月別アーカイブ: 2010年8月

この夏・・・

この夏は、自分の更なるスキルアップのため、予定を入れないようにしていた。しかし、気づいたら怒涛の毎日。

昨年でたGPSの本が売れていて続編がでる。その原稿の締切りが今日。かろうじて草稿を提出。まだ図表が整理できていない。今朝、編集部に詫びの電話をいれる。

明日は地元のスーパーサイエンスの認定をうけている高校の文化祭でヒマラヤの話をする機会をいただいた。

来週から始まる毎年恒例のJICAのGIS研修、今年は昨年とはことなるOS・バージョンのソフトになるので、いろいろ大変・・・。まだ資料がつくれていない・・・。しかも、資料は英語・・・。これが最大の難所。エベレスト並の難所だ。大丈夫かしらん。

おまけに日照り続きで畑に水をやらねばならない。

失踪したい気分だ。

感嘆・・・

先週末から股関節が痛い・・・。イテテテ・・・。
理由はもちろん空手だ。股関節が痛い理由が、可動領域が狭かった足の関節可動領域が広くなる過程での出来事なら、これほど嬉しいものはない。しかし、単に歳をとったため体を痛めつけ朽ちていく序曲としたならこれほど悲しいことはない。希望的観測で前者としておこう。

しかし、武術を考える度に感嘆せざるをえない。

地球の歴史45億年。人類の出現700万年前。中国5000年の歴史。そして中国拳法、その後の空手の出現。拳法ができる前までは、多分、子供の喧嘩のような戦いや争いだったのだろう。ともかく大きくて力が強いものが勝者。しかし、拳法の登場によって、そうはいかなくなった、・・・のだろう。

おそらく、相手の予測しなかった動きで、予測しなかった攻撃方法で攻める。あるいは、相手のあらゆる攻撃に対してムダな動きをせずに防御する。これによって戦いを有利に進めていくのが武術の中心思想なのではないだろうか。

中国武術ができ2000年と言われる。沖縄に空手が萌芽してのが400年前。人の人生を仮に50とすれば、たかだか8代~10代くらいの出来事。この間に、攻める・防ぐ方法をあみだし、それらを学習していく順番を体系立て、体系にそって体が動くように練習方法を見出す。武術は人類の英知の結晶だ。すごい・・・!そしてそれを一心不乱に疑いの予知なく修練する人々。

いままで我流の回し蹴り、後ろ回し蹴りをしてきた。とくに後ろ回し蹴りは、難しい技ではあるが、我流でなんとかマスターしてきた。

この後ろ回し蹴りは、多分、大きくわけて三種類。踵で蹴る後ろ回し蹴り。足裏で蹴る後ろ回し蹴り。足の甲または足刀で蹴る後ろ回し蹴り。踵の後ろ回し蹴りは難しくはないが、足裏・足甲は難しい。しかし私は足甲のほうはマスターしている。
踵の回し蹴り

足刀の回し蹴り

一方、足裏での後ろ回し蹴りは20年トライしたがダメだった。

ところが、習い始めた空手の練習を通して、光明を見出すようになった。これまで我流では思いつかなかった練習法をすることで、なんだか自分の弱点(動かなかった可動部分)が明かになって、それを集中的に鍛錬すれば、できなかったこともできるようになるような気がしてきたからだ。そして、空手を終えて、股関節が痛む度に、空手の奥深さに驚嘆している。

空手以外の林業や情報処理もきっと、効果的な技の体系と学習の順番と訓練方法があるはずだ。空手での気づきをなんとか他の学習でも応用できるように努めたい。

もちろん、股関節の痛みが可動領域が開拓されている過程での痛みだとすればの話だが・・・。単に歳をとったため・・・というなら、今の考えははなはだ夢想ということを承知しているつもりではある。

