石巻といえば、セイホクの合板工場の現状が気になった。そこで、今回案内してくださった先生にセイホクの工場の横をとおってもらうことに。震災直後からしばらくは、合板工場が大きなダメージを浴びて、生産ができず、日本の合板価格が上がったとのことだった。私が会社員だったとき阪神大震災があったがその時と同じよう、仮設・新築で合板需要が伸びる一方、生産拠点がなくなれば、価格は上がる。いまも、震災前よりもだいぶん高いようだ。
生産を始めたかどうかはわからないが、人が工場内をあるいているのを目撃できたし、土場に材木もつんでいた(ただ、量はこれまでニュージーランドで20万立方メートルの製材工場の土場や在庫の量とそれを使い果たす日数を体感してきた感じからすると、現在のセイホクの在庫量はまったく少ない)
そして、このブログで石巻の最初の記事で言った、スギがらだが、現地で数週間海水につかっていたスギはあらかた枯れていた。しかし、樹種によっては海水につかっていたも枯れなかったものもあるようだ。