月別アーカイブ: 2015年1月

本日の成果

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夜勤明けのいとこと一緒に現場に行ってきた。
墜落させた日は、無策に探していたが、今日は違う。
GPSをもっている、ローラー作戦のためのちずも持っている。

現場に入ると・・・。この写真は雪崩のあと(小規模)。谷底まで雪だるまが落ちていった。
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表層雪崩直前の現場。この上も、この下も探す。
危険・・・。(ただ、数日前に降った雨で雪が固まっているので、雪崩の危険はないだろうが気分はよくない。
POD

本日捜索は2人で午後1時から4時20分まで。オレンジ色の部分。
筑波の仲間から、いろいろ検討した結果ピンクが怪しいと、捜索を終えたあと連絡があった。
31日また行くことになっている。

明日の作戦

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墜落したと思われる怪しいところを
格子にわけて、怪しいところに優先順位を立てて探していく
これがいとこの作戦。

大雪で思ったように動けるか不安だが・・・。

降雪でも決行!

ちなみに土曜日は、他のチームが空撮してくれることになったので、再び現地に入ります。

高山捜索

消防につとめるいとこに、高山でヘリが捜索不明になったことをつたえると、彼は興奮し私に言った。
「探しに行きましょう!」嬉々としていう。

それにはすこし背景がある。
彼は消防でいろんな捜索をすることがあるものの、その捜索の戦術に物足らなさを考えていた。
彼の捜索経験から、こうしたら捜索が早くできる!という仮説ができた。
(どこかで発表して賞をもらったという)

そして、その仮説を検証する事例を探していた。
職場でいきなり、それをやるわけにはいかない。予行演習の場を探していた。
そしたらヘリの捜索の話がきた。

彼は乗ってきた!よし、自分の仮説を試したい。
彼は一人でも行くという。
そういうわけにはいかまい・・・。

私も、彼の仮説の検証プロセスに立ち会うため
厳冬期の高山(1300m)に行くことにする。

決行は木曜日だ!

高山空撮

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予告通り高山の雪害空撮に行ってきた。
PC上に飛行コースを描画し、その描画した先にしたがって飛行させて地上の様子を撮影する。

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同僚と、美濃のガレージで集合し、現地へ!

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まずは、飛騨高山スキー場周辺を南北に縦断する林道を空撮。高山市街地から飛騨高山スキー場の道中は処理された倒木が多かったが、高山スキー場あたりになると、まったく被害なしのようだった。

次のコースを撮影しようと飛行させたら・・・。
ヘリは帰還しなかった。つまりどこか山の中で墜落。
ともかく探そうと、スノーシューズで林道を歩く。
ヘリ見つからず・・・。

ショックが大きくて呆然としている。

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読者カード

現代林業という雑誌がある。
その雑誌に10月号、11月号と載せていただいた。

この現代林業は、「森林境界明確化」について1年間連載していたりした雑誌だ。
1年間の連載で・・・、とりだててなにか反応を頂いたこともなかった。
あったのは、連載を知ったいくつかの県から、講演を頼まれたことがあるという程度だ。

しかし、今回の10月「GISをどう活かす」11月「ゾーニング」の個別の記事は、極めて珍しく、読者からの反響をいただいた。
それぞれ、得るものがあったという感想だ。

林業を俯瞰するには、林業から離れること
これが持論の私は、ガッツリと林業の実際に係ることはしない。
1つのことに係ると全体が見えなくなると思っているからだ。
部分の正解は全体の正解にはなりにくい。
だから、比較的いつも唯我独尊で考えてしまう。
そんなことも何かのお役に立てているようで、胸をなでおろす。

さて、あと数日締め切りで来月発刊予定の現代林業では再度筆を取ることになってしまった。
「ドローン」の紹介をさせていただくことに。

これは、空の産業革命といわれるドローンが林業にどんなことをもたらすかを、現在の私の思うところを書いたも。
All About Drone。これを読めば、ドローンの全体像(何ができて、どんな問題があって、買おうとすると何に気をつけ、練習はどうするか)が把握できるものにしたい。
上手にかけているといいのだが・・・。

