昨日は、また雨の中、2年近く前のフィールド調査の場所に出かけ、一人、急斜面のスギ林を歩いていた。
そして、一日頭が痛かった。そして今朝もその痛みが残っている。寝不足のときのような頭痛・・・、風邪を引く直前のときの痛み・・・。この体の抵抗が弱っているようなときである。インフルエンザも怖い。
しかし、この頭痛、おそらく原因は前日の居酒屋が原因だ。今朝、私はそう確信した。
一昨日、東京からお客がきた。午後6時ごろ到着の予定だったが、ついたのは午後8時半。是非、かれに話を聞いておきたいこと、確認してもらいたいソフトウェアの不具合があったので、遅くの到着だったが、ウェルカムだ。
彼は次の日、名古屋で仕事。そのため、宿は岐阜駅周辺でとったほうが便利である。だから、私は用事がおわったら彼を岐阜駅のホテルまで送っていった。そして、「飯を食う」というだんになった。
JR岐阜と名鉄岐阜の間にはさまれた繁華街があり、そこの居酒屋に入った。
テーブルが5つくらい。カウンター席が7席くらいの小さな居酒屋だ。私は、昔からカウンター席が嫌いである。が、彼はテーブルが3つ空いており、カウンター席がすべて空いているのを見渡すと、迷わずカウンター席に座った。そして私は想像した。「あー、彼はマンモス都市住人の習慣で、2人なら、後のお客のことも考え、カウンター席に座ったのだなぁ」
その気遣いが正解だとしたら、それは私も賛同したい。
がだ、とは言っても私が分からず困るのは、カウンター席に座ったときに、どこに視点を定めたらいいのか、ということだ。カウンターの正面の壁か?料理か?それとも隣の人の料理か?それとも相手の目か?私のコミュニケーションは後者が基本だ。
・・・となると体を90度ねじって話を聞かねばならない。30分たつ。1時間たつ・・・。ラーメン屋のカウンターと違い、居酒屋のカウンターでの時間は長い。一時間たてば、私は右首筋が痛くなってきた。結局、その居酒屋には一時間半~二時間の滞在だった。しかも、車の私はノーアルコール。さらに、午前0時を過ぎていた。
そして、次の日、つまり昨日、起きてみたら頭が痛い。あれ?寝不足かと思って、アリナミンを飲んで、雨の山に入った。体調を整えることに努力したのだ。・・・が、今朝も頭が痛い。まさかと思い、右首筋をもんでみたら、堅い・・・。つまり凝っている。あー、これはカウンターでの筋肉疲れによる頭痛だな。私は確信した。
誰か、カウンター席で飲むとき、その視点はどこに置いたらいいのか教えてほしい。