月別アーカイブ: 2011年11月

玉ねぎ農家 改 私立探偵

今朝(というか、もう昼になっていたが)、玉ねぎの植え付けの後に行なったのは探偵行為(?)だ。とある市にいってある個人の情報を探ることが今回のミッション。

郡上の奥にかった土地、その土地に隣接する土地を更に入手しようしているが、それをするにはある土地の所有者を掴まねばならない。もちろん、別荘管理会社にきけば分かるのだが、これでは私の稼業の糞のやくにも立たない。そこで、「ある山の所有者」を探して「立会」を行うことを想定した、探偵ゲームをすることにした。自分一人で・・・トホホ。

まず、法務局にいき登記簿で、対象地の所有者を知る。住所を知る。
104で、その人の住所と名前から電話番号を聞いた。しかし、お届けがないとうこと。

そこで、その人がどこに引っ越し(?)たのか追跡調査をしようと、とある市役所に行き、事情を説明して、追跡調査開始とおもいきや、「個人情報なので教えられません」とのこと。

・・・

一晩考えて、今朝、玉ねぎの植え付け後に、とある市の図書館で電話帳の閲覧を試みる。その人がまだその市内にいたら、その人らしき人の電話番号が分かるかもしれない。がーん。今日は休館日。

そこで、その人の住所を直接尋ねることに。あるマンションのB棟303号室住む彼の存在を確かめにいったが、別の表札が・・・。明らかに引っ越している・・・。

そして、彼の連絡先は固定資産税を徴収している市役所なら把握しているだろうから、固定資産税の仕組を勉強しに春日井市役所へ。判った!仕組みは分かった。しかし、彼の連絡先を調べるルーチンを回せるのは市役所職員と市役所同士のネットワークがないことには無理で、個人では不可能だ。

なかなか、楽しいゲームだ。沢山の可能性を思いつき、1つづつ潰していく・・・。
そのうち、とある市内で聴きこみ調査をすることになるかも。
「おたくの隣に、こんな人は住んでいなかったか?移動先はご存知ですか?」
なーーーんて。

イチゴ農家 改 玉ねぎ農家

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先週の土曜日に九州から玉ねぎの苗を頂いた。
昨年は200本いただき、畑の2/3を占有したため夏野菜に出遅れた。今年も200本と言われたが、100本にしていただいた。そんなことで日曜日に畑を耕し、石灰や肥料をやってきた。一週間、土になじませて・・・。そんなペースで一週間後の土曜日に苗植え、などとやっていたら、玉ねぎの苗が枯れてしまう。そこで、すでに枯れかかってはいるが、今朝、職場に出かける前に畑に行って玉ねぎを植えてきた。

もうこれで3回目だ。毎年、苗がヘロヘロで枯れてしまった!と思う状況だったが、いつものこと。春に急に盛り返す。玉ねぎがすごく丈夫なことを実感。だから、枯れかかった苗でも口笛を吹きながら(実際には吹いていない)苗の植え付けを行う。

借りている畑の1/3が玉ねぎで埋まった。あと2/3はイチゴ・・・。

おっと、それでは今年も夏野菜に出遅れるではないか!

大学の授業料

私が大学生だった頃の授業料は、確か12万。親から授業料にともらったお金も36キロオーバーの罰金に消え、大学3年生の夏休みはバイトで消えた・・・。大学院の時は・・・忘れてしまった。会社をやめて収入のない私は授業料免除をしていただき、勉強(?)できた。ともかく、昔、そして国立は授業料はお値打ちだった。

いまの大学。私立大学。

今日、私の部屋に卒論の相談に来た学生にいったことがある。この大学の全員に言いたい。

彼、あまりにも卒論を他人ごとと考えて、指導教官から私の「ガキの使い」状態。自分がいった何のために何をやっているのか理解できていない・・・。

彼に言った。君は授業料一年いくら払っている?
130万です。
昼飯代はひと月いくらだ?
だいたい1万です。
通学は?
3ヶ月4万です。

そうか、あなたは4年間で620万をつぎ込んでいる。
その620万で年収数千万の知恵をつけるか、それとも何も身につけずに卒業するか?
勝負は、卒論にある。
あなたは、教員を裏切っても、怒られても、学びの機会を与えられるために授業料を払っている。
620万は落ちていない。620万のもとをとり、620万を活きた金にしてくれ。
そんな「ガキの使い」のままで卒業したなら、あなたは4年間、毎日5千円を燃やして灰にしちゃっただけになるんだ。
分からな分かるまで聞き、怒られても、怒られてもしがみつけ。
そのためのお金が授業料だ。

