月別アーカイブ: 2009年11月

軽トラを養子に

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今日、所有する軽トラを養子に出した。

92年に実家で購入し、2001年まで活躍。その後2001年の暮れに軽トラを探していた私が、車屋から買い戻した愛用4WD 5速の軽トラ。

なかなかシンミリするものだ・・・。私が所有してから既に8年をともに。最近は活躍の場が少なくなっていて、どうしようかと思ってはいた。

何度かスキー場で軽トラの荷台にブルーシートをかけ、泊まったことがある。
愛媛に軽トラで出かけて、荷台に常設していたシートと荷台との間に潜り込んで一夜の宿にしたことも。
・・・
そんな思い出深い行動、数知れず。現場・キャンプで大活躍。

一生のうちに何台の車に乗るのか分からないが、これまでに出会った車4台。

兄貴からのおふるのシビック(88-91)、友人の10万キロ超え営業車を紹介してもらって手にしたジェミニ(93-95)、現在乗り続けている兄貴の形見のパジェロ(95-)、そして、キャリー(01-09)。それぞれ思い出深い車。

サンキューキャリー。可愛がってもらってくれ。

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木工修行 納品完了

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今日実家にテーブルを納品してきた。

いままでこのテーブルは職場の黒色のフローリングの上に乗せていた。一方、実家のフローリングはライトオークというような色で艶ありだ。そのフローリングによる光の反射なのか、このテーブルのもっとも売りの部分である「カエデ」の柄が一生懸命磨いた分、光の加減でいつまで見ていても見飽きない光を放っている。

満足、満足。

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両親にはテーブルの天板は米ぬかで毎日こすってほしいと伝えてある。一方、弟はそれを聞いて、そんな面倒なことをするくらいならウレタン塗装すればいいという。私は、ウレタン塗装はやめてほしいと思っている。天板が樹として呼吸し、米ぬかをこする習慣で日々テーブルを成長させてほしいと願っている。

傷がつく。シミがつく。それはそれで、家の歴史でもしも100年後、200年後そのテーブルが存在していたとしたら、それを使ってくれた人の歴史を刻んだバイオグラフィーだ。

なんとかウレタン塗装でべっちょりと塗られるのだけは免れてほしい。
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やっと3・4年越しの木工から開放された。そろそろ研究モードに切り替えないと。しかし、その前に、職場の掃除だ・・・。何日かかることやら・・・。

木工修行その後

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 先日、大枠はできあがったテーブル。しかし、仕上げのペーパーがけと塗装の工程がまだ残っている。問題はその作業をどこでやるか?だ。職場ないを物色していたが、雨がかからず、数日おきっぱなしにしても怒られない・・・。そんな場所を探すと、しょうがない私の居室しかないか・・・。そう観念して、ペーパーがけをしたところ、部屋は山火事のインドネシアのように視界が木の粉で「かすむ」。

ならば、外でやるしかない!一日でやりきればいいだろう。そう思い、昨日、休みをもらって職場の片隅でペーパーがけをしていた。なんとか出来た!カエデの脚は鏡のように輝いている。満足・・・。

しかし、塗装は下手な塗装はしたくない。いろいろ考えていると時間がかかるので、これは「育てるテーブル」として実家の両親に育ててもらおう。

木工修行

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いまから10年位前に、ある森林組合のお手伝いをした。謝礼を!といわれたが、それはお断りしたが、是非にといわれて、では私は木工が好きだから板をくださいといった。現在の職場に勤めるまえの話だ。
話半分で聞いていたのだが、いまから7年位前に、「板を取りに来てくれ」といわれて、本当だったのかと、いそいそ板を取りにいった。
使うあてはないまま、4年くらいが過ぎた。

いつしか、月日が流れ、実家がテーブルを買うといったので、そんなら俺に作らせてくれ。いまから三年前の話だ。実家では椅子をとっくに購入して、テーブルを待っていたが、一向いに進まない私の工作。いろいろあって・・・。しかし、最近一念発起して3年間の集大成だ!!!(足の部分だとか、天板の加工はしていたのだが、なかなか魂を込めているだけあって、妥協はしたくなかったので完成していないのだ)。

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形は何とかできたが、問題は板についていた皮をはがして、磨くこと。塗装することがまだ残っている。一番の山は磨きだ。きっちり長方形ではなく、木の形をそのまま活かしたい。テーブルを触ったとき、機械で削ったような無機的な感触ではなく、有機的な感触。それを目指す。ところが、どうやってそんな加工をしていいのかわからない。
そこで、樹の皮をはがす道具をいくつか作ってみた。どうやら竹がいいようだ。

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しかし、細かい傷がさりげなく残る。
これらの傷をなくそうと思えば、グラインダーでペーパーをかければいいのだが、そうすれば有機的な感触が損なわれる。うーん、悩みどころだ。
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続ピザ修行

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 今週は、連休最終日をピザ修行の日にした。いままで火加減について修行をし、大体こんなもんかということはわかった。残る修行は、「生地」と「具&ソース」だ。まずは分けて考えるということで、今回は生地作りの修行に入った。

