今日は入試があったので職場に出かけた。
すると、職場に本が届いていた。「第三の波」。
なんとか、読めそうだ!しかも、野球中継を見た次の日の新聞で野球欄を読むようなドキドキ感がある。
分厚すぎて、いま原稿の締め切りが迫っているので読み続けられないが、これはよい本に出会った。
今日は入試があったので職場に出かけた。
すると、職場に本が届いていた。「第三の波」。
なんとか、読めそうだ!しかも、野球中継を見た次の日の新聞で野球欄を読むようなドキドキ感がある。
分厚すぎて、いま原稿の締め切りが迫っているので読み続けられないが、これはよい本に出会った。
大学生のときに指導教官から A.トフラーの「第三の波」という本の話を聞いたことがある。聞いた内容は忘れてしまったが、大学のお茶のみ場での指導教官との話で、高校までの教科書に載っていない科学・哲学の話をきいた。そして、わかった気になっている自分がいた。
ところが、やはり原本にあたりたいもの。それで、第三の波は手に入らなかったが、リースマン『孤独な群集』などを買っては見たものの、やたらと難解で、指導教官から聞いた以上の情報をいまだ持ちえていない。そういえば、その後、KO大学の学生に「あなたの考え方は、フーコーの『狂気の歴史』の考え方に近い」といわれてその本を買ったものの、これまた難解で読めなかった。
つまり私は、大変悲しいことに、社会学・哲学に興味は十二分にあるのだが、難解なため自分で思索する以外、私の好奇心を満たすことができないのだ・・・。本を読み出したのが、留年した23歳のときからだから、もう頭が本を読むモードに切り替わらない。
さて、今回も懲りずに本を注文した。いまではインターネットで簡単に中古本も入手できるので、これまで読んでみたくても入手できなかったA・トフラーの『第三の波』を満を持して注文した。理由は、どうも、私が最近この時代に感じていることはA・トフラーが言っていることに似ているようなのだ。だからなんとしても理解したい!懲りずに注文をした。今回はなんとか読みきれるだろうか。大変不安だ。
私が言っていることは、いまインターネットなどの情報機器がでてきたことで、世の中が大きな転換点を迎えている。だから、それにともない、教育の内容や方法も変化を求められているということ、という主張をしている。私は、そう信じているが、さてAトフラーの主張とどこがどう似ていて・違うのか・・・。
以下の原稿をあるところに出した。
*************
(中略)
【時代の転換点】
ところで、25年くらい前の機動戦士ガンダムというアニメをご存知だろうか。宇宙戦艦ヤマトで宇宙に興味を持った私は、ガンダムも宇宙ものの1つとして”モビルスーツ“が繰り広げる戦いに釘付けだった。あれから25年以上経っているが、ガンダムの熱狂的なファンの学生がときどき入学してくる。もちろん彼らはリアルタイムでガンダムを観ていたわけではない。彼らを惹きつけるガンダムの魅力はなんだろう。そう思っていたころ、ちょうど衛星放送で再放送があった。そこで25年ぶりにガンダムを観てみた。すると、そのアニメの「リアリティ」や「物語の複雑な構成」に全く驚いた。とはいうものの、私的には、その高度なリアリティにも残念なことが1つだけあった。戦艦を任されている管理者(シャー)が、戦艦を部下に預け、自分がモビルスーツに乗っかり、戦いの最前線に出て行くことだ。現在の戦争や、会社組織で、組織のトップが全体の指揮管理をほっといて、現場の戦闘・営業現場に出かけていくなどとは考えにくい。
そんなことを考えていたころ、三国志の「赤壁の戦い」を題材にした『レッドクリフ』という映画が上映された。私は映画館でハッとした。あの時代は組織のトップ(関羽・張飛・張雲)が、戦闘の最前線に飛び込んでいく時代だったのだ。
三国志とガンダムとの間に大きな違いをもたらせたのはなんだったのか?私は「飛び道具(鉄砲)」の出現だと思っている。
【時代の転換点と教育のあり方】
世の中に革命的な道具が普及するとき、それにともない、社会のありようも変り、身につけるべき素養・知識・技術は大きく変わる。新しい道具の出現で、華々しく活躍していたヒーローはオールドタイプとなり、まるで晩秋のコウロギのように、時代から人知れず消えていく。そしてニュータイプの出現。やがて万人はニュータイプになるための教育を受けることになる。
さて、“現在”なにか新しい革命的な道具が普及していないかと見渡してみる。すると鉄砲の出現以上の大きな道具がすでに浸透しているではないか。インターネットに代表される情報処理ツールだ。この道具の出現によって人間活動は大きく変った。インターネットの出現で人間は覚えることから開放されたのだ。知らなかったこともインターネットで検索すればフォローできないほど多くの情報が得られる。しかも最新の…。10年前なら、自分が必要とする内容にぶち当たるまで、何冊ものぶ厚い本を読みまくらなければならなかった。
それにともない時代は、教育にも変化を求めているハズだ。では、時代の要求とは何であろう。私は次のようなものではないかと考えている。これまでのように「成功事例や既存の知識を理解・吸収し、それを実践できる準備をする」スタイルの学習から「なにげない毎日の中で問題に気づき、情報ツールをつかって臨機応変に情報収集し、溢れる情報から必要な情報を取り出す。そして、それら既存の情報を使って新しい情報を自ら生み出し、問題解決方法を創造し、検証、実行する」技術を学習するスタイルへの変革だ。
加えるならば、さらに閉塞感のある現代は「こうしたら、うまくいく」という処方箋がもはや効かなくなった暗澹たる時代だ。この時代の閉塞感から抜け出す扉は、これまでのような、先に見えている皆で目指す1つの大きな扉ではなく、無数の未発見の小さな扉ではないだろうか。この未発見の扉はどうしたら開くのだろう?それには、各人が自分の立ち位置から、失敗が大きな社会的影響を与えない程度の小さな取組を、あきらめずに続けていくことだと、私は思っている。
(以下省略)
今日は終日授業だった。
夕方、教室から外を眺めると時間にして4時半なのにまだ明るい感じ。
後期の授業は、4時半くらいになると、悲しいくらい薄暗くなってくるのに。
もっとも、このところ、雪、雪、雪で晴れた夕方がなかったせいか?