工場見学

金曜日に、授業の一環で愛知県高浜にある「T織機」の工場見学を学生を引率して行った。

経営や生産現場ば、前近代的産業となっているといわれる林業も、これから製造業なみの産業になるようにという国をあげての方向があるので、日頃林業に埋没している学生にも、別産業の現場を見せることは重要だとおもっているからだ。

そのため、この夏休み「トヨタ式「改善」だとか 安全管理 に関する本をいくつもよみ、意識が遠くなり始めたら木人椿にたよりながら、一生懸命にやってきた。そして、工場見学の前に授業をして、見学に挑んだ。

学生のレポートの引用・・・「聞くのと見るのとでは全然違う。工場見学は有意義だった」。ショボン・・・、自分の説明の下手さにガッカリ・・・。工場見学にいけてよかったのやら悲しいのやら・・・。

木曽川ライン下り ラフト編

カメラを忘れてしまって写真はないが、今日、はじめてまともな夏休みを一日とった。目的は木曽川ライン下りのルートをラフトで下るというものだ。

岐阜在住の高校の同級生を最近発掘したので、当初、彼のジュニアに野外体験をと思い、長良川のラフト下りを提案したが、小学一年生の彼は遠慮して長良川下りに首を縦に振らなかった。
しかし、お父さん(同級生)がやりたいということで、「大人のコース」を下ることにした。釣り人に邪魔されることない木曽川のライン下り(激流)のコースである。もちろん、二人では六人乗りの船ではもったいないので、うちの若い衆を3人さそってチャレンジした。

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ラフトのスタート地点に近づいたら、川の匂いが長良川とまったく違う。生活排水、どぶ川の匂いがする。うわぁーーー、たまらんなぁと思い、川くだりを始めた。

さすが、ライン下り。安全にして激流。学生大喜び!もちろん、私も同級生も歳を忘れて喜んだ。

しかし、ゴール手前の最期の瀬で、5人中3人が川に投げ出された。私もその一人、激流の中で川に投げ出されたら頭にボートがあたって、息が吸えず、やっとボートの下からでたかとおもったら、次の大きな瀬に生身の体で突入。ズボッ・・・。ゴボゴボ・・・。パニックにならずに体を身を任せれば窮地からは脱する。その通り、窮地は脱した。

しかし、悲しいことがあった。

スタート地点で、どぶ川の匂いのした水を3度・4度と飲んでしまった・・・。
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一方、職場近くの長良川は上の写真だ。どうせ飲むならこんな水のほうが・・・。

豊根村

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本日、愛知県の豊根村(長野県との県境)に行ってきた。森林境界明確化のためのGPS講習で講師を頼まれたからだ。

人生初めての地域に足を踏み入れることになった。一体どれくらい時間がかかるのだろうか・・・?

私をご指名くださったかたのおすすめルートでは、約三時間少し。そこで余裕を持って4時間半の時間を見て家を出た。時間があまっても、涼しい高原で本を読んでいればいいのだから。

果たして三時間半くらいで現場につき、研修を実施してきた。
その研修の現場で、なにもわざわざ・・・と思いはしたが、先般出版した書籍を研修主催者が販売していた。

研修が終わって、驚いた。なにか物言いたげな人が一人、そして一人・・・。何だろうと思いながら、知らん顔しながら片付けをしていた。するとその方々が
「先生、サインしてください」
と、例の本を私に差し出すではないか!

おっと、ビックリ。

サインを求められるのは・・・。初めて!?
私なんか、そんなサインなんかする人間ではないので・・・と恥じらいつつせがまれてサインする。いーやー、参った。

サインをねだれれたことと、その方々が60、70のおじさんだったことが・・・。

加えて参ったこと。中学生の頃から考えていたサインがあるが、そのサインをかかずに、普通に漢字で名前を描いたことを・・・。いままでの30年以上つかってきたサインは一体なんだったのかぁーーー!!!

