月別アーカイブ: 2013年8月

愛媛大学大学院森の国・森林資源特別コース

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今週の火曜日から愛媛大学に来てGISの集中講義をやっている。明日が最終日。

7月末にも集中講義をやったが、あのときは講義。
今回の集中講義は、前回の講義の実習。

だいたいこんな感じで話を進めている。

「GISは道具である。道具には使う目的がある。そこで、私の授業は儲かる林業をするためにGISをいかに使うかに話を絞る。GISハウス・「ブルース・リー作戦」・学びの三角形。オリジナルのカリキュラムで学生さんを合宿形式で鍛える。」

そして今日は・・・、「儲けるため情報は、町で山で自分の足で稼げ!」だ。

GPS、山歩きの実践授業。
壁登り、滝下り。

ともかく、学生は自分で行きたいところにいくにはどんな基本技術が必要か判ってくれただろう。

滝を下ったら、最近の測量機械で測量実習。規定の精度がでるまで、再測につぐ再測。

宿舎にもどってシャワーを浴びて、晩飯を食べたら、測量データのGISデータ化の時間制限を設けた実技試験・・・。

お陰で、彼らはコンパス測量をエクセルで処理して、そのデータをグーグル・アースに重ねる方法を当たり前にマスターした!?と思う。
明日は、そのデータと林分調査のデータを結合させて、儲けるためのデータベースの作り方のレッスンだ。

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こんな実習も明日が最終日。

大豆は難しい・・・?

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味噌を作るためにと植えたタイズ。
直蒔きでは鳩に食われる可能性があると聞いていたので、まずはベランダで苗を育てた。しかし、植え付けが遅れ、苗はもやしになりかけた。そして慌てて畑に植えた。その数、およそ20株くらい。

植えた畑を眺めて思った。
20株では味噌は作れまい。

そこで、鳩に食われる覚悟で追加で15株植えた。

ともかく、結果は・・・、散々たる状態だ。

とくに最初の20株は、写真奥。もやし状態で弱かったのか、虫にやられ病気にやられ・・・?枯れる寸前。実もつかない。
一方、追加の直蒔き。こっちは実ができ始めている。しかも鳩に食われなかった。

元気な苗でなければ育たぬか・・・。勉強になった。

久しぶりの山荘

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ハチに刺されて痒くて、痒くて・・・。
仕事に集中できなかった。

そこで、気を紛らわすため10ヶ月ぶりに山荘に行ってきた。

昨秋、美濃の倉庫でつかっていた一坪サイズのスチール物置を山荘づくりの道具入れにしようと、物置の材料自体はもっていった。しかし物置の基礎を作る時間がなく、放ったらかし・・・。
その間に、一緒に山荘作りを進めている大先輩は、着々と1.5坪の小屋を発注し、水を引き、電気を引き・・・進んでいる。

今回、満を持してスチール物置の基礎を作ることに。
12本の杭をうち、杭を材木でつないで・・・平らな面をつくった。(値段の観点から2X4の材なのが気が引ける。できればロゴソールなどで自分で山で板を挽きたいと思うのだが・・・、いかんせん、そんなことをできる丸太は私にない・・・)

この平らな面ができれば、あとは半日もあれば、物置が建つ(その予定)。
しかし、今度はいつ来れることやら・・・。

物置が完成したら、こんどこそ1.5坪の試作小屋を作りたいと思う。冬までに間に合うかなぁ・・・。
ともかく物置が完成したら、いろんな方法で基礎づくりの方法を試行錯誤してみようと思う。

当たり年?

山に激しく入るようになって20年近く経つ。
そんな中、野生動物との遭遇もさることながら
スズメバチも恐怖の対象だ。・・・だった・・・。

なにしろ、刺されて死亡する人がいる。
もちろん、マムシに噛まれて死亡する人もいるのだろうが、マムシの場合は人の気配を感じれば逃げるのでアタックされる頻度も少ない。
・・・しかし、ハチは、あんにゃろう。ときに向かってきやがる。

しかし、これまでもスズメバチが偵察モードで近づいてきた時
「俺は樹だ、俺は樹だ!」と言い聞かせて、スズメバチの羽ばたきによって起こされる風を手の甲で、頬で感じ用がじっと目をつぶってやり過ごしてきた。
そのため、さされたらハンマーで頭を殴られるような痛みというスズメバチに刺されることもなかった。

それが・・・、それがだ・・・。

この1周間の間にハチに2回刺された。しかも合計10箇所以上・・・。
一回目はムモンホソアシナガバチというアシナガバチ。
二回目は、たぶん黄色スズメバチ。
両方共一回に4箇所以上。
しかも、中途半端な刺され方もあったため、10箇所近くの毒が体に入ったのでは?

