月別アーカイブ: 2010年12月

卒業生および在校生の皆さんへ

開学時の職場は365日、24時間出入り自由でしたが、このところ、すっかり役所の色合いがつよくなり、28日から3日まで全館閉館となってしまいました。

そこで、時間を持て余している在校生の皆さん、そして、久しぶりに時間がとれるとおもってくつろいでいる卒業生の皆さん。時間を持て余していたら、次の本がおもしろいとおもいましたので、正月休みに読むことをおすすめします。

ありきたりに
①「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
http://moshidora.jp/

②スティーブ・ジョブズ 脅威のプレゼン(日経BP)

③戦略プロフェッショナル(日経ビジネス人文庫)

たぶん、①~③を10人が読んだら、印象に残るところは、それぞれ別だと思いますが、どれも林業を考える上で何かのヒントを読者に能えてくれるとおもいます。

再び鈴鹿へ!

昨日、鈴鹿のバイクスクールに行ってきた。
1300CCのバイクに試乗するためだ。

さて、ホンダCB1300は自分にとりあつかえるのだろうか・・・。
来年は、飛躍の年にしたい。ツーリングではなく、出張の手段としてバイクを乗れば、仕事をしながら気分転換(ツーリングのような)。一石二鳥。しかし、いまの250CCでは長距離高速のれば、降りたあとにバイクの騒音で耳がキンキンして仕事どころではない。やはり高速道路を静に移動できる大型バイクに目がいってしまう。

乗った感想。

足つきは前の型でも許容範囲(現行もでるは2cm低いのでもっといいとおもう)。取り回し射程県内。

しかし、多くの学びは、その奥深さだった。

スラロームのときにフロントブレーキを軽く握っただけでバイクが小回りするのでそのタイミングがまだきっちり取れない。小回りするのはバイクが曲がろうとするのだからなのだが、それが怖くて思わず、バイクが倒れないようにしようとカーブの内側の手を突っ張る。すると曲がらない。となるとバイクを倒す・・・。これはいけない!

インストラクターに、何回か注意された。
CB1300は直線でアクセルを吹かす車。
回転の途中でアクセルを吹かすとこけるよ!
(いままで、そうするとバイクが立ち上がるのでフットブレーキをかけながらもアクセルを回し始めていた)

あなたのコーナーは参加者(17名)の中で一番早く、また、バイクも一番倒している。しかし、技術力以上のスピードがでているからその運転をしてたら破綻するよ。
(きっとこのスクールにこなくて、大型バイクを買って乗っていたら事故することになったのだろう)

なるほど、CB400のときにはごまかしが効いたことも、1300になると理にかなわないとうまく乗りこなせないことが分かった。

このライディングスクール、バイクの技術向上のためにもなるが、教育体系についてもとことん考えさせられる。いい刺激だ。1万4千円だが、満足。

帰りは温泉で疲れた体を癒しつつ、渋滞をさけ、インターネットで見つけた中華料理屋で夕食をとって帰る。

充実した一日だ。

左肘

昨晩が今年最後の空手。そしてその後の忘年会。
忘年会で、最近の不安をしゃべってみた。
「左の正拳突きに力が乗るようになり、調子に乗ってぶんぶん振り回していたら、もう二ヶ月も左肘がいたい」

その話を横耳に挟んだ、師匠が
「肘が痛い?あー、それは誰もが一度は通る道。余分な力が入っていなく、正拳付きが伸びている証拠ですよ。正拳突きの最後の瞬間、ぎゅっと力を入れることが次の課題ですね」

ほー、もう一生左肘が痛いままかとおもったが・・・。誰もが一度は通るみちなのねぇ。

おっと、待てよ、私はおじさん。若かい人とは体の回復力が違う。あんまり喜ぶのはやめて、いたわりながら回復を待とう。

畑の移動

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岐阜市の安食というところで畑を借りて2年目。家から10キロ離れていて、なかなかこまめに手入れできない。

そんな悩みを持っていた中、職場の近くで畑を貸してくれる人にであう。しかも、その畑、借りているガレージから200mくらいの距離。

アフリカからかえってくると同時に九州から玉ねぎの苗をもらい、そこに植える。

岐阜市の農園で栽培していたイチゴをおりを見て、この畑に移植。
驚いたことに、イチゴの移植を始めたのが1月暗い前だが、この一月でイチゴの根がだいぶ伸びた。岐阜市の畑からイチゴを移植し始めた頃は手スコップで苗を畑からくりぬくときに根を切ることも少なかった。しかし、あれから一年。今日は畑からくりぬこうとしたら、多くのイチゴが、可愛い顔して白く細長い大根のような力強い根を張っていた。
この一月の変化に驚いた。