大学には学生が1万人いる。
綺麗に着飾り、9時から5時までしか学校におらず(そんな大学は初めて経験した)、学食でだべって、休憩スペースで一人ゲーム機をあいてにする学生ら。
今、ここでしかできないことに夢中になってくれたらなぁ・・・。

とうとう4月から思い続けてきたメッセージを1万分の1ではあるけど、伝える機会を得た。

教員 改め イチゴ農家

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今年の春に大収穫だったイチゴ。イチゴは種ではなく、ツルを伸ばして新しい苗をつくっていく植物だから、収穫がおわった苗をほっとくと新しい苗がうじゃうじゃできる。どうも、他の人の畑を見ていると、そんな新しい苗づくりは一般的には、夏くらいに終えるようだ。しかし、私は今日を苗作りフィニッシュの日にした。

春から、元気そうな苗や育てやすそうなところにツルを伸ばした苗をレスキューして育ててきた。なにも考えずに、そんなことをしていたら、今日、苗が60株を超すことを知った。それでも、ほとんどのツルにできた新苗は破棄・・・なのに。

どーーーーしたらいいんだ。こんな大量の苗。
まずは4つのプランターに3株づつ植えて、12個を消費する。しかし、それでもまだ50個以上。とりあえず畑の親株などは処分。
親から離した苗は、ポット(黒いビニールの植木鉢のようなもの)苗状態。養分や水分の供給を根深い親や元気な兄弟からもらうことがこれで不可能になった。となると、ポットの苗はすぐに乾燥するだろうから、乾燥から守るために家のベランダでしばらく水やりをすることに。
もう、気分はイチゴ農家だ。ただし、うちのベンダは金華山によって冬の日当たりが悪いので、野菜は上手に生育しない(これは6年間の経験で学んだ)。したがって、どこかに植えないと・・・。別荘地では寒すぎるし・・・。
里子に出すしかないか?

オージースタイルのバー

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今日、夕方岐阜駅で人と合うことになっていた。家からバスで岐阜駅に向かう。岐阜駅手前のバス停でとまったとき「オージースタイル バー」という看板が目に止まった。ガラス張りの一杯飲み屋だ。だいぶ気になった。

そこで人との面会が終わった午後8時頃、そのバーを目指してい歩き始めた。いつできたんだろう。そんな飲み屋。空手帰りに一杯飲みたいときなんかは(からからになった喉を潤したいとき)、文字通りの「一杯」飲みたくなることがあるから、そんなことができる飲み屋を探していた。しかし、いつも飲み屋を探しつつ、店に踏み込む勇気もなく、発泡酒をコンビニでかって家で飲む生活が続く・・・。

さて、本日「尾崎豊の遺言」を特集している月刊誌(写真)を購入した。彼が存命だった当時、長渕剛が好きだった私は、二人が世の中に批判的ななか、長渕が「そんなしょうもない世の中だけど、俺はこう生きる!」というメッセージが多かったのに対して、尾崎は「コンチクショーの世の中」止まりで、彼の破滅的なメッセージに魅力を感じなく、素通りだった。

ところが、歳を取ると「尾崎のような青さ・純真さ」が懐かしく思い、彼のことがきになるようになった。まるで、目を細めて彼のメッセージを聞きたくなる感じだ。そんな彼の『遺言』特集。買わないわけにはいかない。私は人と会う直前、駅の本屋でそれを購入した。

さて、その本。家まで待てない!早く読みたい!そこで、オージーバー。

ところが、そこの横をとおったときガラス張りの店には3人の外国人。・・・躊躇して素通り30m。しかし、意をけっして入る。

「なんやこの店、英語が公用語じゃないか」
10月19日にオープンし、PM6時からAM3時が開店しているとき。休みは日曜日。・・・。
座ると、店員が話しかけてきて、本を読むどころではなかった。
彼とのコミュニケーションがおわって一段落して雑誌に向かうと
これがまた尾崎らしく「小難しい観点的な言葉遣い」。
あかん、落ち着いて読まないと、意味がわからん。
キウィーのウォッカ一杯700円だけで、店をでる。