天気予報は、果たしてバイク乗りのことを考えているのか?
岐阜地方、くもり。最高気温9(-1)。
私はそれを信じて、バイクで職場に出かけた。
防寒着は新しい皮で作り直し試用している。改良がうまくいかなかったのか、なぜか足が刺すような痛み。まぁそんなことは我慢して職場に着いた。
しかし・・・、午前中締め切り原稿の推敲をしている間中、手はガンガンに冷え、太股は冷たい。どう考えても今日は寒い。冷たい!昨日よりもー1度とは思えない。道中の電光掲示版は0度を示していた。
これでは寒くて夕方家に帰れない。
そこで、なんとか近所のラーメン屋で体を温めることにした。インター近くに最近、昔閉店した名前と同じラーメン屋ができているので、そこへの偵察をかね、ラーメンを食べにいく。
つぶれたラーメン屋は風変わりなメニューの店だったが、このラーメン屋はまさに、つぶれたラーメン屋のメニューそのものだった。「郡上みそラーメン」「みそ牛乳ラーメン」・・・。
みそ牛乳ラーメンで体を温めて、何とか指先の冷えはとれたのだが、なんとラーメン屋からの帰り道、雨が降ってきた。遠く望む隣村の山はどうやら吹雪のようだ。
果たして、天気予報はバイク乗りのことをかんがえているのか?
寒いし、冷たいし、雨が降るし、作りたての皮防寒着もびしょぬれになってしまう。
今日、久しぶりに東京に行ってきた。
ある講演の案内があり、それを是非聴きたいと思ったからだ。
「日本の宇宙政策と宇宙産業への期待」というタイトルで、前官房長官河村氏の講演があった。
私は会場はよほど大きく・・・などと思いながら、会場に一番に着いた。そしたら、意外、50人くらいのアットホームな会議室。講堂かとおもっていたが・・・。
すると、前官房長官の秘書のような方がプレゼンの資料をチェックしていた。なるほど、前官房長官はゆっくりとしているなと思った。
しかし、開会の挨拶がきても彼は来ない。テレビでよく顔をみているから、彼の顔はしっている。彼の登場を待った。ところが、あることに気付いた。たしかに、講演者は河村氏だが、よく読むと河村氏の息子で、河村氏の政策秘書官である目の前のプレゼンチェックの人がそうだった。宇宙開発基本法の成立に中心にいた人らしい。河村前官房長官本人が話すのではなかったのだ。
それに気付いたとき、岐阜から東京までかけてきた労力を思うと、拍子抜けしたが、話は非常によかった。
なるほど、国の政策はこのようにして決まっていくのか!!!という道筋が見えてきた。
麻生・小沢・・・なまなましい名前や報道されることのない駆け引きの話も聞けた。
また、彼の意見に「意見」もできた。1時間45分の講演のあと、彼と名詞交換させて、後日私の意見を文章で説明したいと伝えてきた。
会場には、国会答弁のテレビででてくるよくみる議員の顔があったし、地下鉄から会場に行く途中のエスカレーターでは「久間元防衛庁長官」にもすれ違った。
なるほど、会場のビルからは国会も近い。日本を動かす立法地。彼らの政策決定に、最近問いかけたいことがいくつか出てきた。
昨日、バイクで職場に来た。寒い朝、冷たい夜だった。
もちろん、私が自作した防寒着を着用して。
昨日くらい冷たいと、防寒着の丈が短く膝が冷たい。
そこで、防寒着をつくる素材をかった革屋にいって、バーゲン価格でなくてもいいので、もう一枚革を買おうと昨日のよる革屋に出かけた。
「すいません、12月のバーゲンでこの革をかったのだけど、まだありますか?」
すると店員のおばはん二人は
私の防寒着を見て「すごい、アイデアだねぇ」「どうやって作ってるの?」と感心しきり。
えへへ、悪い気はしない、むしろうれしくなってしまった。
肝心の革はすでにもう完売。しかし、新たな革、ただし赤色がある。
ツートンカラーの防寒着はやめようと思ったが、おだてられたために、赤の革を二つ買って新たな防寒着をつくることにした。
恐るべし、おばはんの営業力・・・。
1月4日早朝から金華山にのぼりところどころ凍結したジョギングコースを走ったことが悪かったのか、再び風邪をひいた。こんどは3日くらい37度5分くらいの熱が続いた。平熱が36度をきるので、普通でいえば38度の熱が続いたということか・・・。やっとなんとか通常モードになった。(今回は早々と医者にいった)
さて、12月に出版されたGPSの本、思わぬところから情報提供があった。
なんでも、コンピュータマッピングを専門にする人々のメーリングリストで話題になっているよと。この内容を見せてもらったら、話題になっているのは、あの本は10人くらいで書いた本だけれど「私の書いた箇所」。いろいろ物議をかもしているようだ。いい議論になっていて「単純に嬉しい」。
なるほど、会ったこともない人達に読んでえもらえている。出版の醍醐味だ。