月別アーカイブ: 2009年10月

ピザの火

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先週、焚き火でピザを焼いた。
油断していたため、ほとんど炭になった。その炭が唯一の晩御飯だったため、次の日の排便のとき、ものが黒くなるほど・・・。

さて、今回はその反省を活かし、焚き火の火力を慎重にした。

1 まず焚き火をガンガン焚いて、なべを熱くする。
2 なべが熱くなった後、焚き火を弱火にして一定の温度をキープするようにする。
3 ピザを入れる
4 ときどき、焼き具合を見る。

そうした結果、火加減と時間については少しは分かった。

素人は、ときどき焼き焼き加減をチェックすれば
なべの温度さえ熱ければ、カリカリとしたピザがやけることが分かった。

火加減は分かった。

次回は生地作りに挑戦だ。

木曽檜の感想

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土曜日、木曽に行ってきた。
7月に名古屋の製品市場を訪問し、9月に東京木材製品市場を訪問した。
そして、ヒノキの材の評価を聞いたが、低調だった。ただ、木曽檜だけは桁違いの値段で取引され、買う人もその価値を認めていた。そこで、24日にちょうと木曽の製品市場で製品市場が開かれることを知り、学生とともに上松の木材製品市場に行った。

その結果わかったこと。
建築用途では、もはや落札されるものが非常にすくない。建築用の製材をしていたら、風前のともし火。
唯一、値がつく材は建築以外の用途、お社、仏像、卓球、テニス・・・。
建築用の板や柱のニーズはもはやない?
もしも檜のニーズがあるとしたならば、並材くらい・・・。

これからの日本の林業の方向性、行政の役割、政治の役割・・・。

いろいろ思うところが多かった。

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携帯電話をなくして・・・

nata

金曜日のことだ。
このところ、インドネシアでのドロップアウトが悔しくて、実習の準備に合法的に職場の裏山に入り、インドネシアでの「ミソギ」をしている(つもり)。
そんな中、インドネシアでのあの密林を突き進むときの伐開道具についてなんども考えてきた。そして行き着いたのが写真のような「除伐ガマ」というやつだ。同僚が刃こぼれしたものを貸してくれたので、研ぎなおしてお試しさせていただく。

そこで、演習林もヤブの中に積極的に分け入り、「これは使える!」と実感したあと、職場に戻ろうとしたところトンでもないことを発見した。ポケットの中に携帯電話がないのだ。

なんと、積極的に藪に入っていったせいで、したの写真のようにポケットが破れ、それに気づかず山を歩いていたようだ。そこで、来た道を引き返し山中を探す。

しかし、このカマのおかげでシダのようなところの下刈りも簡単に出来ることもわかった。また遠心力で割りと太目の木もブッタ押せることもわかった。少々波が薄いのが扱いを慎重にしないといけないことを除けば、これは使える!

そして奇跡的に山の中に転がる携帯電話を発見することが出来た。GPSをもってきた道を引き返すことが出来たおかげだ。GPSと除伐ガマ。感謝。

zubon

会議でのこと

今日は名古屋で、中部の財界が考える林業再生の検討委員会があって出席した。
もちろん、この2月から考え続けてきた私の成果もその発表の一部だ。

そこは、以前「カイゼン」のT自動織機もきていた。
一方、ボランティア、NPOを掛け持つ民間人もきていた。
また、おそらくファシリテーターという類の人も参加し、議論の仕分けをしていた。

この会議でわかったことは、「ファシリテーター」の存在に意味を見出せず
「ボランティア」「NPO]「地域おこし」を考える人とは肌が合わないこともよくわかった。
「林業業界」に携わって来た人の「できない理由を探す」お付き合いにも疲れた。

私には、狙いを定めて正確に打ち込むT自動織機の方の考え方がもっともしっくりきた。
彼らが出してきた資料の一部。
「あるべき姿」をだだめて「目指すところ」に向けて前進。
うまいこと表現しているなぁと感心した。
(きっと、カイゼンではあたりまえのことなのだろうけれど)

ボランティア・NPO・地域おこしは「自分の身の回り」しか見えていないようで
林業業界は、いまできることしか考えない。
これでは何も変わらないし、変えられない。

はやり、思考としては
全体を見て、あるべき姿を定め、目指すところに向けて組み立てる。
・・・ではないだろうか。

会議の内容はむずかしくてよくわからんかったが
得るものが大きい会議だった。
(人種の違いをよくよく実感した)

ファシリテーターのおかげで、今日の会議の到達したものがなんなのか
さっぱりわからなかった・・・。

試作品

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山で測量をするためのソフトや仕組みをこれまで検討してきた。
そして、それらが商品化して普及してきた。しかし、そのシステムで全ての問題が解決するわけではない。そのため、問題解決のためにいろいろ考えてきた。
そして、構想2年。問題解決のための試作品が出来てきた。
この試作品を使いたおして完成度の高い製品づくりを目指そうと思う。

ピザ焼き修行

56604c92.jpg焚き火

先日購入した焚き火台。そいつで2週間前ピザを作った。問題はナマカワして家のベランダで炭をつかったピザ焼きをした。ところが、15分たってもピザは焼けない。以前焚き火の火でつくったときは、あっという間に焼けたのに・・・。しかもピザはその上においた具のせいかピチャビチャ・・・。

そこで、今回は問題がピザの作り方なのか、それとも火力なのかをはっきりさせるために、既製品のピザを購入してきて焚き火の火で行った。結果・・・。3分で炭になってしもうたぁ。まぁ確かにパリパリのピザになったが。

これから一週間に一度はピザを焼こう。どんなに困難なことでも、あのブルースリーのように一点に集中し、極意を探求するのだ。

アチョー!!!

