月曜日の朝、岐阜をでて愛媛に向かった。暑い岐阜・・・。
松山に着いたら、どこかの港で海にでも飛び込もうと思っていたが、時間はどれだけあっても足らぬもの。そんな時間はなかった。
愛媛県の久万高原町という山あいの町で授業をした。その山あいの町、台風のせいで(?)4日の研修中3日雨。そのおかげで、気温も上がらず25度以下が多かった?過ごしやすいところだった(演習林は蚊が多かった)。
この久万高原町、松山から30キロくらいしか離れていないけれど、随分気候が違うものだと驚いた。標高も1000mいかないが、5・600mくらいで松山とは別天地。松山は海に面しているから・・・。短い距離でもえらい変わりようだ。
この研修では、寝袋で宿泊。
学生達は、学校から貸された寝袋で寝る。気の毒なことに、フローリングの上に寝袋のみ。「おーい龍馬」という漫画で武市半平太が、牢屋で板敷きでねているからと、その妻の富も半平太が牢屋に入れられている間、板敷きで直接寝ていたが、彼らをみるとそのシーンを思い出してならなかった。
この板敷き直接睡眠作戦・・・、安眠が約束されないと次の日の授業にさしさわったこと間違いなし。
学生さん達には、つらい4日だったなぁと少々反省。
この写真は淡路島のサービスエリアの写真。淡路島は、今が盛りの松枯れ。岡山辺りはナラ枯れ。すごい勢いで森が枯れいた。緑の中の赤い樹木が目立った道中だった。(今年は特に)
涼しそうな高原からムシムシ蒸し暑い街中へ、、、無事のお帰りでよかったです。
自分が大学生のころを思うと、自前の?先生以外に教えを請うたことがないので、きっと先生は、遠方からでも教えに来ていただきたい技術や知識をお持ちなんだろうなぁ、、とか思いながらおりました。
私は大学で、自前の先生にさえ何を教えていただいたのか、覚えておりません・・・。授業中にあてられて、満を持して発言した”ギャグ”は覚えているのですが・・・。
最近、ものには
「知ること」「まねること」「理解すること」「問題解決すること」と順番があり、授業でできることとは「まねる」と「理解する」の中間までではないかと感じるようになりました。学生さんが、私のお伝えしたことを、理解し、それを使って自らの問題解決をするには、自らのモチベーションで技術を使い回していただきたいところです。そのためには、仮免許のようにしばらく傍らにいて指導したいのですが、遠方からの授業ですと、それもできず、結局、きっかけを提供するだけにおわってしまうのが悩ましいところです。