少々不安・・・。

さて、明日はどんなドローンを使って高山市役所の依頼によって、雪害でダメージをうけた林道の空撮を行う予定。

1995年

思い出深い1995年。

その年阪神大震災。
オウムサリン事件。
兄の死。
暑い夏。
離職。

あれらは、すでに20年。
阪神大震災、オウム、暑い夏、離職・・・。
遠い記憶だ。

しかし、兄の死は・・・、まるで昨日のように鮮やかによみがえる。
いまもまれに年を取らない兄が夢に出てくることもある。

兄の死によって、人生を見つめなおし、離職して今がある。
兄にもらった今の人生。

もっと毎日、人2倍頑張らないと・・・。

アド街ック天国

土曜日、空手を終えて食事を終えて・・・、ときどきアドマッチク天国というテレビ番組を見る。

割りと気になる番組だが・・・、寂しいことがある。残念なことが・・・。

町の宣伝・名物を取り上げる番組だ。
ゲストは◯◯町といえば、△△と自らの◯◯町感を述べる。全く残念なのは△△に食事屋をあげるゲストがいることだ。
私には理解できない。◯◯町は、◯◯町でしかない光栄。つまり、歴史、環境・・・、それがその町の代名詞ではないだろうか。ところが、お店を語るゲスト。彼らにとって、その店が他の立地にあったら・・・。どうなるのだろう。一件の店は簡単に動く。彼れにとって町の歴史・環境など無関係ということか。森を見ずに木を見る。

そういったゲストのコメントを許容し続けるディレクターの感覚はどうなっているのだろう。

冬の蚊

昨晩、長良川河畔を散歩していた。
河畔の街頭に力なく飛び交う蚊。

どうして、こんな時期に羽化してしまったんだろう。まぁそういう運命だったんだろうけど・・・。あの蚊、この季節しか知らずに終える。

あの賑やかな夏のザワメキを知ることなく・・・。

岐阜市最高峰

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岐阜市に住むようになって10年以上経つ。

山登りは趣味というわけではないので、ただ山に登るというために山に登ることはない。トレーニングのために山に登る。それが私の山登りライフ。仕事で山(日本の山・世界の山)にのぼることがあるが、そこで苦しい思いをしないように。趣味の空手での下半身強化。そんな具合だ。

ということで、もっぱら登るのは家の裏山である金華山。
だから、10年以上岐阜市にすんでも登ったことある山は金華山のみ。

今日、はめじめて岐阜市の最高峰に登った。百々ヶ峰だ。
歴史があるわけでもなく、大して期待していなかったが、登ったらなかなか見晴らしがいい山でまた登りたくなる雰囲気だった。木曽川と長良川が一度に視界にはいり、天気がよければ海まで見えそう。
途中の道(ほとんど舗装された道路がある)は周りの風景がよくみえ、太陽もあたる明るい山道。

知らんかった・・・。

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途中の公園チックな造作も、山小屋づくりに参考になる。

・・・また、来よう。

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民主主義という宗教

昨日からフランスで大事件だ。
イスラム教徒のし掛けた事件のようだ・・・。
しかし、TVを見ていたら残念な気持ちになった。

フランスの出版社のイスラム教を侮辱した(ような)風刺漫画がきっかけらしい。
しかし、彼らは、「表現の自由」を守るという論理で「脅しに断固屈しない!」というメッセージを発しながら、脅しにかかわらず風刺続けた。そして・・・、今回の事件。そしてイギリス・アメリカは断固した処置を指示。

あ~悲しい世の中。

私なら・・・。
最初の風刺漫画でイスラムからクレームがあったとき、あ~イスラムはこんなことをすると感情を害するのだな。そこで学習し、次からは同じようなことはしない。(これは日本的な考え方ではないかと思っている)

一方、いまの論調では西洋かつ民主主義の論理では、自分の権利「表現の自由」を守るために徹底抗戦を主張する。

そういえば、同じような気持ちは、北朝鮮のコメディー映画の件もあった。私はアメリカに非があると思う。どんな国家であれ、一国のトップを笑い飛ばす失礼はするべきではないと思う。しかしアメリカは「表現の自由」は脅しによって屈しないとして上映を促す。

こんな相手をおもんばからない、自分のものさしでしか世の中を測れない「表現の自由」ひいては「民主主義」は、悲しい・・・。
ESDを民主主義の土俵で議論するには無理がある・・・。・・・と思う。

「思いやる」「相手をおもんばかる」ことは、宗教・法律・主義などよりも優先する世の中であって欲しい。そういう世の中で生きていきたい。民主主義という殻をかぶった宗教対立であってはいけない。