月別アーカイブ: 2009年12月

どうなることか分からないが、調整がうまくいけばこの3月体力勝負のプチイベントを一人で遂行しようとしている。そのために、実は授業が休みになった12月24日以来、家で”キャンプ”を張っている。といっても強化合宿のキャンプだが・・・。照準は3月、いまは体作り。そこで、24日以来一日金華山を山頂をはさんで反対側にいき、そこから上り返すという毎日を送ってきた。29日で一週間金華山に登ったことになり、14往復完了。その後は、距離を走るためのマラソンを加える。30日はオフをもらい、31日から金華山で山頂をはさんで反対側にいき、そこからぐるっと10キロくらい走ることにした。

今日の天気は、どうやら昼から雪。そこで、大掃除も一時停止にして金華山に上る。そして走る。
ちょうど走り終わった1時半い雪が降り始める。ギリギリセーフ。
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この調子ではあしたは走れない。悲しいのやらうれしいのやら複雑な気持ち。
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カキ氷が空から降ってくる。そんな雪だ。
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防寒着

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先日のクッション材での試作をへて、一枚1000円だった革で防寒着をつくったのが写真のようなものだ。バイクで寒いと感じるところだけの風をよける。当初は足と胴体部分を一体にして作成しようとしたが、クッション材の試作で”分けた”ほうがいいと感じたので、セパレーツで防寒着をつくった。

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これでガソリンの給油のとき、免許証入れにいれているカードもすんなり取れる。

と思いきや、いままで膝に冷たさをかんじなかったが、モモがあたたかくなると膝も以外とつめたいことに気づいた。改良をしなくては・・・。

なお、昨夜年賀状を出しに郵便局にバイクで行った。そのとき今回作成した上半身のパーツを着用していったが、それは大正解。気温2度でも暖かかった。

ミシンとの格闘

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バイクの防寒対策のために製作した防寒着(近日公開)、その仕上げとその他の工作のためにミシンをオークションで入手した。5000円也。いろんなミシンがこの世にあることが分かったが、何しろ型は古くても構造がシンプルなものに限る。電子回路入りのミシンが壊れたら修理もお手上げだ。

そこで、写真の古いのを購入。電源の工作が必要だったが、これはクリア。上糸のはり具合を調整するダイアルが馬鹿になっていたが、なんとか悪戦苦闘してクリア〔途中で部品をなくして、代わりの部品を作成)。モーターの駆動をつたえるベルトに不具合があったが、ガムテープとアイデアでクリア。

一番苦しかったのは、上糸と下糸とのはり具合のバランスだった。

・・・こんなにミシンが奥深いとは知らなかった。これから縫い目を見る目が変った。

出版

ISBN978-88138-226-4

今年の7月ごろに苦しんでいた原稿も、こうして本となって店頭に並ぶようになった。
おかげでインターネットで私の名前を検索すると、その本に関するものがたくさん表れる。こんなマニアックなものを買う人がいるのかとおもうが、まぁ売れているようだ。
一方、5年くらいまえに書いた書籍(大学生向け教科書)も、いま第3回目の改定の連絡がきた。

しかし、いま森林CGとともに考えたいことが出てきたので、原稿書きに集中できるだろうか。

考えたいこととは、林業技術と武道と教育とトヨタ式改善との融合による「林業技術の教育パッケージ化」だ。中学校・高校の先生は卓越した学者ではない。それ同じで、卓越した林業技術を持っていなくても、十分あまりある教育はできるはずだ。ないのは、各技術を構造化し標準化した体系だろうと思う。そいつをちょっと考え始めた。その第一歩が先日の大掃除だ!!!

はじめての大掃除

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先々週末、風邪でダウンしていた。しかし、先週は何があろうとダウンするわけにはいかない。理由があった。先々週のはじめ、学生・同僚などに「大掃除をする!!!」と宣言、動員をかけていたからだ。私が休めば全ての指揮は滞る。なんとしても大掃除の日(木曜日)までには復旧しなければ!

