気がつけば29日・・・。
なんでだろう。今年はなんだか締切、締切に追われる毎日。今も追われている・・・。
昨年までの締切は、なんとかこなせたけれど
今年の締切は、相手が大きくて半端な対応では済まないものが多いのが特徴だ。
お陰で、年賀状・・・。
まだ、文面も決まっていない・・・。
今年は人生初、寒中見舞いで凌ごうか・・・。
気がつけば29日・・・。
なんでだろう。今年はなんだか締切、締切に追われる毎日。今も追われている・・・。
昨年までの締切は、なんとかこなせたけれど
今年の締切は、相手が大きくて半端な対応では済まないものが多いのが特徴だ。
お陰で、年賀状・・・。
まだ、文面も決まっていない・・・。
今年は人生初、寒中見舞いで凌ごうか・・・。
気がつけば12月25日。
これまでのブログ無更新記録を塗りかえたか?
あー、なんで締切だらけなんだ。
結局、明日締切の原稿も年明けまで待ってもらってしまった。
ただ、この原稿は待ってもらった分
充実したものになると思う。
「林業再生の突破口」をテーマにまとめている。
結論は、「長伐期 大径木生産を指向する盆栽林業は高リスクであり、梁桁集成材(柱の集成材ではない)向け素材生産体制の整備が林業の短期的なカギである。構造用合板は限界。無策に出せば、国産パルプの比率を増やし、近い将来国産材50%を迎える。
長期的にみれば・・・
という内容で書き進んでいる。
自分でも興味深いものがたくさん見えてきた(・・・と思う)。
久しぶりの会心の妄想解釈ができ、いまは、
雑誌『山林』2月号。巻頭論文として紹介されることを目指し、喜々として原稿を書き進んでいる。
すいません、ブータンどころではないのです・・・。
年賀状もかけていない・・・。
特別な人が行くのだろう。秘境として気にはなっていたが自分には関係ない。そう思っていた国ブータン。様々な人物の思惑が錯綜する中、私は10日前確実にブータンで呼吸していた。あまりにも空気が乾燥して、鼻の穴・喉の奥・眼球の表面がパリパリとひび割れているのではと思うほど、首都ティンプー(標高2100mくらい)は乾ききっていた。その乾き・・・、不快だった。
ただ、業務命令に強引に背中を押され、不快な環境に放り込まれただけかと言えば、確実それはノーだった。
神々が鎮座していた標高8000mm峰に囲まれたヒマラヤ。電気もガスもない灼熱の赤道直下、川べりの掘っ立て小屋で1家族だけで生活を営むインドネシア漁民。貧富の格差が信じられなかったケニア。それらにまさるとも劣らぬショッキングな現実がブータンにはあった。
そのショッキングな出来事は前の3つと方向性がまったくことなるショックのように感じた。
そのショックを一言で表せば「モノサシが違う」だ。
いままで見てきた国は、豊かになるため、一生懸命貨幣経済での勝者になるべく、効率を求めて、低コストを求めていた。許容範囲をこえてトレッキング客を迎え入れたため、環境を壊しつつあったエベレスト海道。仲買人に買い叩かれ(?)ながら、なんとか現金収入を得て生活をする漁民。富める者が貧しいものをさらに貧しく・・・(?)。
ブータンは違って見えた。効率や合理とは別のものを大切にしているように感じた。その1つが建物だ。
この建物は、ブータンの古都プナカの市庁舎のような機能をもった建物。完成はいつかは知らぬが古い。ブータンの市庁舎は全てこのような古風な城郭のようなスタイルだが、なかでも、このプナカの建物はひときは美しい建物だそうだ。日本で言えば姫路城か・・・。
圧倒的な迫力があった。驚きは、それがいまも使われていて街の中心的な建物だということだ。本物の姫路城で姫路市の政が行われるなんて、日本では考えられない。
これは1992年に設立された大学の校舎。これまた古い。太い柱で手作り感があって・・・。写真のたてものは、学生寮。3人一部屋の相部屋を見せてもらった。まるで、京都の寺院のような建物だ。まるで歴史的建造物の中に量があるのだなぁ・・・。そう思っていたら、根本的に違っていた。この大学の建物は大学設立時の1992年の竣工。つまり古いと思った建物(手作り感があるし・・・)は、実は20年前のものだった。
そして極めつけは、この建築現場。
この世には、合板というものがあり、工期だけを考えたら、大きな合板でパネルをつくり、コンクリートを流し込めばあっという間に壁もできあがる。しかし、日本でいう江戸時代か?と思えるような竹で天井や壁を支えながら、ボチボチ家を立てていく。新築現場のとなりには、古材がつまれ、古材にカンナをかけて新築現場でつかっている。
効率や合理を考えたら、あり得ない・・・。
この国は何がが大きく違う・・・。
先週の今頃、バンコクの国際空港で8時間以上飛行機をまち、空港ロビーで妄想を続けていた。
帰国したのが午前7時半。その日の11時15分から授業があった。
そして、29日には東京で研修講師。
30日には注文していた大型バイクの納車。
12月1日には、同僚に授業を変わってもらって空手の昇段試験。
(おかげさまで、全日本空手道連盟公認初段をいただいた)
気がつけば一週間。
ネパール・ブータンの見聞の整理をしようと思っていはいたが、
中々、見てきたものを整理できていない・・・。
ただ、ブータンに足を踏み込んだことは
仕事上の話はともかく、
また、それがプライベート的にどうだったか
という評価はともかく
日頃の妄想を補強する色んな刺激を受けたことは間違いない。
近代合理主義とは一線を画した世界だった。
来年度は、夏と春に再度ブータンを訪問することになりそうだ。
※ブータン記事はいましばらくお待ちを・・・。