最近、ちょっと気になっている歌手がいる。数年前になくなった本田美奈子だ。ちょうど私が高校生の頃がデビュー。思い出深いのは大学に合格した頃、彼女のヒット曲があちこちで聞かれ、彼女のあの歌を聴くたびに、1987年の4月を思い出す。
何かのきっかけで、中村あゆみや渡辺美里の歌をYouTubeで検索していたときに、本田美奈子が引っかかり、それ以降、彼女がどのような評価をされていて、私の認識とどう違うのか、そんなことを夜な夜な調べていた。
そんな中、彼女の「風のうた」というアニメソングに行き当たった。ちょっと聞いてみた。とても力強い。好きだ嫌いだ、夢だ希望だという歌が多い中、なんだか雰囲気が違う歌。
そういえば、アニメソングは力強い歌が多い…。
自分でいうのも何だけど…、連載でもときどき「意味不明」な「リズム」を意識した言葉を入れているつもり。その根源は、歌謡曲の作詞にあると自分でも思う。思わず、筆が走るリズムは、そんなギターを持って町中で歌っていたころの残像だ。
さて、この「風の歌」歌詞を聞いても、一行一行コマ切れの内容で歌える意味が少なく感じるが、全体として言葉で言い表せない雰囲気を伝えているように私は感じる。歌詞(日本語の韻)、それを発揮させるリズム…。アニメソングの作詞をこれからいろいろあたり、自分の作文力に活かしたいっ!
映像によってさらに雰囲気が…。 いろんな学びを得られる感じ。