風邪は完治しなかったが、なんとか開学以来9年間たまり続けたゴミなど大掃除できた。持ち主不明のスタッドレスは除いて・・・。

さて、大掃除がおわったあとは、ご苦労さん会である。普段、そういった類の会合には参加しない主義だが、今回ばかりは大掃除の首謀者の私である、皆さんを慰労しないわけにはいかない。

そこで、チャーハン、ギョーザの手さばきを披露しつつ、掃除ででてきた木片で大焚き火パーティー+焼き芋を振舞うことにした。

さて、問題は次の日だった。次の職場にいくと学生さんがこういった「おき火が残っていたので、残りのゴミを燃やして暖を取りましたが、これから授業なので、火の番をしておいてください」と。そこで、私は朝職場につくなり、焚き火番である。写真上の状態が私が受け継いだ時点の火。とちゅう、T自動織機の方が年末の挨拶に来てくださったが、焚き火を囲んでの立ち話・・・。

さて、単に火の番をしているだけだったら、あいつは給料もらって何をやっているのか!と怒られそうだったので、開学以来、ぞんざいに扱われてきたトグワの刃を研ぐことにした。山での作業で刃は丸くなり、新品のような切れ味はない。木の根を切ろうと思えば、振りかぶって拝み打ちしないとダメになっている。この際だ、「道具を大切に出来ないやつはいい仕事はできない」と大学時代の土方のバイトで社長によく言われたことばを思い出し、トグワを研ぎ機をつかって研ぎ始めた。

・・・雪が降ってきた。

・・・雪が積もってきた。

・・・ホワイトアウト・・・。

風邪が完治しないのに、雪に打たれながらひたすら火の番をしながら研ぐ!

夕方になって、やっと「木片」を燃やし切る。

授業を終わって、通りがかりの学生が、「焚き火の炎や炭をつつく」

(おっと、おれが一日かけて、雨の中、雪の中、風の中、育てた火じゃないか。俺の流儀で最後までやらせろ!)と想いはしたが、大人気ない。苦笑いをしながら、彼らに火を任せた(なんたって、仕事は焚き火番ではないからね)。
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風邪

火曜日の夕方からおかしいとおもいつつ、水曜日に午前休んで養生し、木曜日は午前の授業が終わったら家に帰り、金曜日の復帰をもくろんだが、体調は右肩下がり。インフルエンザの流行しているので、最近、免疫力を下げまいとちょっと調子がわるければ8時には寝ていたのだが・・・。

平熱が35度の私が土曜日には37.5度を記録。いつもは熱を測ることもないが、今回はインフルエンザかどうかの自己判断をするために寝ておきては熱を測っていた。おかげで、金曜日・土曜日・日曜日。ほとんど寝ていた。

日ごろから、風邪ごときで医者の世話になって薬によって風邪を吹き飛ばすより、自分の免疫力だけで風邪を吹き飛ばしたほうが体が丈夫になるだろうと錯覚している私は、今回も38度を越える熱がなかったので、寝て治した。

・・・が月曜日ふと思った。火曜日に授業がある。このインフルエンザ非常体制のときに、「風邪を引いたけど寝て治した。まだ、ちょっと鼻水がでるけど大丈夫」ではすまないな。インフルエンザなら人前に出るべきではないのに、「医者に行っていません」では示しもつかない。そこで、月曜日に医者に行った。・・・とにかくインフルエンザ検査をしてくれと。

メンボウを鼻の鼻に入れるのは痛かったけど、ニュースでは子供さえもやっている。涙がでそうだったが、こらえていたら、大きなくしゃみが2回出た。

まぁしかし、流行病ではないという太鼓判。今日久しぶりに職場に出た。
先週木曜日から職場に置き去りの携帯電話とも一週間ぶりくらいにご対面。

バイク防寒対策 起承

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冬のバイクは寒い。上半身は皮ジャンで。顔はフルフェイスのヘルメットで。指先は先日のカバーで。足はブーツで。
残るは、下半身。

下半身の防寒対策で困るのは、ガソリンを入れるにあたり、ガソリンを入れるカードはズボンのポケットであるのに、防寒対策で合羽をはいているときなど、カードを取り出すのに苦労する。かといって、革のズボンでは、革のズボンのしたに職場ではくズボンをはくか。職場で着替えるか、それとも革のズボンで職場をしのぐか。・・・つまり、具合が悪い。
そこで、何とかしようとこれまで防寒対策を考えていた。

考えた・・・。
寒いのはどこだ。もちろん尻は寒いわけではない。またスネもブーツのおかげか意外に寒くない。モモの後ろも寒いわけではない。寒いのは、足の付け根から膝にかけて、風の当たるところだけだ。だからそこだけをカバーするものがあればいい。
まぁついでにといってはなんだが、上着もジッパーのところから風が入ってくると寒いので、今回の防寒対策に組み込もう。

もちろん、最初は試作の試作。試作でつかう材料の量を把握するため、広告で大体の形をつくる。
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大体の形が把握できたら、まずは梱包材で形+機能を試すための試作をする。必要な部品をつける位置などもとりあえず本番どおりと考えて工作だ。

そしてある日、この梱包材を体にまいて職場から寒空のしたバイクで帰る。

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分かったことは、あまり効果が感じられなかったことだ。どうも太ももの前面だけを暖めればいいというわけではなさそうだ。

よかった・・・。いきなり革で作らなくて・・・。

想定外

今朝、冷え込んだ美濃路を25キロはしって職場に来た。
すると、意外に親指も風が当たっていたのとがわかった。4本の指は指湯の必要はなくなったが、親指には指湯が必要か?ただし、浴槽はラーメン丼からマグカップに変更か?

