今シーズンの初雪

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昨日、山梨県の鰍沢市(かじかざわ)で会議があった。電車でいっても来るまでいっても時間は同じくらいだった。ならば、時間や道中の自由度のある車で行くことに。電車の中での眠りよりも車からみる車窓のほうが私は好きだ。おかげで、諏訪から小淵沢にかけて今シーズン初の雪にであう。

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 会議の鰍沢市には12時についた。13:30分からの会議なので時間がある。そこで、道路標識にある「身延」に足を伸ばすことに。極真空手の大山ます達が若い頃山篭りしたところであり、今年のなつのりピーで話題になった身延がどんなところか気になったからだ。

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山梨県の試験場はカラマツの集成材でつくった講堂があった。一瞬、米マツかとおもったが、カラマツだとのこと。いいあめ色になって、木目もはっきりしていて、米マツの代替品になりそうな気がした。私が学生の頃は、カラマツはネジレが激しく建材にならないうえに、繊維も長くてパルプに不向きで、どうしようもないということだったが、立派に建材になっていた。集成にすることでネジレの問題を解決しているのだろう。
一方、ヒノキの家具があったが、木目がはっきりしておらず、なんだかゴムの木でつくった家具のような感じだった。好みによるのだろうが、あまりぱっとしない。
岐阜ではカラマツはあまり見かけないので、いい知見を得た。

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山梨県の素材生産量は年間7・8万立方メートル。岐阜県の場合が30万立方なので、岐阜県の4分の1くらい。特徴的なのは、民有林(国有林以外)の65%が県有林。県有林からは4万立方の素材生産量。岐阜県とはお国柄が大いに違う。

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