合計、20を移植。
またベランダ用のプランターに16移植。
全部で36を救出したことになる。

突撃電撃訪問

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学生さんの卒論の一貫として、本日県内ある町に行ってきた。森林所有者の森林経営に関する意識調査を行うためだ。

さて、誰にインタビューするか?それが問題だ。
これまでの経験から、インターネットでその町の酒屋さんを調べ、そこを突撃電撃訪問して取材をすることにした。

ピックアップしたのはおよそ20。

個別訪問する前に、あとで問題を起こしては何なので地域の森林組合に仁義を切りにいく。「こーこー、こーゆーもくてきで、こんなことしますが、ご承知置きください」と。

そして晴れて突撃電撃訪問開始!

ある方には、
「この年末の忙しいときに、そんなのに受け答えしている時間はない!」と半ば怒られ、それを想定して
「アンケート表を置いてきますので後日とりにきます」
「いつくるんだ」
「・・・」
激しい応酬のあと
いつのまにかにこやかに
いろいろお話を聞けた、そんなときもあった。

そして自分を振り返る。
どうして、自分は突撃電撃訪問ができるのだろう。

会社員時代の営業?

いや違う。

きっと、大学時代の徒歩の一人旅だろう。
一人で新潟まであるき、道行くひととのコミュニケーション。
沖縄を一周徒歩であるき、行く先々で地域のひととのコミュニケーション。
北海道の知床まであるいた、行く先々での旅人どうしの会話。
今日、つくずく、大学時代の徒歩旅行で得たものの大きさを実感!

今日は森林所有者の生の声
さらには自己分析に実りある一日になった。

うーん、満足。

バイクいじりエブリデイ

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冬本番来る!これまでにいろいろ防寒対策は工夫してきた。マタギルックの防寒着。おばはんハンドルカバー。ナックルガード。それなりの防寒グローブ・・・。
そして最後の難関、指先の冷え。ナックルガード、防寒グローブ、それらでは対応できないくらい岐阜の冬は寒い。本当に冷たい。バイク通勤の日は一日中、指先が凍りつく。もうこれしかない。グリップヒーターだ。

昨日、取り付け完了した。缶コーヒーを握っているような感覚の暖かさ。グリップの取り付けに苦労し(これには不安はなかったが)、電源工事に苦労した(これには不安が大いにあり、できればそんな工事はしたくなかった)。苦労した分、愛着がわく。

さて、今日はもう1つのバイクをいじる。
自信のない、配線工事だ。
距離メーターが壊れているので、オランダから部品を取り寄せ。新しいものを取り付ける。

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完成!
またヘッドライトも取り替える。こいつはオランダから取り寄せた部品が少々ちがったので、オークションで新たなものを入手。

スロットルワイヤーも取り替えようと分解しはじめたら、こいつは調整をすることができそうなので、不調を調整で解決することに望みを託して、そのままに。

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この二日で、新しい技術が自分に身についたような満足感。
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久しぶりの焚き火

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昨日、4月に掃除をしたときに出た木材(梱包材)を燃やした。おそらく一年ぶりの焚き火だ。去年の今頃はダッチオーブンでのピザ焼きに夢中で、毎週焚き火をしていたが、生地がうまくできずにその後断念。火加減とツボは分かったと思い込みピザ修行は終了。その後、焚き火をする機会に恵まれず、一年ぶりの焚き火となる。

ヘビー級の集材機の梱包材とあって、材は固く釘もしっかりと打ち込んであり、ばらしてゴミに出すには骨がおれる。いつかは、焚き火にぶち込んでやろうと、仮に、構内のある建物の入り口に立てかけておいたが、もう半年以上そのままだった。これはそのうち怒られる。

授業は今週の火曜日で今年の部分は終わったことだし、連載原稿3回目の構想を練りつつ焚き火でもするか!外は寒いし・・・。

そんな炎を見ながら、おっ、そう言えば・・・。
アフリカで買ってきたナタ。こいつは鉄板を山刀の形に削ったもの。現地のひとはマーケットにいってグラインダーで研いでもらえといっていたが、それよりもなによりも焼きが入っていない。どうしていいのか分からないが、焚き火にぶち込んでは冷やせば、焼きがはいるのではないだろうか。テレビでよく見る、刀鍛冶、あのイメージだ!

