かねてよりの懸案事項!?
ちょっと病院に一泊してきた。
テレビも見ず(オリンピック報道にも触れず)、パソコンもなく、久しぶりに静かな一日を過ごした。
連日のオリンピック報道。41歳の葛西選手。感動の・・・。
そんな中、1つ不思議な事象がある。長野オリンピックから感じていたことだ。
長野オリンピック・・・。まったく感心がなかったあのオリンピックだったが、連日の報道でグギ付になり、気づけばジャンプ団体戦では、車を走らせ現地の場外の田んぼの中で涙していた。
あのときも気になっていたこと。「日の丸飛行隊」。
近隣諸国が靖国神社・従軍慰安婦関連でナイーブになっている時に、どうして日の丸飛行隊なのだろう。これこそ、第二次世界大戦を彷彿させることばに私には思えるのだが・・・。
あるいは、近隣諸国はお祭りということで例外扱いしてくれているのだろうか?それとも報道がシャットアウトされているのだろうか?不思議だ。
先週、一日プライベートGISトレーニングをした。
国の「◯◯加速化事業」という国会でも問題になることがある基金をベースにしたお金をつかって岐阜県が、プランナー研修(岐阜県独自)を開いている。その研修では、一斉研修を終えた人は、オーダーメイドの研修を県に依頼できる、そんな仕組みらしい・・・。なんとも贅沢な・・・。
ある事業体の方が、GISを勉強したいということで私に県から問い合わせがあった。そこで私は、一日かれに付き合った。
あれから、1週間。別件のようじがあり、その会社の彼にメールをした。・・・つもりだった。そしたら・・・。◯◯は一身上の都合で退社しました・・・。・・・。
ガッカリ・・・。
あの一日は何だったんだろう。悲しい・・・。
ケツに火がついた状態のことがあり、それを首尾よくこなすためには新しいプログラム言語を覚えないといけない・・・。これまで(10年間で1万3千本の立木位置を調査)の森林調査のデータをまとめる必要があるからだ。
プログラムといってもたいしたことをするわけではないが、覚えないことには延々と同じ操作をし続けなければならない。
先週の木曜日くらいからチャレンジして、金曜日の昼になんとかなる目処がたった。雪だったために動きが取れなかった土曜日に集中し・・・、さきほど10年のデータの整理がついた。
覚えたプログラムはpythonだが、自分がやりたいレベルならなんのことはなかった。これまで覚えなければと思いつつ尻込みしていたが・・・。ケツに火がついたおかげでなんとかなった!
覚えたよかった。
photoscanというソフトウェアを購入した。
たまたま研究費に余裕があり、試しに買ったという程度のソフトだ。
画像処理をして3Dモデルを作るためのソフト。
1 山をあるいて写真をとれば、写真に写った木の位置や大きさがわかるだろうか?
2 空中写真から樹冠高をどれくらい手軽に作成できるか?
そんな興味だ。
12月に購入したソフトだが、時間がなくてお試しできなかった。しかし、25日の職場のイベントが一段落したため、少し時間をとることができた。そこで、ここ2・3日、新しいソフトphotoscanの操作を覚えようとしている。
いわゆる、昔からの写真測量ソフトウェアと違い、このphotoscanはSfMという技術を使って3次元モデルを作るソフトだ。写真測量用ソフトで3次元データをつくろうとすれば、いろいろややこしいパラメーターを必要とした。しかも、データの処理にも時間がかかった。
ところが、このソフト。
なんのパラメーターを使わずとも3次元データができる。しかも、適当な場所に位置情報(緯度経度)を入れてやれば地図になる。
一箇所を中心にしていろんなアングルから写真をとるだけで、3次元データをつくる。
処理も早い。
なぜなら、パソコン処理技術の向上で、昔は一晩かかったような処理も、いまでは数分で終わってしまう。しかも、こういった画像処理系はGPUというグラフィックカードが処理を分担してくれる。
こういった新しいソフトや処理技術の向上で
昔はほぼ不可能だったことも、いまでは可能になった。
新しい技術が世に紹介されれば、ユーザーの裾野が広がりつつ
同じようなことを皆がやるようになる。
まぁ、私の場合、そういうところで競っても
あまりお役に立てそうにない。賢い人はたくさんいるし
新しい技術がでれば、あっというまに解決されるようになる。
ソフトやコンピュータではできないこと
ソフトやコンピュータでは思いつかないこと
そういったところで頑張らなくっちゃいけないな。
数年前は、こういったソフトが出て来れば
喜んで、あれもこれもやってみたいと頑張ってはいたが
いまは、そんなのはそこそこに・・・。
もっと思考・妄想勝負のところで頑張らなくちゃと
こういった新しい技術を目の前にして思った。
画面の写真は、適当に撮影した5枚の画像から
カメラの位置を割り出し、写ったものの3次元モデルを計算している。
(特に、何もせずともここまではボタン一発でできてしまった)