今日、野暮用があって岐阜と郡上八幡の法務局を行き来した。その途中、長良川はラムネの瓶のように清涼感ある水色がかった透明な色をしている。はやり台風が過ぎた後はすごぶる素敵だ。
雨が少なかった8月下旬は泳ぐのよも躊躇するような淀んだ川面だったが、今日は違う。
職場を離れて今年の長良川の釣り人の入りはわからなかったが、郡上八幡には多くの釣り人が、カミキリムシの触角のような釣り竿を川に出してくれていく夏を満喫していた。
昨日は、急遽の無理難題の仕事がはいり、久しぶりに遅くなった。職場を出たのは11時過ぎ。バイクでの初めての深夜帰宅。
台風一過で涼しくなり、そして夜は寒くなった。
星空輝く尾張パークウェイ。道中の電光掲示温度計が示す温度は15度だった。7月に30度、9月で15度・・・。11月で0度、2月で-15度・・・。そんなことはないだろうが・・・。
この残暑厳しい毎日だが、地球は冬を迎える準備を、人々が寝静まった深夜に着々と進めていた。まるで、鶴の恩返しで、ハタをおる鶴をかいま見てしまった感じだ。
暑すぎる毎日から寒すぎる毎日に変わるほんの一瞬の今、季節よ止まれと思うけど、良い状態は常ならん。諸行無常の響きあり。
畜生、忙しい・・・。まぁ好きでやっていることなので、それでいいといえばいいのだが・・・。
疲れていたのと、酔拳のせいで風呂で寝てしまった。いかん・・・。今日はトリプルヘッター。職場で仕事、夕食から入浴の間で仕事。入浴後の仕事・・・。
風呂で寝てしまい、そのまま布団にもぐりこむわけにはいかない。あともう一試合ある。あともう一試合やるにはリフレッシュが必要だ!
そしていつもの橋の下に・・・。空手の型の復習。足運び・手運び・・・。
ふっと見上げた夜空。台風一過の甲斐あって、プレアデス星団が東の空に瞬いていた。
私は10代の頃、天文少年だった。そして40代半ばの今、自称これまた天文おっさん。好きなことに集中ずれば、リフレッシュに通じる。空手の復習もそこそこに、河原に寝そべる。スバル(プレアデス星団)・カシオペア・木星・白鳥座・ペルセウス座。見慣れた面々との対面だ。そして彼らと対話する。あんたら、本当に何光年・何百光年・何千光年離れているの?脳みそが麻痺してきて楽しい妄想。
あーーー、ちょっと一段落したら、プラネタリュウムを見に行きたい。夜の暗い田舎町で思う存分星を見に行きたい・・・。
18歳のとき、予備校からの帰り道、坂道を登りながら見た火球。あのときはこの写真のようにスパンッと明るい光が表れた。そしてもっとも明るくなった次の瞬間、大きな音がしたように感じ(たぶん音はしてないが、音がした気になった)小さく砕け散って無数の流れ星が生まれては消えていった。
なんな天文ショー。いつかまた見たいものだ。リフレッシュ度100%だから!
さていつになったら一段落するのやら・・・。
どうだろう、もう5年間くらいスケッチブックを使って物事を考えるようになっている。A4サイズのノートでは、なんだかうまくいかない。広告の裏だとうまいこといくのだが、紙質が安定していない。だからスケッチブックを使う。
しかし、画用紙のスケッチブックは値段がはる。しょうもない妄想メモには高すぎる出費だ。そこで、紙もへにゃへにゃなスケッチブックをいろいろ使ってきた。またコピー用紙もB4、A3サイズといろいろ試した。
そして、足掛け5年、なんとかうまい用紙が見つかった。サイズはB4(これならいつも使っている鞄にジャストサイズ)。10mm方眼。そして万年筆のインクののりがいい紙質。
ちょっとまとめて買ってみた。
現在かいている連載のことだ。
8月10日の締め切りを15日延ばしてもらい、辛うじて提出できた原稿。つい昨日だしたような気になっていたが、もう9月10日の原稿を考えないといけない。もう9月3日だ。あと一週間・・・。再来週からのJICAの研修の修羅場の準備(まだなにもしていない)がある・・・。どうなるかしらと思っていたが、本日、重大なことに気がついた。
この連載も今月と来月の二つの原稿を出せば一年間の連載が終わる。そして今月は今月のものを書こう、まぁいけるだろう。そんなふうに考えていた。ところが、来月にきっちり終わるためには、来月の原稿から書き始めた方がいいことに気がついた。あれもいいたい、これもいいたい・・・。限られた紙面で表現するためにはそれが最善であるように思った。これまでは、まぁ今回の原稿でいえなければ来月で・・・と考えていたが、今度はそうはいかない。
つまり、今月の締め切りには、今月と来月の原稿を作っていないと行けないということだ。いかん、時間がどれだけあっても足らない・・・。
昨晩、7時。仕事を切り上げ家に帰ろうとしたときのこと。研究室からちょっと離れた駐車場にとめてある車に乗り込み、エンジンをかけようとした刹那、エンジンがかからない。
これはバッテリー切れに違いない。これまでも何度も経験してきた(?)あの感覚がよみがえる。
そろそろではないかと思い、バッテリーの直結コードを購入し、ときどきバッテリーの正常マークをチェックしていた。今回は、正常マークは緑のままだが、どうも感触はバッテリー切れだ。
どうしたものか・・・。少しだけ無理をぶつけることができる職場の同僚(いっしょにヒマラヤに行った人)に電話をかけるが、不通。あきらめて、バス・電車・バスを乗り継いでかえろうと覚悟を決めた。しかし、まてよ、無理を承知で同じチームの今年知り合った彼に電話をしてみよう。たしか近くに住んでいたし・・・。
彼はなんていい人なんだ。車にのって駆けつけてくれた。しかし、彼のシビックではパジェロのエンジンを始動することはできなかった。あきらめて電車で帰る。
さて、問題は今日だ。台風がきている。車をとめた駐車場は、森の中の駐車場。強風で木が折れたら、パジェロもペシャンコ。なんとかして、今日のうちに車を移動させないと。
今日は家で仕事をしようと考えていたが、雨が降る前にパジェロを移動させるべく、バス・電車で春日井に。
(中略)
ともかく、バッテリーを手に入れて車が動いた。森の駐車場から立体駐車場に移動させる。そして家に帰る。しかも、眠い目をこすりながら行動を起こしたおかげで、雨が降り始める直前に取り替え完了。電気工事なわけで、雨の漏電を気にしていたが、無事に終わる。
さて、家に帰ったら、もう一つ気になることがある。美濃の倉庫だ。先日、美濃の倉庫の雨よけ板が一年間の紫外線で劣化して、破損し、壁からはがれていた。そのときは、はがれた一枚を交換したが、交換しないほかのものも痛んでいるに違いない。そいつを補強しないと、倉庫に強風や雨が入り込む。
雨の中、バイクで美濃までいき、サランラップで補強してきた(大丈夫かしらん)。
一日家で仕事しようと思ったのだが、結局夕方まで棒に振った。そして家に帰れば二週間の禁酒も終わったので、飲んでしまい、もう仕事に取りかかれる状態ではない。
あー再来週から最大の修羅場が始まるというのに・・・。