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 大学生の時にかったパスタ本。カレー仙人がいうように、確かにあの本には作り方が書いてあるが、これまで「パン」「麺」にはチャレンジしたことない私は、今回が始めてのピザ生地作りの日となった。パン作りは、特殊な人がやることと考えていたたが、どうやら出来そうな感じがしてきた。射程圏内だ。写真上のものは、発酵後のもの。一番上の写真が二倍のサイズになればよいようなので、ネタを仕込んで金華山登山+ランニングで時間をつぶす。

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 このピザ修行の旅をし始めたのは、ベランダでやったピザ焼きが酷い状態だったからだ。時間はかかるし、具はグチャグチャ。そこで、火加減をマスターしたため、今回は再度ベランダピザ焼きに挑戦だ。

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出来上がったピザ二枚は、なんとか食べられる代物ではあったが、ピザ生地が厚すぎた・・・。おそらくこの生地を薄く延ばすことが出来れば、パリッ、カリッのピザが出来そうだ。

・・・しかし、ピザ焼きは野外でやるに限る。炭に火をおこすまでの過程でだいぶ煙がでた。上の階の皆さん、ごめんなさい。
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今シーズンの初雪

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昨日、山梨県の鰍沢市(かじかざわ)で会議があった。電車でいっても来るまでいっても時間は同じくらいだった。ならば、時間や道中の自由度のある車で行くことに。電車の中での眠りよりも車からみる車窓のほうが私は好きだ。おかげで、諏訪から小淵沢にかけて今シーズン初の雪にであう。

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 会議の鰍沢市には12時についた。13:30分からの会議なので時間がある。そこで、道路標識にある「身延」に足を伸ばすことに。極真空手の大山ます達が若い頃山篭りしたところであり、今年のなつのりピーで話題になった身延がどんなところか気になったからだ。

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山梨県の試験場はカラマツの集成材でつくった講堂があった。一瞬、米マツかとおもったが、カラマツだとのこと。いいあめ色になって、木目もはっきりしていて、米マツの代替品になりそうな気がした。私が学生の頃は、カラマツはネジレが激しく建材にならないうえに、繊維も長くてパルプに不向きで、どうしようもないということだったが、立派に建材になっていた。集成にすることでネジレの問題を解決しているのだろう。
一方、ヒノキの家具があったが、木目がはっきりしておらず、なんだかゴムの木でつくった家具のような感じだった。好みによるのだろうが、あまりぱっとしない。
岐阜ではカラマツはあまり見かけないので、いい知見を得た。

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山梨県の素材生産量は年間7・8万立方メートル。岐阜県の場合が30万立方なので、岐阜県の4分の1くらい。特徴的なのは、民有林(国有林以外)の65%が県有林。県有林からは4万立方の素材生産量。岐阜県とはお国柄が大いに違う。

原木市場

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金曜日は愛知にある原木市場に行ってきた。学生さんのインターンシップを依頼するためだ。これまでも、東京・木曽と木材の市場に行ってきたが、それらは全て製品市場。今回は原木だ。
原木市場で製材屋が丸太を買い、製材屋が製品にしたものが製品市場で木材問屋に買われたりする。そんな流通のことを考えながら今後の林業を考えようというものだ。

来週が、原木の月に一回の記念市日。そこで目玉商品の木曽檜の選別作業の現場をお邪魔した。
また、一本、数百から千数百万のヒノキ。そんな原木が勢ぞろい。

なんとなく、林業という業界とその行く末が見えてきた・・・。ような気がする。

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ピザ修行小休止 しかし・・・

今日はピザ修行の日。そして今回は生地から作る!しかし、生地の作成には時間がかかる!?
そんなことで、今日の昼、金華山に登っているときに「あっ、今日は風が強い」と感じたので、夕方からの焚き火では飛び火の危険がある。そういうことで、今日はピザ作りの小休止にした。そんな夕方、ちょうど、BS NHKでアインシュタインの目という番組をやっていた。取り上げていたテーマは、ピザ焼きだ。これ幸い。今日は、イメージトレーニングの日となった。

さて、明日はG大学や県庁の方などと、私の職場で会議をする。その資料をつくらなければならなかった。ところが、アイデアはまとまらない・・・。

だらだらとTVをみてしまっていた。

こんちくしょーーーー。と、気合を入れるため夜の10時に散歩に出かけた。

近所の中国庭園に行く。

私は中国庭園の池にたたずみ、夜でも泳ぐ鯉、公園の街燈が映しこまれた、そして鯉や湧き水でゆれる水面を眺め、グッと自分の内面を整理しようと試みた。ときどき、長良川の流れや水面に助けられ、もやもやしている心も整理できるときがある。今回もそれを狙った。

