思い出す。去年の今頃、鈴鹿のHONDAライディングスクールにいって大型バイクのスキルアップを図っていた。本気で HONDA CB1300ST というバイクを購入しようと思っていたが、高い買い物だ、扱いきれなければ悲しすぎる。果たして1300CCなんて、扱いきれるだろうか。そんな疑問を解決すべく鈴鹿サーキットに隣接するスクールに一回1万5千円近く払って通った。(といっても3回だが)
結果、今年の秋に1300CCの通勤バイクは110CCとなった。1300CCを日常使いにするには取り回しが私には重すぎる・・・。盗難対策もドキドキ・・・。昨年来の悩みも、納得の結論をえて実りがあった。
加えて、別の実りもあった。
スクールにいき、レベルの高いクラスにいくたび、そこに集う人の意識の違いがよく判った。
「はじめてのコース」は、普段着で駆けつけた感の強い人々。その普段着にスクールでプロテクターをつけるように促されて、教習所のような雰囲気。
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初中級・中級
とレベルがあがると、とくに中級はレベルの高い人がたまたま集まったクラスだったが、彼らの着衣は、革ジャンとかそのたぐいではなく、プロテクター付きのジャケット・パンツ。そんな服があるのかと驚いた私。
調べてみると、バイク事故の損傷が一番多いのが頭。←ヘルメット
次が、胸部、そして脊髄。なるほど、革ジャンだとかでは、そんな怪我を軽減できまい。
かといって、死んでしまうような大怪我が服で防げるとは思わないが(そーゆーところには近づかない)、つまらない立ちゴケなどで、つまらない怪我をするのは困る。実際、以前立ちゴケをした時、たぶん鎖骨にヒビが入り、肘が2ヶ月くら痛かったときがある(どん臭い自分に気付き、その後、体の可動領域を広げるため空手をやり始めたわけだが)
そこで、最近寒いし・・・。確かにマタギルックのバイク着をつくったが、あれは岐阜から美濃だからできたルックだ。町を、しかも明るい時に走るには・・・。そんな思いから厳冬期バイク着を上下購入した。プロテクター入りだ。膝・肘・肩・胸・脊髄、膝・腿・腰。