月別アーカイブ: 2011年11月

あとがき

いま、今度出る本のあとがきを書こうとしている。すでに、もう二週間ほど悩んでいる。なんでこんなに苦しいのだろう。まえがきはかけたのに・・・。
いままでの連載よりも、苦しい・・・。
ほかの仕事が手につかない。

晩秋の長良川

とても寒かった。
けど、今日の長良川はそれを帳消しにするほど透明度が高かった。
これまで見た屈指の透明度。
(もっとも最近冬に川下りをすることはないので、そう感じたのかも・・・)
家の横の岐阜市を流れる長良川を橋の上から覗いてみた。
ここも透明度が高い。

ちょっとこんな綺麗な日がまたあれば、厳冬期だろうが川下りしたくなった。

うひぁぁ!

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今日、別荘の偵察に行ってきた。雪が積もっていた。10cmくらい。うっひぃぁーーー!!!寒いぃ・・・。
明日は川下りぃぃぃ・・・ぃぃぃ!
アホか!俺!
否定はしない・・・。

バンジージャンプの気持ち

今朝、葛藤の末、寒風の中バイクで職場に来た。
しかし、昨日ブログを書いたことで
自分で自分の背中を押した。
エーーーイっ!

2年前に開発した、マタギ・ルックのお陰で、寒さは感じなかったが、1月、2月で使うべき衣装を今使ってしまった。1月、2月はどうしたらいいんだ。

そしてこんなに寒がっているのに、日曜日に川下りを頼まれたら二つ返事で引き受けちゃった。
水は冷たかろうに・・・。

東京

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一泊2200円の宿は面白かった?畳二畳の広さしかない。それに加え、建物の角部屋で鉄筋コンクリートの柱が部屋に入り込んでいるから、この写真の布団を敷けないくらい部屋が狭い。だから、布団の足のほうは入り口の扉のところでジャバラ状態。それをうけ、私も縮こまって寝ることになる。
ただ、部屋の上部に取り付けられた、廊下と居室とをつなぐ排気口が隣の部屋と共有で(一つの排気口の真ん中に壁がある)、隣の人のタバコの匂いがそこはかとなく一日中しており、タバコの匂いがしていなかったはじめは「昔の学生下宿」のような匂いと懐かしく思ったが、そのうち不愉快度が増してきた。お陰で、宿をでるときに袖を通した服は、湿った畳の匂いと、タバコの匂い、ホコリっぽい匂い・・・に塗れていた。

しかし、この南千住界隈のドヤ街、すれ違うおじさんたちが感慨深い。おそらく年金などはもらっていないと思われる紙袋を手に町をさまよう白髪の老人。身寄りは?帰るところは?安宿の主人相手に、延々と身の上話をしているおっさん。一人ごとをブツブツいいながら、あるくおっさん。人間模様、この人達の最後の瞬間はどうやって迎えるのだろう。

以前、安宿にとまったときは「あなたに万一のことがあった時の連絡先」を聞かれて一泊した宿もあった。今回は、自分の苗字を名乗るだけ。このあたりの宿もいろいろだ。

ただ、新しい変化は、私が外個人だったからこんな不可思議なまちに足を踏み込めないのだが、さすが外国人、こういった安宿の集まる町に、旅行中と思われる外個人をちらほらみた。

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東京スカイツリーを眺めるこのドヤ街も、スカイツリーの登場で人の流れが大きく変わり、この街に渦巻く人間模様もどうなることか・・・。

間違えた

今日の予定を終えて、宿を探しに北千住に。
うーーーん随分風景がかわったものだ。こんなに繁華街だったかなぁ・・・。
あっちいって、こっちいって。
そして気づいた。お目当ての宿がありそうな場所は北千住ではないことを!なんとか千住だったから、今度は南千住に移動。そして、見たことある景色にぶち当たる。
一泊1500円、1800円 ベットハウスというのがあったようなぁ・・・。
ここ3年くらいの間で千円台はなくなったようだ。安くて2000円。
そんな一件に飛び込んだら、「うーーん、一泊か。悪いなぁ」と断られた。どうやら連泊客を相手にしている宿屋もあるようだ。そういえば、そんな安宿には自転車が学生下宿のように駐車してあるので、きっとこの界隈の安宿は、そういった連泊相手の宿泊施設なのかもしれない。

今日のお宿は2200円。二畳の部屋。しかもたたみは明らかに普通の畳よりも小さい。

銭湯を探し、スーパーで惣菜+ご飯を買い・・・
暗闇に映る東京スカイツリーを仰ぎ見ながら都心の一夜が過ぎていく。

東京出張

月曜・火曜と東京出張だ。

月曜日
私の本が、どんなふうにできるのかを観察しに東京の出版社へ。

共同で研究をすることにしている方の打ち合わせ(これがメイン)