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森林調査で雑木をナタでカットしているときのこと。蜂の巣付きの雑木を右肘でパンチ。
チカチカチカと刺す痛み。
一瞬、ノバラのトゲかと思いつつ、振り返ると黄色いハチの雲。

ぎゃー、逃げろう!

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その4日後、職場の同僚が200万円の無人飛行機を鳥羽神島の山中で見失う。
私は捜索隊の先方として数十年前に耕作放棄された島のジャングルに飛び込む。

草をかき分けていた最中、乾いた羽音!!!
ギャギャ・・・。
チカチカ!

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やられてもうたぁ・・・。

さて、この痛み。
いままでハチに刺されたことはないと思っていたが、思い返すとこの痛み、何度かある・・・。
ハチに刺されたらもっと痛いのかと思っていたために、ブヨかアブかと思っていたあの傷・・・。
あれは、ハチだ!

ただし、今回のスズメバチのように一度に何カ所も刺されたのは初めてだ。

・・・わかったことは、2つ。

私は蜂アレルギーはなさそうだということ。
もう一つは、ハチは痛いよりも痒い(2晩ほど寝れないほど痒かった・・・)

体育会系森林調査

今日で3日目の体育会系森林調査。

昨日、やられた・・・。
ムモンホソアシナガバチの巣をつついたようで、少なくとも派手に4箇所刺された。
痒い・・・。
昨日、今日で4名が蜂に刺され
一人が熱中症でダウン。

学生の休みの時期にしかこんな調査はできないので
極めて暑い か 極めて寒い
時にしか調査できない悲しさよ。

体育会系森林調査1日目終了

今日は、総勢10.5名の参加で森林調査だった。
私の職場から私と学生一人。

G県森研からはスタッフ2名、旧職場の学生3名。

NN航空から3名。

G県普及員0.5名(半日)。

約半年ぶりの体育会系森林調査。

半年前は、雪の中。
現在は、猛暑の中。

もっと快適なときに調査をしたいのだが・・・。
授業があって、学生の動員ができなくて・・・。

延々と単純作業をしているだけなのだが、
それでも学びがある。
立木位置の調査スピードについては日本一の自負があるが、それでも改善ポイントを思いつく。
さて、明日はどんな段取りでやろうか・・・。

・・・しかし・・・。
こんなに太陽が早くからでて、遅くまで沈まないのだから
早朝から夕方まで調査をしたいところだが、遠方からくる職場の学生のことを考えると
調査開始が9時半になる。
そして、終了は4時。

ほんとなら、この倍の時間をかけたいのだが・・・。

体育会系森林調査

明日から、岐阜県の御嵩町で体育会系森林調査が始まる。一週間で終わるだろうか・・・。
朝早いし・・・、暑いし・・・。

なんとか、この調査を乗り切り大発見!といきたいものだ!!!

出雲大社

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旧職場にいるころから、日本書紀や古事記などに興味を持ち、それなりに原始の日本を妄想しはじめた今日このごろ。愛媛に足を伸ばしたついでに、出雲大社に行ってきた。

今年、伊勢神宮は20年に一度の遷宮を迎えるが、出雲大社は60年に一度の遷宮。

伊勢神宮のような建物の建て替えかとおもいきや、違った・・・。屋根などの修復にとどまるのが出雲大社の修復らしい。

出雲大社といえば、50メートル近くの建物かとおもいきや、まだ、それは想像の世界らしく、現存する建物は想像の範囲内の大きさ。

梅原猛の「隠された十字架」によれば、日本は敵対する勢力を征服した後、征服した勢力を手厚く扱い神にして敵対勢力のシンパの反抗意識を抑えるらしい。

出雲大社も大和朝廷の抵抗勢力を祀る社とどこかで読んだ。

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話変わって・・・。基礎に合わせて土台を削るとうのは、やり過ぎでは・・・。

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・・・ともかく、出雲大社は力強い。後ろに控える混交林も印象的な場所だった。