壊れた状態のキャブレターを購入して、キャブレターの構造を眺め、分解していたが、どうしても外れない部品があった。それを外すための”ピンポンチ”という道具も昨日入手できた。
確かに本で読んだようにキャブレターのメインジェット・スロージェットという部分に油カスがつまっていた。そしてその油カスをとるのが、キャブレタークリーナーという洗浄液だ(・・・そーゆーものがあることを、今回はじめて学習した)。
スプレー式のこの洗浄液も、しつこい汚れにはスプレーの中身を瓶に入れ、それに数日漬け込むめ、と弟から教わった。
油カスをとるということは、油を溶かすのだろうから、プラスチックのケースではクリーナーによって解けてしまう。
100円ショップでガラスのケースを幾種類か買ってきた。ちょっと躊躇したが、小さい小物部品の洗浄にはちょうどよいと思われる強化プラスチックでできた小さなケースは、わりと高価なキャブレタークリーナー(800円くらい)を節約するにはちょうどよいと思い、それもゲット。
ほんとうにちょうどよいサイズだった。ご満悦状態でパーツを漬け込む。
ところが、30分くらい放っておいて、ケースを揺すってみたら、パーツが動かない・・・。しかも液の粘性が上がっているようだ。
慌てて、ガラス瓶に入れ替える。どうやらパーツクリーナーがケースをとかし、接着剤のようなものができようとしていた。手についた感覚、匂い、まさに透明のプラスチック専用接着剤とそっくり。
漬け込んで半日以上たつ。ジェットの小物は確かに、汚れがとれて来ており、液もだいぶ濁っているが、フロートの汚れは全然とれない。