昨日からフランスで大事件だ。
イスラム教徒のし掛けた事件のようだ・・・。
しかし、TVを見ていたら残念な気持ちになった。
フランスの出版社のイスラム教を侮辱した(ような)風刺漫画がきっかけらしい。
しかし、彼らは、「表現の自由」を守るという論理で「脅しに断固屈しない!」というメッセージを発しながら、脅しにかかわらず風刺続けた。そして・・・、今回の事件。そしてイギリス・アメリカは断固した処置を指示。
あ~悲しい世の中。
私なら・・・。
最初の風刺漫画でイスラムからクレームがあったとき、あ~イスラムはこんなことをすると感情を害するのだな。そこで学習し、次からは同じようなことはしない。(これは日本的な考え方ではないかと思っている)
一方、いまの論調では西洋かつ民主主義の論理では、自分の権利「表現の自由」を守るために徹底抗戦を主張する。
そういえば、同じような気持ちは、北朝鮮のコメディー映画の件もあった。私はアメリカに非があると思う。どんな国家であれ、一国のトップを笑い飛ばす失礼はするべきではないと思う。しかしアメリカは「表現の自由」は脅しによって屈しないとして上映を促す。
こんな相手をおもんばからない、自分のものさしでしか世の中を測れない「表現の自由」ひいては「民主主義」は、悲しい・・・。
ESDを民主主義の土俵で議論するには無理がある・・・。・・・と思う。
「思いやる」「相手をおもんばかる」ことは、宗教・法律・主義などよりも優先する世の中であって欲しい。そういう世の中で生きていきたい。民主主義という殻をかぶった宗教対立であってはいけない。