消防につとめるいとこに、高山でヘリが捜索不明になったことをつたえると、彼は興奮し私に言った。
「探しに行きましょう!」嬉々としていう。
それにはすこし背景がある。
彼は消防でいろんな捜索をすることがあるものの、その捜索の戦術に物足らなさを考えていた。
彼の捜索経験から、こうしたら捜索が早くできる!という仮説ができた。
(どこかで発表して賞をもらったという)
そして、その仮説を検証する事例を探していた。
職場でいきなり、それをやるわけにはいかない。予行演習の場を探していた。
そしたらヘリの捜索の話がきた。
彼は乗ってきた!よし、自分の仮説を試したい。
彼は一人でも行くという。
そういうわけにはいかまい・・・。
私も、彼の仮説の検証プロセスに立ち会うため
厳冬期の高山(1300m)に行くことにする。
決行は木曜日だ!