
前回、岐阜から愛媛に行くときに、瀬戸大橋を通ろうと思った。当たり前にカーナビをセットして、出発。道は知っているが到着予想時刻があるので、カーナビをセットしたわけだ。カーナビ嬢の声のままにハンドルを切っていたら、あら不思議。予測していた景色ではない。しかも渋滞に巻き込まれる。あちゃー、明石大橋ではないか。
そんなことがあったので、今回、カーナビをセットせず、出発。
ところで、東名高速道路は東京、名古屋の東名だ。
しかし、名神、名阪、私にとっては神も阪もあまり変わり映えのない、ともかく、大阪方面だろう、という認識しかもっていなかった。
しかも、東(ひがし)名阪とは名阪よりも東の道のことか?くらいにしか考えていなかった。
つい昨日まで。
今日、改めて車を運転しながら、神は神戸で、阪は大阪だときっちり認識した。そして、東名阪とは東京・名古屋・大阪を貫く道だと認識した。「ひがし名阪」が曲者だ。「とう名阪」にしといてくらたらよかったのに・・・。
そんな暢気なことを考えながら車を運転していた。そして、前回の道を間違えたポイントに差し掛かる。今度は間違えないように、えーーっと俺は名神に乗ってきたから吹田の国立民族博物館のところにある太陽の塔を右手に見て・・・、と思っていたら、今日は太陽の塔がいない。カーナビの示す現在地は万博記念公園を通り過ぎた。
よくわからないが、間違った。名神を信じて一直線に進んだつもりだったが、なんだか豊中料金所で高速が一旦終了(?)。
料金所を出て折り返す。太陽の塔よ早く出てこい!
すると、なぜか太陽の塔を右手に見たが、太陽の塔の横を通り過ぎる道、京都方面にしか行けない(?)。あれっ。再び一旦料金所をでて折り返す。
やっといつもの太陽の塔を右手に見る瀬戸大橋ルートだ。
次のポイントは、中国道と山陽道との境道。下手して明石大橋に行かないように神戸方面から避けようと「神戸・岡山」方面から避けて、中国道を進む。それがいつも通る瀬戸大橋の近道だ。
ところが、景色が違う。なんだこの道!中国道は遠回りだった。山陽道(岡山方面)に行かねば。神戸・岡山が並んで書いてあったので、十羽ひとからげに考えた自分があほだった。しまった道を間違えた。
そこで、瀬戸大橋から離れる前に、いったん中国道を降り、下道を伝い山陽道に出てやれ!きっとカーナビを使えば、その最短距離が出るに違いない。下道に降りてカーナビセット!!!
カーナビ嬢の声に任せてハンドルを切っていたら、なんと!中国道に再び乗っていた。
・・・あほか俺は・・・。
(カレー仙人が冷笑する顔が目に浮かぶ・・・)
さて、そんなことがありながらも瀬戸大橋(この橋が一番気持ちがいい)経由で愛媛に無事に着いた。事故もなくこれたことを感謝。高速での長距離ドライブするとき、いつも事故にビビッている。連日ニュースを騒がす交通事故。誰も好きで事故しているわけではない。いつ自分の身に降りかかるともわからない。ほんとーーーに毎回無事を感謝する。
・・・とその前に、俺はそれ以前の問題が山積みだ。それを強烈に実感した。岐阜→松山の道中だった。
かかった時間、7時間。