バイクの試乗

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今日、午前中ぜひいきたいところがあったので、朝早くからスタンバイして海津郡に行ってきた。そこにある自動車学校で、バイクの試乗会、しかもABSブレーキのバイクの試乗があったからだ。買う財力もないが、大型バイクも視野にいれている。そんな中、万が一買うならおっさんバイクで若者がのっているようなものではない渋い物。そう思っていた。しかし、いろんな話を総合すると、どうも高速で移動するために・・・という用途だとレーシングマシーンのようにカウルがついているほうが本当にいいらしい。そこで、おっさんがのっても恥ずかしくなさそうな1250CCのバイクがスズキにあった。その試乗会が岐阜であったので、いそいそ出かけたわけだ。

結論としては、加速が早すぎておじさんには怖かったということだったが、それ以上に発見は、やはりバイクは楽しいということだ。

道中、長良川の堤防道路を南下したが、その道中に「花」がしょくさいしてあり、バイクでそばをすり抜けるとき、そこはわかとなく、いい香りがしてきて、空気の匂い、風のそよぎを肌でかんじることがなんと楽しいことか。
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なまえは知らないが、とてもいい香りだった。おもわずバイクを止め、腹一杯深呼吸して楽しんだ(行き違う車の人々は、あいつ何をやっているんだと思ったに違いないが・・・)

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この写真はおまけだ。今日職場にいって、テープを見たら、カマキリがテープに引っかかって、ゴキブリホイホイ状態で死んでいた。すごい確率の出来事。

まさか、カマキリの卵から一斉に帰ったカマキリジュニアが私の居室を占有しているのか?そうなら確率的には理解できるが、想像しただけで鳥肌がたってきた。

やはり贅沢な空手教室

ほぼ、一月ぶりになってしまったが念願の空手教室にいく時間がとれた。・・・といっても、どこかに失踪してしまいたいほど目の前にはやらねばならないことがあるのだが・・・。

今日はインストラクターの数の方が生徒よりも多かった。

したがって、プライベートレッスンだ。

元4連続世界チャンピョンの大先生は

ジュニア2人を見ていたが、私の相手をしてくださったのは先のアジアチャンピョンクラス。

他にも全日本クラスのかたがいる。

パンチや蹴りの音が違う。道着がパチンパチンととてもこぎみがいい音がする。どうしたら、あんな音が出て、しかも安定しているのだろう。

一方、音は出ないし、なんか不自然で不安定な感じ・・・。
ちびっ子でもバシバシ道着の音がする。

空手の道ははるか遠い。

大股びらき

世間では『股割(またわり)』というやつにも最近夢中だ。もちろん、空手のためだ。高校時代は地べたに股を開いて座って、頭を地面につけ、胸を地面につけ、そして腹を地面につけることができた。

もちろん、いまは無理。

しかし、空手をやり始めてから、なんとか無理なく蹴りを右に左に、前から後ろから自在にビシビシ決めたい。青春よ再び!という具合にストレッチをやりだした。

とくに、ここ一週間は、調子がわるく走れなかった。そのため、風呂上りなどにストレッチをしつこくやっている。

また、このところ昼間は新教科を受け持つためにずーっと本を読んでいる。するとやはり意識が遠のくときがあるので、そんなときは木人椿の腕の部分に足をひっかけ、股開きをした体勢のまま、たった状態で本を読んだりしている。股開きスタンディング読書をしている場面を誰にも見られていないのは幸いである。

そのおかげか、今日は調子も戻ってきたので職場から帰ってからランニングをしたついでに、股割をした。すると、いいのかしゃん?と思うくらい股が開いた。

また昨日から、青春時代にはうまくできなかった、左回し蹴り、右後ろ回し蹴りの連続技をよるの公園で練習し始めた。体が柔らかくなってきせいと、「考えて改善する」という思考方法を身につけたおかげで、青春時代にできなかったこともあれから30年近くたったいま、できそうになってきた。ガンバレ中年!自分で自分をハゲましている。

泥沼地獄のはじまり・・・。

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東京に出張している間に、先日注文したCBにあったプラグがやってきた。今日の昼休みに職場近くに借りている倉庫でプラグを取り付け、職場まで試しにのった。おー、いい調子。