あるものを工夫して満足・・・する、した。

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バイク用に昨日革ジャンを購入。そしてズボン系の防寒対策のために何の獣かわからぬ皮を3枚購入。これで暖めていた構想を実現できそうだ。あと、残る防寒対策はグローブだ。昨年までは、農協のオッサンがしてるような、もしくはオバハンが自転車に乗るときの風除けをつけていた。しかし、それではせっかくのバイクなのに、格好が悪い・・・。

まぁ考えてみれば手回りの防寒対策すべきところは「指先」「袖口」だけなのだ。なんとかならんのだろうか、あの冷たさ。

昨年、ヒマラヤで購入してきたダウンが詰まったミトンをつけてみたが、手袋が分厚い上に、片方の手袋をつけたら、もう片方の袖口の絞ったりすることがすごく困難になった。また、手袋をしたあとでは、ヘルメットのあご紐を結べない。これではいくら暖かくても使い物にならない。理想は、ヘルメットの着脱や衣服の着脱の順番を決めなくても防寒対策できるもの。

そこで考えていたのが、指先だけを風除けし、さらに袖口から風が入るのを防ぐ、剣道の籠手(コテ)のようなもの。親指は、ハンドルや4本の指が風をよけるせいであまり冷たくならない。問題は指先だけなのだ。ちょうど先週からは、職場に着いたらラーメン丼にポットのお湯をそそぎ、足湯ならぬ、指湯をしはじめた。厳冬期は、その指湯の時間を相当とらなければ、仕事に入れない。というわけで、いかに4本の指を冷やさぬか。しかも、バイクに何も取り付けることなく。

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そこで、昨年、インターネットオークションにて数千円で購入したパキスタン製のスウェードの革パンツの裾を切ったときの残り物を発見。そいつを使ってアイデアを形にしよう。一月前から思っていた。「無いものをほしがるのではなく、あるものを工夫しよう(←これも人類平和共存の思想的には問題だとは思うが)」。

しかし、問題は革を縫うということだ。そんなことは、あらかじめ千枚通しで革に穴を開けておいて、タコ糸で縛るか・・・。・・・大事だ。そこで、革用の縫い針(220円)を購入。

今日、夕方コタツに入りながら、せっせと縫い物をしていた。革用の縫い針はすばらしく、よく革をつき通し、普通の縫い針なら力の加減で折れてしまうような力を入れても、スッと縫いとおせた。

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出来上がったものはあくまでプロトタイプだ。これが本当に効果があることがわかればバージョンアップを予定している。現在、「4指の防風に革」、「防寒に得意の梱包材(プチプチ)」をいれているが、最終形では、梱包材の変わりにムートンのような毛を入れようと考えている。

ところで、今週はピザ修行中止(夕方小雨がぱらついた)。先週はピザ生地修行をしたのだが、あまりに出来が悪く、お見せできるものではなかった。また、フライパンと魚焼きのグリルでやったのだが失敗だった。

今を受け入れて、あるもので満足・・・

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昨日、「ないものをほしがらず、今を受け入れ、あるもので満足する」そんな生き方をしたいといいながら、今朝、早起きして岐阜駅前の問屋街で「レザー半端市」があったので行ってきた。八時スタートのその市も、5分前についたが、すでにもう始まっていた。黒山の人だかり。お目当てはバイクに乗るための革ジャンだ。

あった、いわゆるライダースジャケット。いまはインターネットオークションで購入した5千円の革ジャンを着ているが、ちょっとサイズが合わない感がある。そこで、このライダースジャケットをゲット。ボタンに小さな錆があるが、そんなことは気にしない。ライダースジャケット 一着2千円なり。ついでに、もういっちゃく、ためしにコートのようなものも購入してみた。もっと寒くなったときには、下にダウンでも着れるくらいのゆるいコートだ。

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上着ではなく、下の防寒対策も考えている。そこで、いろいろ考えてきたが、自作しようと、いまあるものを試作中である。その完成形のために、毛付の皮も買って来た。三枚で3千円。

あるもので満足しろ!と自分に活を入れる・・・。