なぜだろう・・・。・・・。昨年の今頃、1人サマータイムで職場に8時や7時についていた。(家から職場までは1時間20分くらい)。それが、昨年の秋頃から?、だんだん朝起きる時間が遅くなり(NHKカーネーションの影響が大きいかも)、2月、3月は朝起きるのは7時半。職場につくのは10時から10時半という生活だったが、日照時間が長くなるに従い、朝起きる時間が早まった。いまは5時半から6時の間に目がさめる。
さて、それが功を奏したのが今朝。
今日は、職場を休ませてもらい、山荘用の木材を、実家の軽トラを借りてそれを引き取りにいく。そのために月曜日は家に帰らず、実家に帰る。実家と飛島村。23号線で一直線なのだが、朝の23号線は渋滞・・・。それにハマればこまったものだ。木材問屋に勤める大学の同級生の仕事の邪魔にならないように朝一番で取りに行くには、朝早く実家を出ないと!
サマータイム生活の私は5時に目が覚める。おかげで渋滞はなかったが、早くつきすぎた。
さて、この材木問屋。ここ4年間、一年に一度は倉庫を見させてもらっている。最近は、どんな材木が流通しているのかなぁ。そんな興味だ。
昨年は、ヨーロッパのホワイトウッド・レッドウッドがだいぶ流通していたが、今年はレッドウッドはあまりないとのこと。ホワイトウッドも値段が高くなったため流通量は減ってきたとのこと。
代わりに、スギの集成材柱・間柱などが増えているのが目立つ。ユーカリ合板、ポプラのLVLも大いに目立つ。10数年前までは合板といえば、インドネシア・マレーシアだったが、数年前(シックハウス症候群や厚物合板の盛り上がり)はロシア材の日本製合板。それが今では、産地不明のカラマツの表面単板に国産スギの芯材。将来は・・・。
この問屋のほとんどの材木は乾燥材に変った。
乾燥した分、木材の薫りが・・・。しない。
梁・桁・柱・間柱など構造用集成材だらけになっている昨今。そこに加えて中国製の合板など。
中国産の合板の原木山地は分からないが、中国は確実に森林面積が増えており、しかも生長の早いユーカリやポプラに着眼しているのなら、いずれユーカリやポプラ林業を中国はすることになるだろう。
一方、日本。各地の森林研究所は・・・。スギ花粉の飛ばない杉の苗の開発がニュースになる。ちょっと前の総理はスギヒノキの間伐材でのバイオマス発電のための予算をとったと・・・。
日本は、まだまだスギ・ヒノキの呪縛のまま。
そして、日本の森林は長伐期、大径材を指向性よとの暗黙の音頭。
大径材にしたところで、その用途の梁・桁は集成材に変わりつつある。そして集成材で使われる材木もそのうちなるべく早く生長する材に転換されていくことは予想に固くない。確かに、大径材の需要がなくなることはないが、これはもう好き物の領域。皆がそれを目指せば値段が下がり・・・。そのうち、日本の大径材が中国に輸出され合板になって日本に戻ってくる。そんな時代になりかねない。