールドの内側が曇る。これを改善するにはハンドルをもったまま後ろにのけぞり、顔を空に向けてヘルメットの下の部分から空気を入れる。そうすれば、一気に曇りは晴れるのだが、空気を入れる角度を探るため、私はバイクの上で、空を見ながらのけぞり体を揺らす。これが、夜の一人旅ならいいのだが、朝のラッシュからこれをせねばならない。私の後ろに位置したドライバーは突然のバイク上で私ののたうちに、さぞかし驚いているだろう・・・。

 いやーまいった。なんかいい手はないものなのか。
 ・・・と、書きながら、遅まきながらいま思った。なんだ、左手のオバハンカバーに紐をくくりつければ、いいじゃないか!!!

ダッチオーブン

41365848.jpg とうとう決心がついた。ダッチオーブン12インチを買った。写真のやつだ。これは焚き火でつかうためになべ底を上げるための足がついている。いま持っているのは、家庭でも使える10インチの底に足がついていないものだ。

 12インチのダッチオーブンで、まずは市販のピザを焼いてみようと思う。