月別アーカイブ: 2011年1月

お口直しの一冊

戦略

仕事として、林業再生の人材育成の教育内容を考える役割をもらっている。
経験として「経営」という考え方がないとおもったので、人生初!「経営学」とはいかなる学問かを調べてみた。その結果、『やさしい経営学』の最初のほうに「経営学とは戦略論と組織論」とあった。
そこで、「ドラッカーの本を読みつつ」「戦略」について本を入手し、「ん~、どれどれ」とどんなことが戦略としてかかれているのか読んでみた。というわけで、戦略プロフェッショナル、ブルーオーシャン戦略などを知ったわけだが。そしてブルーオーシャン戦略の本の酷さには頭が痛かったことは昨日のブログの通りだ。

さて、そんな戦略関係の本ももう卒業!とおもったら、家の本棚の上に「戦略脳を鍛える」などという本があるのに気がついた。おー、そうそう、ついでに買ったんだ。

しゃーない、読んでみるかぁ。昨日風呂場での出来事だ。
おっとこいつは面白いではないか!と思ったが夜が遅かった。なにしろ、今日学生を8時半に呼びつけているので寝坊するわけにも行かない。

職場に来て、9時から読んでみた。

面白い、これは面白い。いままで自分が試行錯誤で感じ取ってきたことが、ここに書いてある。なにぃーーー、あんたココにいたの?そんな感じだ。

途中、学生指導や会議があったが、今は4時。読み終わった。

これはいいお口直しの一冊だった。

読みにくい本だった

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学生さんの卒論のため、今年は「経営」「経営戦略」系の本を何冊も読んだ。そんな中、もっとも手ごわかった本が、『ブルーオーシャン戦略』だ。まったく読みにくい!訳者には失礼だが「この人、分かって訳しているのか?」そんな疑問を持ち続ける本だ。第3部のブルーオーシャン戦略を実行するについては、めちゃめちゃ面白い内容だったが、そこに行き着くまでが長いことと長いこと。近年まれに見る時間がかかった本だ。

通常、本は風呂で読み始め、面白ければコタツで読んで・・・ということなのだが、この本は面白くなかったので(訳者のせいだと思うが)、一日・二日で読めず(コタツで読めず)、何回も、何回も風呂で読んだ。おかげで表紙は水分でひん曲がった。

本がそんな風にカタチが変ったのは初めて。

読みにくい本だったが、エッセンスはつかめたかと。

スターバックス

まったく不思議な世の中になったものだ。

ここ6年くらい、おーこれはうまい!と思うコーヒー豆ショップが岐阜にあった。
しかし、最近その力は落ちてきたように思う。なんだか好評にあぐらをかいたため、日々改善を怠った醜態のような感じ・・・。

そこで新しくコーヒー豆ショップを開拓する意味で、とりあえずスターバックスに行ってみた。
スターバックスに特有の豆では、味比べができないので、冬に飲むなら「モカ」がいいとおもっているので(夏はキリマンジャロがいいと思っている)、エチオピアの豆を探した。そして店員に聞いた。「エチオピアの豆はありますか?」→「すいません。エチオピアはいまはないです」

ということで、では他に飲みなれたコーヒー、キリマンジャロの近くなので「ケニア」の豆を探した。あった!そして買う。

すべてのレジの業務がおわって、スターバックスのお姉ちゃんはいった。
「爽やかなコーヒーですので、召し上がってください」
と親切のつもりで、私にいった。
あなたの求めたエチオピアはいまはないけれど、ケニアのいい豆ですから!
そういいたかったのだと思う。

しかし、どうだろう。「召し上がってください」とは・・・。
わじゃー、召し上がろうと思って買ったんですけど・・・。なんですか?:召し上がってくださいとは・・・。

たしかに、ギフト用としてケニアを買った場合、「ケニアの豆をあんたは飲まないかもしれないけれど、いい豆まめだから飲んでみてねぇ」といったのだろうか?

いや違う。ギフト用に梱包しましょうか?などと言われていない。となれば自家消費をしっているだろう!

しかし、召し上がろうとおもって買った客(私)に、召し上がってくださいとはどーゆーことだろう。

今晩、眠れそうにない!

連載反響 第1号

今日、とある県から電話があった。
「はじめてお電話いたします」から始まった電話だ。
もしや?とはおもったが、「○○○○」を読んで、誠に申し訳ないが連載の内容を先走って聞けないだろうか?という話だった。

一月号といえば、各論に入る前の自己紹介の部分。「私は宇宙人・・・」という文章。

さて、今後の連載どんな展開がまっているのか?プレッシャーとの戦の毎日。

残念

昨日のバイクの顛末を書こうとノリノリで書いていたら、手元がくるって全削除。
おかげで、元気がなくなり、もう書けない・・・。

今週末は美濃にはいない。

バイクいじりはいつになることやら・・・。
(つまりまだ、バイクは本調子ではない。動くには動いたが、大雪が降ってきて走れなかった)

やはり本を見るべきだった・・・

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バイクの点火時期の調整をしよう。これが今日の課題だ。しかし、その前にパンクを修理しなければ。チューブも届いたことだし。そこで昨日、勤務時間が過ぎたら学生さんを待つ間、チューブを交換することにした。

簡単にできるとおもった。なぜなら、自転車少年だったからパンクなんて朝飯前。しかも、大学生時代その延長で原付のパンクも直していたから。

しかし、いがいにてこずった。タイヤが固い。自転車のようにはいかない。試行錯誤して板が、とうとう恐れていたことをやってしまった。チューブを傷つけてしまった。簡単にいえば、パンクさせてしまった。
そこで、一度も空気を入れることなかったチューブのパンク修理が今日の仕事の始まりだ。

