月別アーカイブ: 2013年5月

日比谷図書館

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昨日の学会発表の後、東京に一泊し、霞ヶ関と出版社に顔を出しに行く。

午前の霞ヶ関(大学の同級生を尋ねた)と午後の出版社とのアポイントの間に時間があるので、近くの日比谷図書館で仕事をすることに。

大学卒業後、サラリーマン1年生を迎えたのは東京だ。こんな私だが、一年間は東京勤めをした。

そもそも出不精なうえ、人とつるんで行動することも苦手な私は、休日といってもやることもないので何もしなければ寮で一日過ごすことになる。

そんな毎日を脱する必要に迫られたときは、近所でランニングをするか、図書館で調べ物をするかして過ごしていた。

日比谷図書館。よく行った・・・。当時、明治や江戸のことを調べていた。その頃の資料が沢山おいてあった。よく通った日比谷図書館に20年以上ぶりに足を踏み込む。

大きく改装されたようで、見違える。図書館内には、町でよく見るカフェ&レストランが店舗として入っている。そして何よりも驚いたのが、常設展示スペースだ。千代田区の歴史を6000年前から現在まで、いろんなイベント事に展示している。

千代田区に縄文遺跡があっただなんて・・・。

千代田区の歴史によれば、縄文海進で海になり、その後、2000年前には湿地になり、14世紀には稲作が行われ、江戸の前には大規模埋め立てが始まり・・・。

いまでは図書館もミニ博物館並だ。

やってまいました

今日は、東京で学会参加。
駒場の東京大学・・・。
生産技術研究所というところだ。

生産技術研究所といえば、10年前は六本木にあった。
生産技術研究の先生が東京大学空間情報科学研究センターの設立にふかく関わり(?)、空間情報科学研究センターは東京大学の安田講堂のあるキャンパスに設立された。そして生産技術研究所は六本木から移った・・・。
以上が私の知識だ。

今日の発表は駒場の東大。分野からいえば空間情報科学センターが会場になってもおかしくない。しかも、東大前の地下鉄駅の乗り換えは、東京駅から山手線をのって駒込で地下鉄南北線に乗り換えてすぐだ。

雨の降る中、変な胸騒ぎを感じながら東大前で降りる。農学部まえの地図で生産技術研究所を探す。・・・ない。そして守衛に聞く。
「生産技術研究所?聞いたことないですねぇ」
まぁ、この守衛は農学部だから知らないのだな!工学部のほうに移動して聞こう!
そして守衛に聞く。
「生産技術研究所?聞いたことないですねぇ」
「おかしいですね。今日、駒場キャンパスの生産技術研究所が会場になっているって・・・」

「ここは駒場キャンパスではありませんよ。本郷キャンパスです」
駒場キャンパスは井の頭線です。渋谷の先です・・・。

あちゃー、やっちゃった。発表会場間違えた。
駒場と駒込が似ていたのもだから、てっきり
(駒込近く)本郷キャンパス⇒空間情報科学研究センター⇒生産技術研究所⇒学会会場
と思った。
一時は発表欠席を覚悟したが、なんとかギリギリ間に合った。

良い経験をいただきました。感謝。

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明日、ブータンからのお客さんがお帰りになる。あいにく私は学会発表があり東京にいかねばならず、お見送りは不可能。したがって、昨日お別れの挨拶をしてきた。

二ヶ月間、ほぼ毎日英語を使うこともなかったし、世界を見つめなおす機会にもなった。自分の仕事は必ずしも進んだとは言い難いが、得られるものも多かった。

カルマさん、ありがとう!

収穫

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東奔西走していると、いつの間にかイチゴが・・・。
週末まで待っていられないので、今朝仕事前に収穫に行ってきた。
今年の出来は、いい!!!

伊勢神宮

木曜日・金曜日、ブータンのお客さんを伴い東京に出かけた。

浅草(浅草寺)・上野(講演+博物館)・秋葉原

築地(もんじゃ焼き・魚市場)・新宿(都庁展望台・歌舞伎町)・お台場(モノレール・人口海岸)・首相官邸(政治の中枢)・国会議事堂(民主主義;ブータンは4年前から民主主義を取り入れる)・農林水産省(彼の勤め先と同等の組織)・皇居(昔の中枢;江戸城)
と周る。

帰りは岐阜にお泊りいただき、土曜日、岐阜河原町界隈を散策し、鮎料理+鵜飼開きを見学してもらった。
そしてもう一晩岐阜にお泊りいただき、伊勢神宮にお連れした。

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これまでなんども式年遷宮のことを説明した。

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いま着々と新しい建物が立ってきている。
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伊勢神宮に行きたいとおもったことはなかったが、来てみるといろんな発見があり、文化や自然が極めて興味深い場所だ!!!

また改めて訪ねてみようと思う。

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感心する行動 その2

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カルマさんの日本滞在もあと二週間程度になった。

相変わらず価値判断のものさしは自分であり、日本の習慣や制度に迎合することもなく、自分の文化を貫いている。よぉっ!立派!!

さて、そんな中・・・事件発生?
このところ、お連れしたいところにいろいろお連れしている。
木曜日・金曜日、私は木曜日に東京で用事があったため、彼をともない東京に行った。

金曜日の朝一に彼を案内したのは、東京築地の魚市場だ。
東京の海はきたないけれど、巨大マーケットがあるので
とれた魚のうまいものは東京に集まってくる。
ブータンには海がない。だから、魚市場に行こう!

魚市場では運搬専用の小さなか電動カー?がうごめく。軽トラックやトラックが行き交う。
私はひかれぬように、左右をよく見てラッシュして道を渡る・・・。
さて、カルマさん。振り返りとニコニコしながらゆっくりと道路を渡っている。
まるで、せわしなく行き交う電動カーや軽トラックが見えていないようだ。
あっ、しまった。そうだった・・・。車を避けるのは日本くらいで、あとは人間が優先で車が人をさけなければならなかった。

それを思い出し、彼に駆け寄り私はこういった。
「日本では車をよけなければ、車にひかれるよ」
けれど彼はこういった。
「ブータンではこうしない」

ゴーイングマイウェイ、私は彼の一挙一動をハラハラしながら見送った。
よかった・・・。事故にならずに・・・。

ゴーイングマイウェイも、場合によりけりだと知った。

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マニ車 パゴーダ

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ブータンには海がない。ブータンのカルマさんは言った。海を見てみたい・・・。

そして今日浜松の中田島砂丘にご案内した。その後、浜松の製材工場を見学し、太平洋から三河湾へ場所を移動しながら、実家の西尾に向かった。実家の婆さんに日本の一般家庭の食事を提供してもらうためだ。

さて、豊橋から西尾への途中。ヒルトップという喫茶店が蒲郡弘法山の山頂にある。私はそこから見る夕焼けの海が美しいと感じている。だから、海のない国からきたカルマさんに海を堪能してもらおうと・・・。

その喫茶店の近くに高野山の一派の金剛寺がある。
そこに行ってびっくり。なんと!!!
ネパールのお寺があった。

家に帰って調べると、弘法大師(密教の創出者)が日本にもたらした仏教はネパールのチベット仏教。だから、それを記念して高野山(空海が開いたお寺)の分家である金剛寺にネパール寺院があるようだ。かなりびっくりした!
(弘法大師=高野山=密教=チベット仏教=弘法大師learn密教at kathmandu)