今日、久しぶりに東京に行ってきた。
ある講演の案内があり、それを是非聴きたいと思ったからだ。
「日本の宇宙政策と宇宙産業への期待」というタイトルで、前官房長官河村氏の講演があった。
私は会場はよほど大きく・・・などと思いながら、会場に一番に着いた。そしたら、意外、50人くらいのアットホームな会議室。講堂かとおもっていたが・・・。
すると、前官房長官の秘書のような方がプレゼンの資料をチェックしていた。なるほど、前官房長官はゆっくりとしているなと思った。
しかし、開会の挨拶がきても彼は来ない。テレビでよく顔をみているから、彼の顔はしっている。彼の登場を待った。ところが、あることに気付いた。たしかに、講演者は河村氏だが、よく読むと河村氏の息子で、河村氏の政策秘書官である目の前のプレゼンチェックの人がそうだった。宇宙開発基本法の成立に中心にいた人らしい。河村前官房長官本人が話すのではなかったのだ。
それに気付いたとき、岐阜から東京までかけてきた労力を思うと、拍子抜けしたが、話は非常によかった。
なるほど、国の政策はこのようにして決まっていくのか!!!という道筋が見えてきた。
麻生・小沢・・・なまなましい名前や報道されることのない駆け引きの話も聞けた。
また、彼の意見に「意見」もできた。1時間45分の講演のあと、彼と名詞交換させて、後日私の意見を文章で説明したいと伝えてきた。
会場には、国会答弁のテレビででてくるよくみる議員の顔があったし、地下鉄から会場に行く途中のエスカレーターでは「久間元防衛庁長官」にもすれ違った。
なるほど、会場のビルからは国会も近い。日本を動かす立法地。彼らの政策決定に、最近問いかけたいことがいくつか出てきた。