最近のトップニュースはアルジェリアのテロ。
それはそう。けれど報道の仕方は理解を越える。
とくにここ2・3日の報道をみかけるたびに、こころがざわめく。
被害者の家族の「悲痛な叫び」を報道して・・・。それが私には理解できない。そこからNHKは何を伝えようとしているのだろう。不慮の死を遂げた人の家族の悲しさは想像に堅くないし、家族が想像を超えている悲しみに直面しているのも理解できる。どうして、それをわざわざ報道するのか?その報道を見るにつけ、心臓を刺されたような痛みが走る。でも、その痛みから何かプラスのものが生まれるなら、痛みも甘んじて受ける覚悟はある。
ところが、あの報道から「何を生ませたい」のだろう。
例えば、テロへの怒りを煽りたいのか?そして日本人にテロと断固として戦えという精神を醸成させたいのだろうか。
それとも、国民の脱原発の声にアルジェリアのエネルギー資源開発をしてたところのテロでの被災。脱原発にもリスクがあるといことを伝えたいのか?
・・・。
それにしては・・・報道がりかいできない。
どんな要求があり「人質」が取られたのかという報道ってあっただろうか?そこが一番大事で取り上げるべき事項ではないんだろうか。
一方、被害者家族の「悲痛な叫び」としてきになったのはトンネル事故。あそこで不慮の死を遂げた方の家族の報道ってあっただろうか?「あれば、トンネルの管理責任を糾弾」すること間違いない。だから、報道が抑えられたのではないか?単に「家族の悲しさ」を伝えたいだけなら、いまのアルジェリアのように取り上げられてもいいはずだったのに。
毎度。
「フランスのマリからの軍事撤退要求」とその背景を大きく報道しても、平和ボケした日本人には受けが悪い。
それよりもお涙頂戴のワイドショー的な事柄の方がいい。
左巻きの民放との横並び主義が背景に有るんだろうね。
民放の言いたいことは「派遣社員が危険な地域に行かされた」とか「日揮側が親族に現地には行く必要が無いと言ったこと。」かな?
今の日本人は他人と比べて自分は幸せだと感じる人間です。
今の世の中、そうでしか幸せ度を判断できないのでしょう。
そういうメディアの報道の仕方もどうかと思います。
また一時的に面白いだけのバラエティー番組の多さにはびっくりします。
カレー仙人さん ありがとう。相変わらずポイントを押さえた日常生活ぶり、脱帽です。
たしかに、そんな感じのことをいってたねぇ・・・。
今は日揮を攻める場合ではないと思うんだけどね・・・。NHKには悲しいよ・・・。伝えなければいけないのはテロを引き起こした背景で、テロをする側の論理や、される側の論理を、正しく伝えてほしいものだけど。。。
tharaさんがいうように、バラエティーだらけで、これまた悲しい。
おかげでテレビを見る時間は少なくて済むので、そこには感謝かな。