月別アーカイブ: 2015年8月

付属中学

実は先月から、職場の付属中学の生徒さんへの学びサポートを行っている。
この付属中学の目玉は、1から3年の縦割りグループで”あることを調べ”小学生にプレゼンするという、学校祭のイベントだ。付属中学ということで、私に、縁あって白羽の矢がたちお手伝いすることに。

この付属中学、みんな勉強している。
夏休みは、はじまったら即、勉強合宿。カンズメになって1日10何時間も勉強し続ける。
その後、数週間の休みがあるが、盆明けには補習という名の勉強が始まる。わたしがお世話しているイベントもその補習の一環だ。

3日まえ、学内のキャンパスの森林観察を3時間実施。
昨日、今日はグル-プにわかえれた私の部屋に直接質問タイム!

そんな接点があったので聞いてみた。
「そんなに勉強してなにになりたいの?」

生徒たちはそれぞれ、語ってくれた。
医者、薬剤師、小説家、車を作る、研究者、理解系の仕事・・・。

ちょっと感心した。
この付属中学の生徒の多くは、うちの大学というよりも全国の著名大学に進学していく生徒たち。
それぞれ、なりたいものをもっていることに少々感動した。

tossanありがとうございました。

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昨日、再び小屋作りに向かう。
本来は日・月とテントでまりで作業を続けようと思っていたが、月曜日は雨のようだったので、テント泊は止めにして、今日現場に。

作業の第一は、小屋の開口部分を応急的に塞ぐことから始める。
理由は、雨がしのげる場所として虫が巣をつくりはじめてはこまることに加え、
材木の刻みに思いの外時間がかかりそうなので、ともかく小屋の内部に風雪があたらないようにするためだ。窓はポリカーボネイトの廃品でとりあえず塞ぎ、ドアはパネコートで塞いだ。
ますます、バラックめいてきた・・・。

さて、次の作業。
日曜日の雨はすごかったようで、デッキ下の地面(材木置場)には水が流れた跡が・・・。そして材木もびしょ濡れだった。いまの小屋の材料は雨に濡れて、そして傷んだ。
同じ失敗を繰り返さまいと、材木置場の材木を大方抜き出し、干して、一本一本の4面に風が抜けるように板木を当てて格納。デッキからの雨が当たらないように、シートを丁寧に被せた(これが難しかった)。

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そんなことで、加工出来た材木は1本だけ・・・。
あー、このペースだと完成はいつになることやら・・・。

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ところで、木材4寸の柱を注文して120mmきっかりのサイズと思っていたが、製品サイズにばらつきがあり、120~122mmのものがある。これは自分で120mmにせよということか・・・。
これまで、サイズ、直角、直線が材木に出ているものとして墨付けをしてきたが、どうやら材木に芯つけて、芯から寸法をぼっていくようにしないといけないことに、この歳にして気付いた。

手刻み加工スタート

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現在、カタチが出来上がっている2m×3mの小屋(第二期工事)だが、第三期工事では同じサイズの小屋を連結して4m×3mの空間を作る予定だった。しかし、第二期工事の途中から、疑問が・・・。
現在、土台同士はボルトで接続し、土台とパネルをボルト締めし、パネルとパネルとで柱をサンドイッチするようにしている。工法が簡単で、強度もそれで持つだろう(希望的観測)と思っているからだ。
しかし、つくってみると材木の歪みの影響で、パネルを取り付ける最後の箇所で全ての歪みを受け止めなければならないことに気付いた。しかも、第五期工事では2階をつくろうとしているため、小屋に梁を持たせていないいまの構造では不安も・・・。

そこで、工法を全面的に見直し、通常の木造建築家屋と同じように柱だけで自立できる構造をつくり、そこにパネルをはめ込むことにする。(ちなみにわざわざパネルにするのは、分解、立替を簡単に行うためだ)

それには、木材の接合方法をゼロから学習せねばならない。インターネットで調べつつ、現地で作成したデッキの刻み寸法を採寸し、どうやって加工したらいいのか、ミニュチュアをつくって学習してみた。

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丸のことノミ、手ノコをつかって加工するのがいいのでは?という結論に達し、刻みを始めた。

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今日のところはここまで。
キャンプをして作業を続けようかと思ったが、次の日の天気が悪いといことから、ここで本日終了。

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さて、まだまだ刻まなければならない材木はこんなにもある・・・。

また汗をかきに行ってきた

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前回、最小限の小屋の形ができた。しかし、うっかり出入り口のところにボルトを出してしまっていた(写真の穴のところにボルトをさしていた)。基本モジュールを組み合わせて家を作る試験をしているために、部材は統一規格にしている。そのため、あるカタチの家を作るときには不要になる穴が随所にある。

出入口をつくるためには、そのボルトを抜かねがならない。そのため、組み上げた家をばらす・・・。バラシの最中に小屋がデッキからずれた(デッキと小屋は固定していない)。そのため、荷締め具で小屋を動かし、一苦労・・・。

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次は、開口を塞ぐための窓だ。
ガラスは値段が高いので使わずに、美濃の倉庫で経験したポリカーボネイトの板でガラスの代用にする。美濃の倉庫では、プラダンといわれる緩衝材をガラスの代用にしていたが、直射日光のあたるところでは、1年もしたらボロボロになった。今回つかうポリカーボネイトの板は、紫外線に強い材料。値段も許容範囲。

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今回の窓は、美濃の倉庫で使っていたツーバイフォーとエゾマツの胴縁を、カンナで削り枠をつくった。窓枠の下面にできる隙間から雨をよけるために、杉材の雨ガードをつける。
1 ツーバイもエゾマツも雨に強そうだが、この杉材は明らかに雨に弱そう・・・。
2 ツーバイの歪みを取らないと立て付けが悪くなる。
この2点は大きな気づきだった。

さて、次回は窓を塞ぎ、出入り口を作ることにチャレンジしたい。