イチゴ三昧の日々を夢見て

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今日は農場に行った。イチゴの様子見だ。どんな様子見か?もちろん、賞味する輩の偵察だ。
・・・ムム。やはりいたか。以前の農場では跡形もなくなくなるので、あれっと思うことはあるものに、結局対策をうつほどの怒りにいたらず、アホをみていた。しかし、この農場では、犯人は足跡を残している。確実に、何者かがイチゴを賞味している。しかも完熟ではないものは食い捨てだ。コンチクショー。
今回は、そんなこともあろうかと、昨年のバナナメロンの防御用に手に入れたネットを忍ばせてきた。そいつをイチゴに被せることに。
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これが完成図。とりあえず4粒収穫した。初物である。

農場から帰った後は、空手修業のためのランニングである。その目的は3つ。体重制御。下半身強化。あたたまった体での柔軟体操。

去年の今頃も走った日がある。長良川を渡るとき、昨年たくさんの鯉をみた。しかし、そのたくさんの鯉もあの季節だけだった。思い返すと、あれは幻のサツキマスに違いない。川で生まれたアマゴという魚が鮭のように海に出て外洋を泳ぎ、再び川に戻ってくる。いまでは幻の魚。
今年のランニングでも橋の上から長良川を覗き込む。いたいた!!!サツキマスだ!
今回は長い時間観察して彼らの泳ぎと行動を観察した。あの大きさ、あの俊敏さ。サツキマスに違いない。

いまサツキマスと自分とがオーバーラップする。
林業という環境で自分が生まれ、林業から離れた新たな職場に今年変る。私のイメージでは、いまの新たな環境はアマゴが外洋に海にでる!という感じ。

いつかはまた林業に戻るつもり。もちろん、外洋でサメに食べられちゃうこともあろう。それは仕方ない。しかし、いつかはアマゴのように生まれた川に戻っていこうと思う。

2 thoughts on “イチゴ三昧の日々を夢見て

  1. tossan

    タヌキ、アライグマ、ハクビシン(もしくは私!)あたりがこのあたりに生息する雑食性の野生動物・・・さて? またぜひ美濃の川に溯上してください、待っています。

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  2. takejima

    なるほど、カラスではなさそうですねぇ。
    隣でイチゴを栽培している人は、イチゴの上をタコ糸でカラスが入らないように10cm間隔くらいで挽いていましたが、哺乳類となるとタコ糸ではいけませんねぇ。
    網にして良かった!
    ちなみに遡上先は、空間的な場所ではなく、業界という意味にしています。
    例えば林業を考えるためにNASAにいくだとか・・・。林業を考えるために月面基地にいくだとか・・・。
    しかし、長良川は素敵なところですね。
    季節が巡る中で、自分の鼓動が動き呼吸していることを実感します。
    アスファルトの道路、コンクリートの建物・・・。そんな中に囲まれていると、季節の変化が少なくて昨日と今日の変化がわかりませんが、長良川はほんとに季節があります。もうじき鵜飼も始まりますね。

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