ほー、外人バー。とうとう、こんな明るいスタイルで岐阜にもできたか!
なんだか、足繁く通ういそうだ。

夏から初冬

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昨日の朝、いつもならNHK連続テレビ小説を見てから職場にでかけるが(もうサマータイムは止めた。というか、もう朝早くからおきれなくなった。目をつぶればいつまでも寝れそう・・・)、ちょっと早めに家をでた。向かった先は、マイ別荘 改め、 マイ別荘地だ。もう紅葉も終わりかけてひと月前とくらべると葉がずいぶん落ちて冬の到来に備える山の景色に変わっていた。

目的は、廃屋に近い状態だった家を業者に頼んで解体してもらったため、その確認だ。

写真の中心あたりに家があったが、いまは跡形もなくなった。

これから隣接する土地の入手に動き始め、測量して、星をみるための展望台をつくろうと思っている。いつまでかかることやら・・・。

辺戸岬


沖縄滞在で合計640キロを走った。
一日目、240キロ
二日目、400キロ
ともかくバイクで走り出したら(車でもそうだが)止まるのがもったいないので、走り続けた。
そんな私でも、なぜか岬には足がむく。ただ、岩に波が打ち付ける”せきりょう”感が好きなんだろうか…?写真が最北の辺土岬。

途中、残波岬というところもあった。ザンパ(と読むのかな?)という響きが惹かれる名前。バイクを返すのに時間があるから、ちょっと国道からそれるがよってみようと思ったが、道を間違え諦める。途中、何度か残波岬への看板があったが、そのまま直進。

時間があると思った帰り道も、結局ギリギリの返却となった。嘉手納から那覇までの大渋滞。大型バイクはクラッチが重いのに、それを握りっぱなし。なんだか、ハンドグリップで握力を鍛えているような辛さだった。

きっと神様が「お前、残波岬なんかよったら間に合わんぞ!」と道隠しをしてくれたのだろう。
ナイス、バイクの神様。

亜熱帯の森の中


ヤンバルの森はこんな感じの森でした。
そうそう、ヤンバルクイナ(…だと思う)が道路を横断していた。
大学の中の照葉樹林と比べて、雑木が多いが(インドネシアのジャングルのような感じ)、大学よりもずいぶんと明るい。大学の照葉樹林は大木を残して雑木を伐りすぎなのが、暗いきもちになるあの森の印象の元なのか?照葉樹林自体暗いのだが、あの暗さは滅入ってくる。

近いうちに知多半島の照葉樹林と、渥美半島の照葉樹林を歩いてみようと思う。

想像力不足

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この写真が、いま話題になっているキャンプ・シュワブ沖の辺野古だ。昔の旅日記を読み返し、道路端に「We are not the target」と書かれた看板があった地域で、昔から米軍キャンプが人の生活の中に入り込んでいたようだ。

今朝、NHKのテレビで「嘉手納」の土地の83%が米軍キャンプと話を聞いた。

今回の沖縄で思ったが、車のナンバーも「沖縄 あ 11-11」というよくあるナンバーの中に、初め目を疑ったが 「沖縄 E 11-11」というように、ローマ字の入ったナンバーもある。郷に入れば郷に従っているものとおもいきや、なんだか特別扱いっぽく見えるナンバー体系。もちろん運転手は外国人。

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また、ヤンバルの森を案内していただいたときに教えてもらったこと。私が入った山はちょうど、照葉樹林の中に富士山のような綺麗な形で遠くからもはっきり目印になるような山だった。その山がベトナム戦争当時、米軍の射撃訓練の練習場になろうとしていた(山自体はどうやら国有林)。地域の人々は、射撃訓練日とアナウンスされた日に、皆総出で山に登り決死の覚悟で山を標的から外そうとしたということだった。また、その二日前には沖縄市で米兵による交通事故も犯人を米軍が無罪放免したことで、沖縄市民の怒りが爆発し、米兵の車をひっくり返したりの暴動。テレビでよく見る過激デモが日本でも…。
(写真の木には、当時の人が掘ったと思われる「アメリカ カエレ」と掘られた文字)

しかし、基地問題を他人ごととして考えていたようで
実際にモノを見て、話を聞かないことには深刻さを共有できないのは自分の想像力不足を実感。

帰路

c8785f6d.jpg昨日の天気はよくなかったが、今日はもっと悪いどしゃ降りだ。昨日の400キロがこの雨だとしたら、バイクの危険は増すばかりか、沖縄の印象もかわったことだろう。

期待したモクモク青い空に沸き上がる入道雲には会えなかったが、まぁよしとして沖縄ミッションを閉じよう。