月別アーカイブ: 2015年3月

愛媛北条鹿島空撮

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3月26日、27日と愛媛県の松山市にある鹿島という島の空撮に仕事を休んで行ってきた。
目的は2つ。1つは自作ヘリの調子を実践でみるということ。2つは昨夏に頼まれた(愛媛大学の非常勤をしているときの聴講生の一人から頼まれて)鹿島の空撮の練習だ。

ヘリは自動航行させることができるものを作り、その操作も覚えたので、以前と比べ空撮次の緊張は随分緩和された。
しかし、一方で飛行速度などのチューニングの仕方がいまいち分からず、思ったような飛行をさせる自信がない。
今回の実践でいろいろ改善点を発見しようと思っている。

並列のバッテリーにした時の電池のヘリ具合。
電圧のモニタリングシステム。
・・・いろいろ・・・いろいろ。

また、番外編だが、ヘリを入れるケースを試作した。車で移動することが前提では行動範囲も限られるので、公共交通機関でもいどうできるようコンパクトなケース作りに心がけた(写真は2台のヘリが入っている)。
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運用の仕方で飛行速度を調整する方法を覚えたし、離陸、着陸のときの速度も覚えたし。
テレメトリーという電圧や飛行中の位置のモニタリング方法も覚えたし。
いろいろと得られるものがあった。

ケースも然り。

新学期が始まり、開発速度が遅くなってしまうが、なんとか意のままに操作できるように調整したい。

003

ひるがの最新情報

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ひるがのに行ってきた。
今、私は険しい状況だ。
美濃の倉庫を4月末で明け渡さなければならなくなった。
岐阜市から小牧への引越しに加え、美濃市から小牧への引越し。
しかし、小牧には入りきらない荷物もある。すでに、私のにもつだけで、部屋2つを物置にしてしまっている。となると、頼りになるのは「ひるがの」なのだが、まだそこには物置しかない。

ともかく、4月末までに小屋らしきものを作らねば・・・と気持ちは焦る。
そこで様子を見に行ってきた。小牧では使わないだろうと思われる少しの荷物を物置に移動することのついでに。
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すると、雪はまだ車の高さほどあった。

雪の壁に階段を作り物置に近づく。
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今回わかったことだが、なんとか風雪に耐えていた物置だが、床材の痛みが激しい。無塗装で常に雪を被り湿っていては、朽ち始めたところもあった。

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昨年末に作成した基礎は、いまだ深い雪のなか。足場がすっかり埋もれている。
4月には雪解けしていないのでは・・・。

どうしたらいいんだ・・・。
ラフト×2、カヌー×4、オールドバイク×2・・・。

東北

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3月16日の午前6時半に職場を出て、職場の特殊車両を運転し、仙台に行ってきた(15時半くらいに到着)。昨年とほぼ同時期の東日本被災地を撮影し、復興状況を記録するためだ。

東北被災地は、これで三回目になる。一回目は2011年9月。石巻専修大学の先生のご案内によって訪問した。二回目は昨年の3月11日、一回目と同じ所+松島から石巻の沿岸部、大川小学校から南三陸町の沿岸部だ。今回は、それらに加え、南三陸町から陸前高田まで足を伸ばした。

職場から仙台、仙台から石巻、そして陸前高田と走り仙台に戻りフェリーで搬送(人は新幹線で帰り、車だけ送る)。2日間の総走行距離1100キロ。私が一人で運転したことになる。

陸前高田は驚いた。

嵩上げのためのベルトコンベヤーが縦横無尽に走り、無人の陸前高田にピラミッドの基礎のようなものがあっちにもこっちにも。

嵩上げは、昨年の撮影のときから私には疑問符だった。今回は更にそれを強く思った。
すこし、嵩上げに至る住民集会の記録などをあたってみようかと思う。

私は漁などのために海の近くにいたいということなら、自宅と仕事場を切り分け、嵩上げせず番屋ですまし、家族は高台に暮らすのがいいのではと思うのだが・・・。大川小学校の慰霊碑に地域のなくなった方の年齢があった。ほとんど高齢者と幼児。まれに中高生。20代、30代、40代の方は僅少だ。自宅にいた人が犠牲になったようなので、自宅は安全なところに建てたほうがいいのでは・・・。と思う。

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空手道部 合流

本日、足掛け4年の夢叶い、職場の空手道部の学生と合流した。
彼らは春休みだが、10時から13時半まで練習に。

残念ながら5名しか来ていなかったが・・・。

頑張れ若者!

名古屋大空襲70年 で思う日本

70年前の今日、名古屋大空襲があったそうだ。ニュースでいっていた。
そして、あれがどんなに大変だったか。アメリカはどんなに計画的に空襲をしかけたか。何人の人がなくなったか・・・。挙句の果てには、死者が多かったのは、警報が遅かったからだという分析も・・・。そんな話がニュースになっていた。

この手の話を聞くたびに「?」と思うことがある。

日本の隣の国々は、太平洋戦争の日本の非道を、事実か事実かわからないまま(私はそう思う)、もう70年近く怒っている。こんなに近くの国で、同じような顔をしている身近さなのに怒っている。怒っているなら、申し訳ないかなぁと思ってしまう。

しかし、日本が近隣諸国に申し訳ないと思うなら、アメリカは日本に申し訳ないと思わないといけない。

いまの戦争なら、たとえ中東の紛争でも「民間人の無差別」攻撃は非難の対象だ。アメリカは、それをし続けた。こんなのは、戦争の常識から言ったらもっとも非難されるべき行為。原子爆弾はもっての他だ。報道は、だれもそのことを怒っていない。戦争でアメリカが行なったことの非難は、聞いたことがない。私はアメリカを非難しないのが国際スタンダードなら、近隣諸国の主張は聞く余地はない。一方、近隣諸国の主張を聞くなら、アメリカは最大に非難されるべき国。

いま、世界各国にアメリカの軍を置くのは、同盟国をまもるためでなく、本土を戦場から遠ざけるために各地に軍隊を於いている。

日本は、自然災害にしても戦争にしても、どんな悲劇も受け入れて消化してしまう特殊な国民性だと思う。

量産二号

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先日の1号機、絶好調で、改良に改良を重ねているさなか、配線を間違え煙を吐き(玉手箱状態)、それが原因か、その後なんとも調子が悪い。しかし、もういろいろいじれるようになったため、調子を戻す自信はできた。

そんなことで、このタイプのヘリ(4つのプロペラ)では、載せるものの重さや飛行時間との制約が多いので、思い切って6つのプロペラのヘリをつくってみた。これなら、一眼レフも載せられ、バッテリーも数本載せられるかも。

山を空撮するときは、はやり飛行時間が長くないといけないと思うので、これからの力点はこのタイプ以上のヘリにすることに使しようと思う。8つのプロペラまでなら、なんとかいまの作り方でできそうだが、当面はこの6つのプロペラで頭打ちいしておこう。

これからは利用の修行に入ります