原点2

昨夜、またこころのヒーローの番組を見た。
前回は映像を見るのに一生懸命だったので、オープニングのテーマ曲に関心がいかなかったが、昨夜は「おおおっっっ!」ということをいっているのに気づいた。
歌詞は英語でこうだった。

When life is a hard game
Don’t you blame
It’s your chance to arise your arm
Let’s your sprits brave
Always fight to hold your name
No matter how hard or rough
You never surrender
(ここからさび)
All the warriors in this world
Join the passion of this master of soul
From the Chinese hills and shore
We still listen to Bruce Lee battle call

この歌が流れているときの字幕の日本語は、おそらくブルースリーを知らない人が訳したのだろう。
少々、残念・・・。

とくにさびの部分が・・・。私ならこう訳す。

「世界で困難と闘う人々よ
いまも中国の山河にこだます
ブルースリーがもがき進んできた
あの魂の叫びを思いおこせ」
(・・・あのブルースリーが歩んできたイバラの道を思い返せば
いま出会っている困難を乗り越える勇気が、きっと生まれると思うよ・・・
彼は人の3倍も苦しいことに立ち向かい、そして成してきたのだから)

TVでは次の訳
「この世のすべての戦士に贈る
この熱き魂の情熱を忘れるな
中国の山脈から海岸を駆け抜け
ブルースリーの魂はいまもなお叫び続ける」
と訳されている。

なにがTV訳で不満なのか自分でもわからないが
そんなものではないと思う・・・。
でもTVの訳はなんだかブルースリーの歩みから身を引きながら
”あの熱き魂をわすれるな”と説教じみている。
なんだか押し付けがましく説教っぽい?。

鵜飼が終わった

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今日で鵜飼が終わった。晩秋の始まり、冬の到来。しずかな長良川がじっと寒さに耐え忍ぶ。
そんな静かな長良川に似合うのは、焚き火だ。これまで鵜飼の人たちがいるために焚き火をすることを控えてきたが、これからは焚き火し放題。今日は職場からナタとノコももって帰ってきた。
しかも、この秋、ダッチオーブンで火力の修行をするために炊き火台も入手した。これまでは長良川で直火の焚き火をすると、景観がわるくなると注意されたことがあるが、こんどはこの炊き火台だ。これならやりたいほーだい。木を燃やして二酸化炭素を排出することになるが、これはカーボンニュートラルで、化石燃料を燃やすのとはわけが違う。

これから流木炊き火の日々が始まる!?

1000円じゃなかったの

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日曜日に、姫路城にいってきた。当初は姫路にいったあと、出雲大社まで足を伸ばそうと思ったが急用ができて姫路から戻ってきた。まるで本能寺の変をしった秀吉のように備中大返しだった・・・。

さておき、そんな遠出をしてみようとおもったのは土日祝日高速1000円!それゆえである。
ところが、岐阜各務ヶ原からのって姫路東かなんかで降りたが2550円。

くそー、名神、中国道、山陽道と3つの高速(ほんとは一本でつながっているのに)を乗り継いだせいだったか。しまった。知らなかった。

原点

先週、インドネシアから帰ってきた放心状態で何気なくテレビのチャンネルを回していた。そして運命的な出会いをした。BS日テレ 土曜日午後11時から12時の間に「ブルース・リー伝説」なる番組の初回放送を、ほぼ番組のはじめから見ることが出来たのだ。ブルース・リー。中学のときにテレビで知って以来、私の人生に大きな影響を与えた彼。その彼の物語だ。

私の高校時代はブルース・リー、ジャッキーチェン、リーリンチェイに近づこうと日々鍛錬の毎日だ。もちろん、両親にはまことに申し訳ないが、勉強どころではなかった・・・。

また、スカパーにヒストリーチャンネルというチャンネルがあるが、そのチャンネルでブルースリーのバイオグラフィーをやっていたのも5・6年前に奇跡的に観ることが出来た。その番組でブルース・リーが単なるアクションスター・武術家だけではなく、香港→ロスアンゼルスと暮らしている中で、白人からあからさまに受けた侮辱や差別をバネに、世界に「アジア」を認めさせたヒーローだということも理解するに至った。

宮本武蔵の五輪の書を愛読し、哲学的な思考の持ち主。

同じアジア人として、高校時代にもまして敬意を表している。

その彼の番組である。見逃すわけにはいくまい。

そして第二話の中の会話が、また43才のおっさんの心を捉えた。ブルースリーが最初に本格的に学んだカンフーは詠春拳であり(香港にいったときその道場の場所をたまたま知った)、その習いたてのときに兄弟子からブルースリーに言われた言葉。こいつがすばらしい。
「詠春拳は素質がなければものにすることができない。しかし、素質あるものでも礎がなければものにならない」。く~~!いい言葉だ。何事もそうだと思う。毎日その言葉を思い出し、精進することにしよう。

ところで、そのブルース・リーを演じているのが、少林サッカーでゴールキーパーをやったダニー・チャンがブルースリーを演じているし、映画「少林寺」でワン将軍を演じた達人、同じく酔拳を演じた達人も出演しており、これから毎週目が離せない。(30話まであるようだ)