焚き火にぶち込み冷やし、ぶち込み・・・。

どうだ、固くなったかと近くにあった丸太で試し斬り。
そしたら、山刀がまがってまった・・・。
苦労してアフリカから持ってきたのに・・・。
もう粗大ゴミになってしまった。
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木人椿 二号

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いよいよ商品化か?

木人椿を作り出した当初、YUTUBEの動画を見ながら木人椿の使い方を研究した。

森の中に捨ててこられる間伐材だが、担いで持ち帰られるサイズのもので木人椿を作ることができる。多少の値段で売れれば、林業の副収入になるだろう。木人椿を売ったところで、一年食べていけるほどの大きなマーケットはない。しかし、一年に一個でも売れれば、たまにはおいしいものを食べにいける。そんな思があってのこと。

もう半年以上も木人椿の楽しみ方を研究してきた。

特に空手を習い始めてからは、木人椿の楽しみ方が大いに進歩した。
①本を読んでいて眠くなったとき、木人椿のうでの部分に足を乗せ、ストレッチをしながら読書
②ケリの練習相手になる。木人椿の腕の部分をけったり、位置を変えたり・・・。ケリを正確に打ち込む&高い位置への安定したケリの練習。

以上のことを加味すると、中国拳法の練習用の木人椿に改良を加えたほうがいいという直感を得た。そこで、木人椿2号を作ることに。

実家が製材業を営む学生がいたので、彼に端材の丸太をもらった。この冬休みに改良版木人椿を完成させたい。写真左側の丸太がそれだ。是非、空手4連続世界チャンピョンの師匠にも見てもらいたい!

しかし、木人椿でなければいけない理由は、やはり音だろう。連続ゲリの練習だけだったらサンドバックでもいいわけだから・・・。木である強みを出した製品開発、それが目指すところだ。

今日も戦うぅぅ・・・

今朝も戦ってきた!巨大な敵に立ち向かってきた。
戦を終えた今、清々しい。

朝のバイク通勤のことである。今朝の気温2度。冷たい。本当に冷たい。しかし、昔から条件が悪ければ悪いほど燃えてくる。雨が降れば雨に果敢に挑み、雪が降れば果敢に挑む。風が吹けば・・・。
そして寒ければ・・・。
アホな人だ。

しかも、今朝のバイクの上で思った。
帰りに戦に挑むだけのエネルギーが残っているだろうか・・・。

アホなオッサンだ。帰りのことも考えろよ・・・。

※さて、悩んだ挙句の連載二回目の原稿。昨日、なべに入った。これで何とかなる!一時はどうなることかとハラハラしたが、やっと神が手に降りてきた。

ライディングスクール

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今朝、鈴鹿サーキットの隣にある、ホンダ・モーターサイクル・スクールに行ってきた。普段は企業で交通安全教室を開催しつつ、ときどき一般に講習会を開いているホンダの組織だとのこと。鈴鹿サーキットの真横にあり、ウィーーン、ウィーーンとエンジン音が轟轟と鳴り響き、そこはかとなく排気ガスの臭いがする。

そこで一日講習。料金1万4千。
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使用するバイク。
250ccから750cc。どんなバイクも選びたい放題。
しかも、次の講習からは念願のCB1300。

今日はCB750と思って講習会に参加したのだが、ひよってCB400を乗車。
①点検・姿勢
②ブレーキング
③パイロンスラローム(道路工事のときにある、コーンのジグザグ)
④コーススラローム

教習所以来の念願のパイロンスラローム。公道・公園でそいつをやろうものなら、エンジンをふかすときの音が近所迷惑で、練習したくても(練習?って、そんなことをする本番があるのかはなはだ疑問だが)出来なかった技。

なんか、教習所のときよりいい感じ・・・。
教習所のときはオッカナビックリだったが、今回はなぜかバイクと自分との一体感というか、バイクに体を預けて安定感を感じる。

しかもコーススラローム。いわゆるS路、ヘアピン、Uターンの連続のコースを走る。17人の研修生のうち、「あなたいけますね」といわれ、一番先頭を走ることに。快調、快調。バイクとの一体感。驚いたことだが、ステップがアスファルトにこする直前だった。バイクのステップに乗せたブーツの底が、バイクを倒して回転したとき、なんどかアスファルトにこすれた。びっくり・・・。

そんな運転、どこでするの?と自分で思わないでもないが、バイクの特性を知る意味で有意義だった。また、無心になれて楽しい一日だった。

レンタルバイクと同じような値段で、コケ放題(実際、転倒することはなかったが)。講習値段が高いきがしたが、改めて妥当な値段と実感。

次回、CB1300と思ったが、その前にCB750の一日を体験する必要があるように思った。