昨日の学会発表の後、東京に一泊し、霞ヶ関と出版社に顔を出しに行く。
午前の霞ヶ関(大学の同級生を尋ねた)と午後の出版社とのアポイントの間に時間があるので、近くの日比谷図書館で仕事をすることに。
大学卒業後、サラリーマン1年生を迎えたのは東京だ。こんな私だが、一年間は東京勤めをした。
そもそも出不精なうえ、人とつるんで行動することも苦手な私は、休日といってもやることもないので何もしなければ寮で一日過ごすことになる。
そんな毎日を脱する必要に迫られたときは、近所でランニングをするか、図書館で調べ物をするかして過ごしていた。
日比谷図書館。よく行った・・・。当時、明治や江戸のことを調べていた。その頃の資料が沢山おいてあった。よく通った日比谷図書館に20年以上ぶりに足を踏み込む。
大きく改装されたようで、見違える。図書館内には、町でよく見るカフェ&レストランが店舗として入っている。そして何よりも驚いたのが、常設展示スペースだ。千代田区の歴史を6000年前から現在まで、いろんなイベント事に展示している。
千代田区に縄文遺跡があっただなんて・・・。
千代田区の歴史によれば、縄文海進で海になり、その後、2000年前には湿地になり、14世紀には稲作が行われ、江戸の前には大規模埋め立てが始まり・・・。
いまでは図書館もミニ博物館並だ。