火曜日
最近、私の行く道でよく耳をする人の名がある。その方にご挨拶をするため電撃アポ無し訪問。

林野庁取材

林業再生を考えているコンサルタント会社にご挨拶

旧職場で1年ご一緒した「恩人」との晩御飯。

さて、おもしろきことも無き世を面白く。
今回の裏メニューのメインイベント。

いつものごとく東京の安宿を探すことにしている。
場所はやはり北千住。ドヤ街の「簡易宿泊所」を目指す。
これまでは、インターネットで予約して宿泊を決めていたが、今回は、アポ無しの・・・。
一泊1000円台の宿泊所もあるので、そんな宿泊所を目指してドヤ街へ。
銭湯・スーパーのハムカツと発泡酒。
「カラーテレビあります」という看板に吸い込まれて、青白い蛍光灯の灯る板敷きの廊下。タイムマシーンに乗って、「明日のジョー」の丹下(たんげ)のおっちゃんの町に!

新たな研究テーマ

今朝、回覧板を次の人のポストに入れるため、下まで降りたついでに外に出た。そして、折角外に出たのだからと、河原に降りた。

長良川の川面を眺めながら、高校のころの物理で考えたことを思い返し、場所によって波打ち際の水の色が違うことに思いを馳せ、マイ・農業への可能性を想像した。

川原に仰向けになって空を見上げると、青い空に流れる雲。雲の形の変化。湧き上がる白。消えていく白。そんなのを見ながら、雲の高度を想像し、雲に飛び込みその肌寒さを感じながら、雲の三次元構造を見渡している気分に浸る。そして、諸葛孔明の采配を思い出した。

何を見ても面白い毎日なのだが、厄介なテーマに行きあたった。空手だ・・・。

最近、空手の動きで疑問がフツフツと湧いてくるため、休憩時間に師匠に訪ねたりしている。昨日は、これまた細かいことだが、全てのコースが終わるまで待って疑問を投げかけた。それに対して、なるほど!という返答を得たはいいが・・・。

雑談の中で言われた。「あなたの動きはなぜか、カンフーチックですね」「きっと染み付いているのでしょう」「なにがカンフーチックに見えるのか分からない」「私にその動きをやれといってもできない」

私が夢中になった高校生のときの知識を持ち出せば(いまは変わっているのかもしれない)、カンフーには中国の北の方の「北派」と、南の方の「南派」がある。北は動きが曲線的で流れるようなもの。皆には直線的で一つ一つが力強いもの。

私が憧れていたのは「北派」の動き。一生懸命、見よう見真似。(←これが、人から教わらずにものを学習する技術につながったと思う)。一方、空手はたぶん「南派」(流派がいろいろあるので、定かではないが、いま習っている流派は確実に南派の流れ)。

私の動きが、カンフーチックだと言われるのは(私の不可解な動きを「とりあえず不可解なものをカンフーとして片付けているのかもしれない」)なんだか動きが根本的に違うのだろう。もしも、そこまで根本的に違うのなら、そこまで身につけた怪しげな動きを褒めてやりたい気持ちにもなるが・・・。

このテーマは、川や雲の流れのように「妄想して楽しむ」テーマではなく、「苦しんで見つめなければいけない」テーマ。新しい研究テーマができてもうた・・・。

季節

突然、冬になったかとおもったら、また秋に逆戻り。そんな毎日が続く。そして、またやってもうた。

以前、人間ドックを受診した。職場が変われば、人間ドックの病院も変わるのだが、同じ病院で見てもらうため、今年は自費での個人受診にした。ところが、人間ドックの補助が職場からでることがわかった。そこで、職場に行く前に、その補助をいただく書類を整えるため、病院の印鑑をもらいにいってきた。

人間ドックを受診したその病院の待合室には、自動販売機がある。そして、私は経験からそこの自販機のコーヒーが100円であることを知っていた。そこで印鑑をもらった後、職場への車中で缶コーヒーを飲もうと自販機の前に。私はこの季節になると、朝から手が冷たいので、コーヒー缶でも握って温めようと思って!

3列ある自販機の陳列棚。一番下がコーヒーだ。最近は、いろんなコーヒーがある。ブラック、ミルクコーヒー、カフェラテ・・・、微糖・・・、もうなにが何だかわからない。しかし、甘いコーヒーは禁物だ。砂糖水を飲んでいるような高カロリーだからな!そう思って、微糖のコーヒーを選ぶ。100円。通常よりも20円お得だ。

そんなコーヒー缶を握りしめようと思ったやさき、コーヒーを取り出そうとする受け口に私の手が近づくとイヤな予感・・・。あーーー、またやっちゃった。冷気だ。最近外は寒いんだから、誰がこの冷たいコーヒーを飲むんやぁ~。

私は、仕方なくもう100円だして、暖かいコーヒーを買うことになった。20円節約しようとしたつもりが100円の追加出費のショックが相まって、ショックのあまり微糖だ、ブラックだ関係なく、甘いコーヒーで癒したい気分になった。