最近、ずいぶん疲れた…。
昨年、ケニアのモンバサで充電したように、そろそろ充電しないと…。
密かに12月の再びケニア行きを打診されているが、仕事ではなく、まったくの白紙の充電をしたい…。
いまは、今年特に楽しめなかった入道雲の季節を探しに行きたい。
一番いきたいのはサイパンだが、なぜかここ2年くらいの間にサイパンツアーの価格が上がる。とても貧民にはいけない価格になっちゃった…。何故だろう。昔JALの直行便がなくなってからサイパンの価格は激安になったらしいのに…。
そこで、いま食指を伸ばしているのは、25年ぶりとなる沖縄だ。「沖縄本島!入道雲を探しにツアー」。気持ちはそんなんだが、キャラクターとしてそんなことをする私ではない。そこで、沖縄でのイベントを考える。
実は大学1年生の春休みに沖縄本島一周歩いた。300キロを10日かけて。思い出深い沖縄だ。片道15000円のフェリーで二泊三日。オリオンビール。かりゆし乳牛。…。
そしてなんとも思い出深いのが「高江小中学校」での出来事だ。
なにも知らずにガッツと根性で乗り込んだ沖縄。初日から朝の雷雨で大変なめにあった。そこで、テント宿泊を諦め安宿宿泊に。そんな行動をしていたとき、ヤンバル地方での出来事だ。
ある日の夕方、水を飲もうと通りがかりの小学校による。水を飲む。すると小学生がやってきて、よそものの私を取り囲む。「オニーチャンどこから来たの?」なーんて。
そして私は、子供たちの受けを狙い、お兄ちゃんはこんなこともできるんだよ、とバク宙をしてみせた。すると子供は、おにーちゃん、うちに泊まっていってよ!!!と声をかけてくれた。
私は、「きもちは嬉しいけど、お父さんがびっくりしちゃうから今日はいいよ」そういって彼らと別れた。そしてその日の宿は、港町の公民館。同情した近所のおばさんが公民館を開けてくれた。
朝、1合飯をおかずなしで食らい歩き出すと、雷雨…。めちゃめちゃ近くで雷がなる。しかし、むらとむらは20キロくらい離れている・・・。私は雷雨の中歩き続けた。
そして人里を見つけ、小学校を発見。
小学校では卒業式の予行演習だった。私は体育館の軒下でリュックの荷物を干し雨がやむのを待っていた。すると、小学生がやってきた。
「お兄ちゃん、いまから給食だけど、一緒に食べよう!先生も一緒にどうですかといっているよ」
「あー、ありがとう。じゃぁ・・・でも荷物をバックに入れるからちょっと待ってて!」
「あぁははは、このへんじゃぁものをとっていくひといないから、このままでいいんだよ」
私は給食をごちそうになり、そして、弁当まで持たせてもらい旅を続けた。
麦飯に、コロッケ。美味しかった。また冷めていただけど暖かかった。嬉しかった。感動した。
思い出深い高江小学校。
その小学校になにか差し入れをしたいと思い続けて25年。
そう!沖縄で充電ができるなら僕は高江小学校に名古屋か岐阜の名物を差し入れしたい!!
25年の積年の夢。これが充電ミッションだ!!
HPで調べたら小中学校の全校で14名。昔と変わらない。
もしかしたら25年前、「兄ちゃん、このへんじゃぁものを取る人いないよ」といった少年の子供がいるかも知れない