・・・と思いきや、500mくらいすすむとエンジンの出力が落ちてきた。しかも、交差点でとまったらエンジンも止まった。

たかが、1.5kmくらいである。職場までつけ!つかなければ、岐阜市と美濃市を往復できるわけがない。

調子がわるかったので、軽い気持ちでキャブレターのセッティングをいじってみた。アイドリングが上がった。気持ちも上がった。もしかして、俺って才能が・・・。

さて、夕方になった。1.5km離れた倉庫までバイクを戻す。

・・・が、1kmくらい走ったらバイクが止まった。熱い最中バイクを押して倉庫に帰った。

プラグを見た。左右のプラグのこげ方が両極端。これはダメだ。

バイクやに持っていこうとおもったが、今日は休み。

えーーーい、こなったらいくことまでいくぞ。
先日東京にいったとき時間の合間に本屋でバイクメンテナンスの本を三冊買ったじゃないか。
そして先ほど、ちょうどいいキャブレターがオークションに出ていおり、それを落札できたじゃないか(写真のもの)。そのキャブレターを分解して構造を理解すればなんとかなる。、こうなれば意地だ(しかし、結局バイクやに持っていくことになると思う)トコトンやってみよう。ボケ防止にはちょうどいい!いつも新しいことにチャレンジしたい私にはちょうどいい。

とはいえ、脳裏には、中学生のとき自転車をバラバラに分解して、タイヤのベアリングさえも分解して、結局組み直せなくなって、父親に自転車屋に持っていってもらい直したことがチラつく・・・。

風邪をひいたようだ

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先週水曜日はは東京で午後から会議。午前中は学生さんの卒論の足しになればと、昔私が勤めていた職場の同期に会ってきた。今では彼は職場を辞め、独立し、中国と日本の間でお茶の取引をしている。彼とはおよそ20年ぶりの再会だ。同期は40人くらいいたのだが、彼からいまでは6人くらいしか会社に残っていないという話を聞いた。

そして昼から会議・・・。

会議が終わると一目散に家路につく。

岐阜駅で思った。そうだ!明日の新幹線の切符を買っておこう!次の日は、なんたって11時に愛媛県西条市に到着していなければならない。長い、電車旅だ。贅沢して指定席でもとって・・・。楽ちんしなくっちゃ。なんたって、明日の研修講師をつとめる準備がまだできてないから、今晩遅くなりそうだ。睡眠不足は電車の中で解消だ。

ところが、岐阜駅の緑の窓口で、ハンマーで頭を殴られた衝撃の事実に直面。12日は帰省ラッシュの真っ只中。新幹線は指定席はおろか、グリーン車も空きが始発から一切なし!目の前がクラクラ・・・。

そこで作戦を立てた。名古屋駅が始発の新幹線を狙って自由席の獲得をしよう。そのためには岐阜駅の普通電車は始発。バスの時刻表を見ると、岐阜駅の始発電車はバスでは間に合わない。

朝、タクシーを呼んだ。
おかげで名古屋駅の名古屋新幹線に滑り込みセーフ。よかった・・・。昨日の夜遅くまでの準備での寝不足を新幹線での睡眠で補える!すると、新幹線の社内アナウンス。「京都、米原間で台風の接近による激しい雨によって運転を見合わせてます」。・・・。おっとどうなるんだ、岡山から西条までの指定席を無駄にすることになるのかぁぁぁ・・・。

そのうち、新幹線は発車し、なんとか西条まで時間内について、目的の研修を一泊二日で終えた。

そして二日は最終の新幹線。・・・。

疲れた・・・。とことん疲れた。

土曜日は腹が不快でなんとも表現しにくい調子がわるい状態。
日曜日は、どれだけ寝ても寝足りなく
今日は、頭が痛く口の中が風邪をひいたときのような感覚。
どうやら、ここ数日の大移動疲れで風邪をひいてしまったようだ。