白川郷ふたつの驚き

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先週の土曜日に白川郷に行って来た。萱の採取のついでに、白川郷の村を歩いてまわってみた。

驚いた!!!!!!!

初めての雰囲気の観光地だった。
世界遺産に指定される前に白川郷に一度いったことがある。今回はそのときの印象と大きく違う。まったく驚いた。

白川郷という観光地では人が日常生活を送っている。その日常生活の中に観光客が入っていくわけだが・・・。
驚いたのは、白川郷住民の生活の中に観光客が浸み込んでいることだ。浸み込むほうも、浸み込むほうだが、受け入れるほうも受け入れるほうだ。もちろん、受け入れるほうが先にあり、浸み込めるのだから、すごいカルチャーショックだったのは白川郷の住民の生活スタイルだ。

自分が毎日寝起きしている家を公開している。そして展示している(もちろんただではなく300円程度の入館料を払う)。そこの家の人はお金を徴収し、観光客に野良着をきて白川郷の合掌造りの話・生活の話などをしている。

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白川郷のある民家では、五平餅や飲料を販売している。庭先に置いてあるテーブルで休憩をとる人もいるが、その民家の縁側で腰掛けて休憩をしている人もいる。つまり自分の家の縁側をお客に提供している。

田んぼのあぜ道・路地裏・・・全てに観光客が毛細血管の中の赤血球のように移動している。

自分の身に置き換えると、私が庭先で木人椿を練習しているとすると、それを観光客が見ている。私が庭先で木工をしていると、それを観光客が見ている。私がカヌーを積み込んでいると、観光客がそれを見ている。私が自宅の縁側で本を読んでいると、見知らぬ観光客が五平餅をふるまってくれる・・・。

なかなか、考えにくい景色だが、白川郷では住民のプライベートを犠牲にしても、観光客を受け入れている。
パンツも外に干せない状況だ!

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しかも、天然の木人椿のようなものまで・・・。

二つの驚きの白川郷だった。

4 thoughts on “白川郷ふたつの驚き

  1. takejima

    こんにちは。
    確かめにツーリングでも企画しましょうか。

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  2. 遅ればせ tossan

    自然保護と田舎生活の両立のたいへんさは私も味わっています。草ボウボウの田んぼでオタマジャクシが泳いでいることを言い訳にして、隣近所の不評を聞き流しています。なおポリマルチは雑草押さえのためです、ことば足らずでした。PC容量不足とか!外部ディスク設置で復帰しました。

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  3. takejima

    昨日雨の中、ナスの一番玉の収穫とナス・トマトの芽かきをしました。
    スイカはジリ貧です。ヤーコンは威勢がよく、ポット苗にあった数本を一緒に植えているので、そろそろ間引きをしないといけないですよね。
    おととしほとんど失敗したトウモロコシを1月前に植えました。スイートコーンではないコーン二品種です。今年は種を取るための栽培になりそうです。
    ジャガイモは30植えたうち2つしか芽がでませんでした。もう収穫しないといけないですね。
    畑に作物をうれていると、道端の他人の畑が気になります。

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