1300キロの往復の価値がある知見を得ることができた。林業機械がまるでガンダムのように堂々と作業道を移動してくるのは、これからの林業労働環境を考える上で参考になった。私の耳にはガンダムの登場テーマが反響していた。アムロがガンダムの操縦桿を握っているのか?と錯覚する感じで林業労働者が機械のレバーを握っていた。
この機械は、ケスレーというらしいが、玉切りを行う機械で、プロセッサーとの違いは、アタッチメントが尺取虫のように動くこと。これで材の皮がずる向けにならないとのことだった。
しかし、驚きは機械ではない。また情報管理(←それの拝見にいったのだが)でもない。
驚きのきわみは、補助金がなくても間伐で利益が出ているということだった。林業は儲からない。だから補助金頼みの林業。そう思っていた。しかし、補助金がなくても、しかも間伐で利益が出るとは!!!
山を見させてもらいなるほどと思った。要は計画。いかに計画が大切か!改めて考えを深め、自分の林業生き残り作戦を考える大いなる素材になった。