すると、右側から「カサカサ」とケヤキの落ち葉を踏みしめる音が聞こえた。控えめな音だ。

ん?人か?散歩の犬か?確かに先ほど、同じマンションに住む前県知事とすれ違った・・・。

そして、最近、かすみ始めた目が捕らえたものは・・・。

大型犬。特徴は極端に足が短い。そして首がない。おっと、ヤツと目があった。距離は18m。

記憶をたどる。首がなく、足が短い大型犬サイズ。それはイノシシである。顔そのものは豚だが、流線型の背中。間違いない。イノシシだ。

夜でも人が行き来することが多いこの公園で、よくもまぁ草木も眠る丑三つ時でもないこの時間に出てきたものだ・・・。

なんて暢気なことを考えている場合ではない。まさかと思うが、イノシシが突進してきたらどうしよう。

君子危うきに近寄らず。目があったが、気づかぬ振りして退散してきた。

おかげで・・・、いまだアイデアがまとまらず・・・ブログを書いている・・・。

ブヨを自覚

昨日ピザ修行に入る前に、金華山修行をしてきた。インドネシアから帰ってから懺悔の修行である。家から山頂、山頂から家の反対側。そして同じ道を登り返して家に戻る。つまり二往復。

懺悔といえどもVAAMを飲みダイエット効果を狙い。くだりは走るために汗もびっしょりだ。そして体が熱くなっているときに、柔軟体操。そういう全体設計だ。

その柔軟体操での出来事、やけに虫がとんでいるなぁとおもった。ショウジョウバエくらいの大きさ。蚊のように蚊の鳴くようなという表現があるが、その弱弱しさに比べたらハエのような慣性のある飛び方だ。体の周りにブンブン飛んでいるが、どうやら体に引っ付いたりすることはなさそうだからとほっといた。

さて、家に帰ってきたら、足が痒いい。とても痒いい。

よくよく見ると虫に食われたように赤い血の点がついている。なんじゃぁこりゃ。カイイじゃないか。
蚊にくわれても、痒いのを我慢することで免疫ができるらしい。そのノリでとにかく我慢。

・・・しかし、ピザを焼きに外にでるとき、たまらずキンカンをつけた。

ときどき、山にキャンプにいったときにこの痒みというか痛さがある。これはアブだと思っていた。
ところが、アブは確かにいなかった。いたのは、あの虫(正確には二種類)だ。

今朝おきて、痒いのでムヒをぬった。さされた箇所は10箇所。

先ほど、もしやと思って「ブヨ」を調べた。ブヨは肌を齧るらしい。そしてとても痒い。しかも、齧られたところに硬いシコリができる。うーーーん、まさにそれだ!
なんじゃ、こいつはブヨだったのか・・・。もしもあの虫たちの中にブヨがいると知ったていたら、あんなにのんきに体操していなかったのに。

無知な自分はご機嫌だった。

無知は怖いものだ。知るということもまた怖いものだ。

ピザ修行

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今日はピザ修行の日。先々週、火加減を理解した。そしてブログのコメントで”オキ火”を使えとのアドバイスをもらった。そこで、私の知る”オキ”で今回挑むことにした。

先々週の木曜日学生さんと、炭焼きの話をしていたとき、ケニアにJICAの海外青年協力隊で派遣されていた学生が”薪ではなく、炭を使う理由は、そりゃ煙もそうだが燃焼効率だ”と発言した。その後、何度かの焚き火を通して、なるほどと思っている。焚き火は炎は活発なのだが、木の表面が燃えているだけに過ぎない。しかし、炭は全体が燃える。そうだ、炎があるよりも炎のないオキを使ったほうが、熱を多く得られるのではないだろうか。ブログのコメントとつながった。しかしオキができあがるまでには時間がかかるので、中途半端な薪かオキかわからない状態からダッチオーブンを暖めることに。

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ところで、今回の修行の課題は具である。ピザ生地は市販のもの。二種類のピザを作る。ところで、そもそもピザなんていうものは、あまり食べたことはない。私が通っていた大学の近くには二つのピザハットがあった。そこで1000円食べ放題というのを2回ほどいったことがある。しかし、ピザというか焼いたトーストというか、カリカリしたものを食べると口の中がカリカリになったパン粉で切れる傾向が私にはある。揚げたてのコロッケやトンカツでもそうだ。いつも、口の中をひりひりさせながらピザを食べていた。そんなことで、あまりピザそのものを知らない。

そんな私が考える。具である。正当なものかは分からないが、二種類のものをつくってみた。もちろん、ピザソースなんかはないから、ケチャップで代用だ。
一つ目、たまねぎ・ピーマン・ジャガイモ・アンチョビ。
二つ目、タナネギ・ピーマン・ジャガイモ・ハム・トマト・ウィンナー。
以前、水気のある野菜をつかったためか、火力のためか、ピザがビチョビチョになった。だから今回はトマトを少々使うだけにする。

結果、写真の1枚目のアンチョビはちょっと焦げたが、4分で焼きあがる。二枚目は3分半。

焼き上がりはいい感じだ。具はアンチョビがオッサン好みでよかった。

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さて、次回はいよいよ生地から挑戦だ。