なやんだ試行錯誤もちゃんとメンテナンスの本を読めば、そんなに難しくなく、穏やかにタイヤ交換完了。

はじめから読んどけばよかった・・・。

さて、点火時期の調整とおもったが、ここで4つの問題が。
① パンクは直したが、タイヤの取り付けで「?」という不具合が・・・。
② 点火時期を調整するためのパーツをかったが、手持ちのバイクにあわなかった。ボール版で穴開けてダイスでネジ穴を刻むべきか・・・。

③ いじってたらプラグのコードが・・・。

④ 点火時期を合わせる道具を作ったはずだったが、設計ミスで作り直し・・・。

明日は長い一日になりそうだ。

今度こそ

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今日、バイクのチューブが届いた。
そして、ガバナ、ポイントが届いた。今ひとつどうやってポイントの調整をしたらいいのかわからないが、理屈が分かれば編み出せる!という信念の元、週末を待つとしよう。楽しみだ。

さて、オーバー50キロなるか!

梅棹忠夫さん

梅棹

昨日、職場に行く途中、職場近くにできた巨大スーパーにバイクいじりようの手袋を買いにいった。そのスーパーには本屋もあるので、本屋の特徴をしっておこうと足を踏み入れた。

「もしも・・・ドラッカーを読んだら」だとか「スティーブジョブズ驚異のプレゼンテーション」はよく売れているようだ。そんな売れている本の中に、「写真の本を見つけた」。『梅棹忠夫 語る』である。

高校の現代社会の時間だったか、地理の時間だったか、目の見えない大阪万博跡地にできた国立民族博物館館長ということで、その人の名前を知った。とくに著作を読むわけではなかったが、転機は留年した大学5年生のときにやってきた。
タイの森林面積がどうかわって、経済がどう伸びたか?そんなことを卒論でやっていたので、タイ関連の本を読みまくった。そして偶然手にした二冊『東南アジア紀行 上・下』。これが面白かった。内容もそうだが、文章が素敵だった。こんな文章がかけたらなぁ~。そんな一冊だった。

しかも、『日本語の作文技術』という本を書いている本多勝一の文章は、梅棹忠夫の「モゴール族探検記」を目標にしていることもしった。

その後梅棹の本を読みまくり、大きな影響を受けた。

こんなこともやった。梅棹忠夫のような文章を書きたいとおもったが、そんなものはできるわけではない。だからせめて・・・と思い、会社員時代『東南アジア紀行』を一冊、原稿用紙に万年筆で書き写した。また「サバンナの日記」という本は、本の構成を図にして、梅棹の文章の書き方の特徴を必死になって見つけようとした。

そんな梅棹さんだが、昨年7月90歳でなくなった。
この本は、なくなる直前までの聞き取りをまとめた本だ。本屋では問答無用で購入。

昨晩、あっという間に読めた。

たしかに、言っていることはとても共感できることばかりだが、他の本人の著書をよんだときに受けた、「おーーそうか!」というのはなかった。しかし、アマゾンの書評を見てみたら絶賛している人が多かった。この本が売れて絶賛される理由はなんだろう。

バイクいじり

卒業論文指導も佳境に入ってきた。
毎年恒例だが、年明けは大体いつも土日は関係なくなる。
あるときは竹細工をしながら学生さんが課題をこなすのを待ち、あるときは焚き火をしながら待つ・・・。
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今年はバイク?
職場と家は25キロ離れているが、ガレージと職場は3キロくらいだ。職場に顔を出さなくても、学生さんから呼ばれればすぐに職場にいける距離。

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さて、バイクにはこまったものだ。50キロ以上の速度がでないし、20キロ以上走るとパワーが落ちる。

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いろんな人に相談すれば、いろんなアドバイスをくれる。しかも、初めて聞くようなことばかり。それをきっかけにバイクいじりにディープに踏み込んできた。

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そんな中、以前ホンダ技研工業につとめて、先日から定年になったかたを鈴鹿で見つけ、知り合った。1月4日に鈴鹿に行った帰りに彼にあい、お話を聞いてきた。

そしてヒントをいただいた。

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ポイントの調整とガバナのチェックだ。
一週間調べ、そして入手可能な部品を発注し、この連休でポイントの調整とガバナの勉強をする。

うーーーん、確かにポイント・ガバナを調べれば、バイクの調子が悪いのはそのせいのような気もする。希望が持てた。そして分解・・・。
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エンジンが始動した。・・・となれば、あとは調整だ。しかし、タイヤのチューブが劣化しており、亀裂していたので、チューブを変えねば、走ることもできない。したがって、調整もできない。

そこで、初めてバイクのタイヤを外した。
そしてついでにブレーキシューも取り出してみた。

また一つ、二つ大いに勉強になった。

寒い・・・

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ヒマラヤにいってから、家から石油ストーブがなくなった。
お勉強するときにはオイルヒーター。
本を読むときはコタツ。
暖房はそれ以外はしない。朝おきてから職場に行く間などは暖房はなにもない。そんな生活をするようになってからか、風邪を引く頻度が減った。

この脱暖房生活はヒマラヤに加え、元同僚の内田健一さんがいったことばが印象的だった。石油ストーブは、チェンソーを窓を締め切った部屋の中で動かしているのと同じ。もしくは、締め切った部屋の中で車を暖機運転しているのと同じ。空気がまともははずはない。

・・・それもそうだ。

というわけで、もう3年くらい来客の時以外は石油ストーブはつけない。おかげで結露もまったくない。

しかし、最近は寒い・・・。ほんとうに寒い。今日職場にいったのだが、ツララが・・・。

うー、寒い。