華氏

 今日の職場の帰り道、電光表示される温度は摂氏ゼロ度。昨日の帰り道は摂氏-2度。もちろんバイクだ。バイク通勤していると、一度、二度の違いが体に直接跳ね返る。38度の夏から、28度の晩夏になり、18度の秋になり、8度の冬になる。

 昨日の-2度。ふーん、という感じだが、考えてみると8度から10度さがったところが-2度。なんだこの分かりにくさ・・・。もしも-8ならば、直感的に8から10下がったとおもうのだが、-2なのだ。ゼロから鏡面のように数直線が対象になっている。なんとわかりにくい・・・。
 
 しかし、このおっさんになって、ハタと考えなければわからないこの難解な概念を、中学生のとき間違えずにマスターできたものだ。うーん、わかりにくい・・・。むかし、ここに登場する大学で数学を専攻していた「カレー仙人」が、ときどき『なんだマイナスってやぁ~(三河弁)。すげぇ~変』といっていたが、このことなのか・・・。

 そんな中、いままで華氏という温度のものさしがややこしいと考えていたが、華氏0度は摂氏-17.8度。つまり地球上の多くのところでは365日が華氏0度以上なわけだ。となると季節を頭で考えようとしたときには、摂氏よりも華氏のほうが便利だ。これまで、なんてややこしい・・・とおもっていたが、なかなか華氏もやるではないか。
個人的には絶対温度が好きだが、日常生活は華氏で考えたほうが便利かもしれない。

 -2度の美濃と8度の伊豆、18度の沖縄といわれたときのイメージがマイナスが入ったとたんにわかりにくくなる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です